3Mとの出会いは、たまたま就職活動中に、3Mに入社した先輩の話を友達から聞いたことが、きっかけでした。入社を決めた理由は、社員の方の人柄です。実際、説明会や面接を通じて、何人かの社員の方とお話しする機会があり、人柄の良さや社風の良さが伝わってきました。自分のやりたいことと会社選びの優先順位をリンクさせたときに、ほかのことは、どの会社でもできることだと感じました。しかし、人柄などはどうにもすることができないと思ったからです。
一般消費者向けの商材を開発しています。私が開発を担当している製品は、ナイロンたわしやネットスポンジなどの<スコッチ・ブライト>というブランドをもつ家庭用クリーニング製品です。開発と一言で言っても、その範囲は広く、新製品のアイデアを出すことから発売後の技術サービスまでを担っています。また、3Mの特長だと思いますが、製品開発は、主にマーケティング担当者と製造担当者とともに共同で進めていきます。3Mでは、総売上に対して、常に新製品の割合が一定以上になるような数字目標があります。常に新しい製品を生み続けることが、開発にも求められます。
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研修期間直後に新製品開発プログラムの担当になりました。最初のプログラムはコンセプトに見合った製品を決まったタイミングで完成させなければなりませんでした。まず、求められている製品コンセプト性能を技術的に噛み砕くとどのような設計となるのか考えました。さらにお客様の年代層やライフスタイル、コストなども加味し、コンセプト性能とともにバランスよく製品設計する必要性を感じました。そこで実験結果と使用感をもとに、全体としての性能バランスを調整しながら作り上げてゆきました。
製品は2008年2月に発売となりました。やはり、店頭に並ぶとうれしいものでした。アイデアであったものが製品として店頭に並ぶまでは様々な担当社員が関わっています。製品がでるまでに、私は多くの方からアドバイスを頂きました。 |
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幅広い年代層をもつ部署です。
みなさん気さくで優しい方が多いのでいろんなコメントやアドバイスを頂けます。また、年齢が近い先輩や後輩も多いので一緒に考えてアイデアを出し合ったりもします。
社員の人柄だと思います。
他部署にもいろいろお願いをすることも多いのですが、
みなさん丁寧に教えて下さいます。
10:00 |
メールチェック、会議や報告資料作成、実験計画を立てたりします。海外3M社員とも頻繁にメールで情報交換します。 |
14:00 |
製造、マーケティングとのミーティング。開発製品の詳細について意見が飛び交います。ここで出た技術的な疑問に関しては実験などで後に報告する必要があります。 |
16:00 |
いくつかのプロジェクトを進行させているので、スケジュール管理が大切になります。スケジュールと照らし合わせながら実験を進めます。 |
18:00 |
先輩社員に相談。まだまだわからないことばかりなので、開発に必要な手続きや準備を確認したりします。技術的質問や手続き上の質問など用件は様々ですが、他の部署に聞きにいくこともよくあります。 |