4月の北京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権で、100メートルと200メートルの平泳ぎで五輪代表権を獲得しました。日本代表チームでは男子で一番年上になり、キャプテンにも選ばれました。まずは自分が結果を残し、チームを盛り上げていきたいです。
チームに同年代がいなくなったのが寂しいですね。選考会を最後に引退した自由形の細川大輔選手は、アテネ五輪後のムードメーカーでした。彼は「ひと足先に水から上がるけれど、おれが康介の一番のファン」と言ってくれました。僕も「おまえは悔しいかもしれないけれど、おれも一緒に悔しい」と答えました。
アテネ後に1年休養したバタフライの山本貴司選手も引退しました。シドニー五輪から僕の面倒を見てくれたお兄ちゃんみたいな先輩でした。05年世界選手権の後に「もう1回やりましょうよ」と声をかけたら、「もうあかんやろ」と言いながら練習を始めてくれた思い出があります。
みんな五輪に行くために4年間頑張ってきた。人生の中では短い時間かもしれないけれど、僕らには長い4年間です。その時間を誰もが誇りに思っていいし、僕も五輪に出られなかった選手の分まで活躍しなければいけません。
北京五輪後、僕が一日教師を務める「コカ・コーラ 未来への夢はじめよう。」プロジェクトを開きます。三つの小学校を訪問します。金メダルを持って行き「夢はかなえられる」と感じてもらえたら最高です。学校を公募しているのでホームページを見ていただけたらと思います。