2009年10月03日

【業務連絡】大手広告代理店社員による未公開株詐欺エントリーを強制公開停止&ライブドアブログ閉鎖予告されました



名誉毀損・プライバシー―報道被害の救済 実務と提言
名誉毀損・プライバシー―報道被害の救済 実務と提言



今迄、ライブドアブログは言論の自由に強いよ!各所で吹聴していましたが、どうも当方の勘違いだったようです。
拙ブログに騙されてライブドアでブログを開設された方、誠に申し訳ありません。


文尾にライブドアブログ運営宛の返信メールを公開しますが、予備知識として少々。

過去、数え切れないほどライブドア社より削除依頼メールが届きました。
内容はほぼ100%、名誉棄損の類です。
(事実誤認や虚偽記載などは一切ない)
いずれも期限を切って「○日までに削除して下さい。不服があれば云々」という内容で、今回の様にいきなり強制公開停止は初めてです。

且つ、(以下原文ママ)「今後同様の掲載が行われていることを、弊社にて確認した場合、ブログのご利用を停止させていただく場合もございます」と、事実上の圧力が掛りました。
その定義が今回問題となった「未公開株詐欺事件」だけの限定条件なのか、事件報道全般に関する2次的名誉棄損問題なのか、ライブドアブログからの通牒内容では範囲が分かりません。

足かけ6年間ライブドアブログさんにはお世話になっていますが、政権が変わったからですかね。
残念です。

それでは未推敲の殴り書きです。乱筆ご容赦にて。

※※様

いつもお世話になります。
メールを拝見しました。
今回の削除依頼について結論的には異論ありません。
しかしながら、いくつか意味不明な点があるので質問させて頂きます。

1)当該エントリーは予断も憶測も排し4つの外部エントリーを紹介しただけの内容です。
冒頭のFC2ブログエントリー(http://furaibou.blog10.fc2.com/blog-entry-905.html)は他社マターなので置いておきますが
2つ目の記事はライブドアニュース(http://news.livedoor.com/article/detail/2568026/
3つ目の記事もライブドアニュース(http://news.livedoor.com/article/detail/2674303/
4つ目の他ブログエントリーはライブドアブログ(http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50813667.html
当ブログのご指摘エントリーが貴社により強制公開禁止されたにも拘わらず、元となるライブドアニュース等は現在も公開中なのは何故ですか?
特に犯罪者の実名に触れているのは4つ目のライブドアブログですが引用元ブログは公開中、それを紹介した同じライブドアの拙ブログのみが強制公開停止では本末転倒と思われます。
この矛盾について貴社の見解をお聞かせ下さい。

2)※※さまから頂いたメールの下段にある「今後同様の掲載が行われていることを、弊社にて確認した場合、ブログのご利用を停止させていただく場合もございます」とは、明日以降、今回と同様に様々な犯罪報道を扱ったエントリーに対し、現時点で予測不能な当事者から過去の犯罪歴言及に関する削除依頼が貴社へ入った場合、有無を言わさずブログを閉鎖する。という意味にて解釈して宜しいですか?
それとも今回の未公開株詐欺事件に関し再度エントリーを書いた場合、当ブログを閉鎖するという意味ですか?
当ブログの強制閉鎖に関する「解除条件」の範囲定義が不明ですので、「今後同様」の定義について分かり易くご説明願います。

尚、貴メールには「※本メールの内容を許可無く転載・引用することを固くお断り致します。」とありますので当方も非公開としますが、この当方からの返信メールについては、全文を拙ブログで公開していますので宜しくお願い申し上げます。


インターネット社会が抱える問題の一つとして、過去の犯罪実名報道に関する容易な索引性と人権問題があり、知る権利と知られたくない権利が衝突する悩ましさは十分承知しています。

しかしながら網羅的に糾されても委縮かネトウヨゲリラ化か逆ギレという双方不幸な結末を招くのも至極当然で、スマイリーさんの様な事実誤認による一方的な誹謗中傷や「冤罪被害」ならまだしも、雑多な「犯罪報道」に関する禊後の収束処理に関しては当該情報を野晒しにしている発信元へ「ご理解を賜る」姿勢から入らないと、ニュー即でループしている「許さない」へと化し、局地的に寝た子を起こすばかりかと。
ましてや、言論界を牛耳る大手広告代理店であれば。
メールアドレス公開しているのに直接連絡せず、ライブドア経由ってのも。

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名誉毀損・プライバシー―報道被害の救済 実務と提言松村 光晃

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コメント
興味深いエントリーです。
そうですね。政権交代ですね。原因は。
この前の衆院選は
自民党:電通
公明党:電通東日本
民主党:博報堂
が主に仕切ってました。(他は知りません)

で、今の広告代理店、特に電通に言論界を縛る力はないですよ。縛れるならクライアントが逃げ出してませんし、メディアが先走って新しいことできませんて。

メディアの編集、報道の暴走にメディアの営業が呆然とし、広告代理店がビビってる。そんな構図ですよ。
Posted by 八紘一宇 at 2009年10月03日 18:38
ささやかながら応援エントリーというか、
ネタにさせて頂きました。
Posted by onelife at 2009年10月03日 20:06
あれ?、、風来坊ってD2のモモセなんだから

関係なさそうなものなのにネ、、。



あれ?

先輩、まさかビビってるなんてことないですよね。

関係ないっていってたじゃないっすかぁ。

Posted by 名もなき地球市民 at 2009年10月03日 20:27
にいさん、焦りすぎです。リンク先が間違うとります。
友愛寂しい世の中になってしまうのでしょうか。
Posted by K at 2009年10月03日 20:39
3番目と4番目ね、さんきゅ修正した。
(コピペミスww)
Posted by kingcurtis at 2009年10月03日 20:57
これは理不尽ですね。
これで納得行く返事が来なかったら、金輪際ライブドア関連企業には金使いませんよ。
Posted by 名もなき地球市民 at 2009年10月03日 20:59
ライブドアさん、
どっちに味方したほうが利になるか、考えようね。
Posted by んんー at 2009年10月03日 21:28
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