防衛省調査チームが現地へ スマトラ沖地震の救援でインドネシア・スマトラ島沖地震の被災地に自衛隊の国際緊急援助隊を出動させるよう準備指示が出たことを受け、防衛省の調査チーム約30人が3日午後、成田空港を出発し同日夜、スカルノ・ハッタ国際空港に到着した。インドネシア政府から物資の航空輸送や医療、給水支援の要請があり、現地で具体的なニーズを調べる。 調査チームの中台充彦1等陸佐は出発前に成田空港で「被災地の状況を見て自衛隊として何ができるかを調べ、本隊が速やかに活動できるようにしたい」と話した。 海外の災害被災地に自衛隊の援助隊が派遣されるのは2006年5月のジャワ島中部地震以来で、民主党政権では初めて。本隊は陸上自衛隊第12旅団(群馬県榛東村)を中心に編成される。 【共同通信】
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