民主党籍を持つ達増拓也知事は25日の定例記者会見で、鳩山新政権について、「なかなか良い滑り出しだ」としつつ、「民意を集約して政策にしてゆく活動が、党全体で活発になってもいいと思う」と注文をつけた。
マニフェストについては、公約通りの実行を「基本」としつつ、「議論の結果、民意に沿わないなら変えた方がいい」と述べた。
このほか、ダム事業の見直しに関しては、県関連のダム事業は、5年ごとに大規模事業評価専門委員会で外部評価を受けていることを挙げ、「(事業精査を)同じようにやれば同じ結果になる」とし、認められるとの見方を示した。【山口圭一】
毎日新聞 2009年9月26日 地方版