![A MEETING|3Mとの出会い](/contents/021/850/754.mime7)
3Mにエントリーしたのは先輩からいい会社だという話を教えていただいたことがきっかけであり、それまではいろいろ調べてみると見たことある製品がポツポツあるなぐらいの情報しかありませんでした。そんな状況だったので、最初はとりあえず練習に受けてみようとしか思っていませんでした。説明会・一次面接で人の温かみのある良さそうな会社だなという印象を受け、2次面接・最終面接と進むにしたがって興味が増していきました。当初は機械系で研究してきたこともあり機械メーカーを志望していましたが、その額縁を外してみると3Mでも自分次第でやりたい仕事はいろいろできるのではないか?と考え始めました。内々定をいただいた後に社員の方々に会う機会を設定していただきましたが、その方々が忙しそうだけど楽しそうに話をされていたのが非常に魅力的でした。いろいろ悩んだ結果、仕事内容以上にここで働きたいと思える環境が重要だと考え、3Mに入社を決めました。
![I think MY STYLE|私の仕事と日常](/contents/021/850/757.mime7)
テープ製造部で塗工・スリットグループに所属し、新製品立上げと外部製造委託製品の工程管理を担当しています。生産性・収率・品質の維持および向上により製造コストを削減することが命題です。トラブルが発生した場合には現場でのタイムリーな状況判断が求められ、トラブル発生原因・今後の対策・顧客への不良品流出防止策を考え、良品のみが納期通り顧客に流れる仕組みを作りあげる必要があります。また、ラボからの開発品を安定製造できるように試作から量産まで協力し合って立ち上げる際にはこれまでにない製造プロセスを作り上げることも考えなくてはいけません。以前はコーポレートプロセスラボで塗工技術開発グループに所属しており、新しい塗工技術の開発、ラボや製造部のサポート業務を行っていました。サポート業務とは新製品の試作から量産までの課題解決、現行製品でのトラブル対応および設備導入支援が主となるため、グローバル3Mの技術者全員がプロセスラボのお客様となります。
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製造部の仕事は様々な問題を抱えながらも量産体制を整え顧客から納得いく回答をもらってビジネスを勝ち取った時が何よりも達成感を感じるポイントです。ビジネスを取ってからも安定製造を続けることは大変ですが、製造・販売・技術の各担当者が「I
think」しながら課題を乗り越えていき、喜びを分かちあえるのは言葉にできないものがあります。自分が製造という重要な役割を担う責任感こそが仕事のやりがいです。コーポレートプロセスラボにいた時の仕事は自分の開発した技術が社内の設備に展開する可能性を秘めていること、またサポート業務で関与したプロジェクトがビジネスとなり製品として市場に出回ることは大きなやりがいでした。一度コーポレートマテリアルラボからの依頼で顧客に出すきれいなサンプルを試作機で塗工したいという依頼があった際に、考えられ得るいろいろな対策を試しても要求内容を満足できなかったことがありました。ラボの方も今のままの材料では厳しそうという見解を持ち、私が現状では無理ですと言ってしまえば再度開発のやり直しです。しかし、このままで諦めたくないという思いがあったので、少し時間をもらって新しい対策を考えさせてもらうことにしました。これなら何とかできるかもしれないというプランを立て、再度試作を行ったところ要求通りのサンプルを作ることができました。私としても嬉しかったですが、それ以上に依頼者の方が非常に嬉しそうで、「本多君のおかげで素晴らしいサンプルができました。本当にありがとう。」という言葉をいただけた時には大きな達成感がありました。
どちらの仕事でも感じたのは自分のあるべき姿とすべきことをしっかり見据え、何ができるのかを考えることです。時間と能力が不足している場合は周囲を巻き込んでサポートしてもらうことも自分で判断していかなければなりません。成功させるために自分ができることを考えて実行していく、それが私の「I
think」です。 |
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写真は塗工・スリットグループのでこぼこ若手3兄弟です。体力と根性をモットーに忙しい時こそバカ話も交えながら日々頑張っています。
![MY FAVORITE|3Mの魅力](/contents/021/850/766.mime7)
会議では若手であっても発言・質問は歓迎されます。
どんな所で新しいブレイクスルーやアイデアが見つかるかわからないので、とにかく意見を出し合おうと意識が根付いているのではないでしょうか。
![POCKET BOOK|1日の働き方を公開](/contents/021/850/767.mime7)
9:00 |
眠気と格闘しながら出社し、メールチェック。 |
10:00 |
担当製品の会議。営業からの顧客状況を基にラボ・製造の状況を情報共有する。誰がどのようなアクションを取っていくかを話し合い、次回の会議までに各自の課題を完了させるという形で終了。 |
13:00 |
新製品の試作。急遽立ち上がった上にスケジュールもタイトなビジネスのため、量産プロセスの確立が目的。現状の設備で安定製造可能かどうか、どんな要因で不具合が起きるか、設備改造の必要性などを見据えて頭と体をフル稼働。 |
20:00 |
帰宅。夕食は肉野菜炒めをメインとし、目玉焼き・味噌汁を作ることに決定。昨日も肉野菜炒めだったので、今日は味付けを変えて対応・・・。テレビを見ながらビールと夕食で一日の疲れを癒す。 |