2000/10/15 PM 9:46
昌宏の言葉(浮かんできた)
医療ミス事件ショートストーリー(霊界通信により書かれた)
最近、新聞誌上を賑わしている連日のニュースはマンションの高い建物から、人が転落して亡くなる事故が相継いでいて事故が自殺かで真相が追求されていた。
ある保険会社の依頼を受けた探偵事務所の尾襖 正は調査をしていた。
そして、この半年に月に10人が転落死している患者がいるということで怪しまれていた、神経科のストンランド診療センターに、尾襖 正は調査の為にノイローゼ患者として行った。そして診察を受けると医者は次々に薬を投与をしだした。
尾襖は医者に毎日眠れなくて気分が悪く憂鬱になると言った。
すると医者はこの薬は気分が爽快になる薬で人によって副作用もあるが我慢すればいいと言った。
尾襖は医者からもらった薬は飲まずにとっておいた。
そして診察に行って、小型のカセットテープを台の上に忘れてきたのだ。
それで気がついて、数日してそれをとりに行ったのだ。尾襖は英語の勉強をしていて、いつも小型カセットテープを持ち歩いていた。
それは録音も出きるのだ。すぐに見つかって戻してもらった。
そして、家に帰ってそのテープを聞いてみると何と録音が入っていたのだ。偶然に入ったものだが、医者と製薬会社の者の会話だった。
それは次のような内容だった。
製薬会社 「 先生、例のあの気分を爽快にする薬は患者に投与してますか。データーの記録はありますね。」
医者 「あの薬は色々と患者に投与しているのだ。気分は爽快になるはずだから、しかし副作用もあるようだ。」
製薬会社 「先生、あの薬はよく効きますよ。気分が爽快になり、まるで空を飛んでいるような大胆な気分になるんですよ。
それで飲んだものは高いところへ行きたがり、そこから飛びたくなるんですよ。それで事故で死んだ者もいるようですが、自殺と思われて薬による事故とは今のところ分かりませんから大丈夫です。
内の社の者で実験に飲んだ者もいましてね、それで別の者が付き添って監視していましたら、その飲んだ社員は高い所へ行って、飛び降りろうとしたので監視の者がとめたのです。もう少しで危なかったですよ。
この薬はまだ改良の余地があります。先生、もうこの辺で実験の投与は止めたほうがいいですよ。世間に知れる前に、最近の例の転落事故のことが知れて騒がれるので。」
END