25日、会談前にアフガニスタンのスパンタ外相(右)と握手する岡田外相=ニューヨーク(共同) 外相、給油問題「これから検討」 アフガン外相と会談【ニューヨーク共同】ニューヨーク滞在中の岡田克也外相は25日、スパンタ・アフガニスタン外相と会談。アフガン側がインド洋での海上自衛隊による給油活動の継続を要請したのに対し「日本の国内問題として、これから検討していきたい」と述べた。 岡田外相はアフガンおよびパキスタンへの復興支援は外相として取り組むべき重要課題の一つとした上で、日本のアフガンに対する20億ドル(約1800億円)の支援が「日本国民の税金で実施」されていることを認識してほしいと要請。8月に実施されたアフガン大統領選について「民主主義の大きな一歩」と評価した。 スパンタ外相は日本の支援に謝意を示し、給油問題については「日本が独自に決定すべき問題だが、(パキスタンなどの)同盟国が(国際テロ組織)アルカイダと戦うための支援として継続してもらえるならば大変感謝する」と述べた。 岡田外相はこの後、帰国の途に就いた。 【共同通信】
|