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2009年10月4日(日)
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ファンらが「近江龍馬会」結成
大津、大河ドラマにあわせ石碑建立
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滋賀県内の龍馬ファンを中心に結成した「近江龍馬会」のメンバー。大津市内の龍馬ゆかりの地に石碑を建てる計画を進める(大津市役所)

 幕末の英雄・坂本龍馬ゆかりの地を発掘し、地域を盛り上げようと、滋賀県内の龍馬ファンらが「近江龍馬会」を結成した。当面は2011年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にあわせ、大津市内のゆかりの地に石碑を建てることを目標に活動する。会員らは「地域の埋もれた歴史に光を当てたい」と意気込んでいる。

 ■ゆかりの地や人物など調査

 同会は、県内の龍馬ファンを中心に、約20人で構成。京都で活動する京都龍馬会の主要メンバーも会員に加わり、活動をサポートする。

 県内の龍馬ゆかりの地は、史料や研究家の調べで、龍馬の活動を支えた寺田屋お登勢と、龍馬と最期を共にした家来の山田藤吉が、「大津百町」かいわいの出身とされている。

 同会は今後、郷土史家や市民に協力を呼びかけ、2人の生誕の地を絞り込み、来年にも石碑を建てる計画。また、京都の会でも同様の石碑建立を進めていることから、大河ドラマにあわせて、京と大津の隠れた龍馬スポットを巡る観光ルートを提案することも視野に入れる。

 また、史料研究などを進め、ほかに県内に龍馬ゆかりの地や人物がないか調べるなど、活動の幅を広げていく方針。柴田與一郎会長(64)=同市別保1丁目=は「滋賀に龍馬ゆかりの地があることを知る人は多くない。埋もれた歴史に触れてもらい、地域おこしにつなげたい」としている。

 問い合わせは同会事務局Tel:077(522)7978。
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