経営戦略コンサルタント/経営能力開発コーチ  田中 純の「未曾有の危機を乗り越えろ!」

◇危機的な経済状況をふまえて、すぐに役立つ経営・戦略理論や既存の経営理論の問題点を提起していきます。

◆名経営者、プレジデント社の藤原社長にお会いして

2009年06月13日 | シリーズ「未曾有の危機を乗り越えろ!」
(写真右が藤原社長、左が私。プレジデント本社応接室にて)


 先日、プレジデント社の藤原昭広社長と親しくお話をさせていただく機会があった。

藤原さんは、知る人ぞ知る、看板誌であるプレジデント誌をコアとする事業の改革を成し遂げた名経営者である。

プレジデント誌の発行を月1回から2回へ変更し、同時に誌面の大幅な刷新をはかられるなど、廃刊が相次ぎ、雑誌の売り上げが軒並み落ち込むなかで、毎年10数%以上の伸びを確保し続けるメディアへと生まれ変わらせた人だ。

この日は、平河町のプレジデント社本社で、社員の意識改革や綿密なデータ分析に基づく市場調査、業務のリエンジニアリング、ロイターとの共同事業の開発秘話など、あますところなくお話をうかがい、意見交換をさせていただいた。


 一般には、藤原社長は、かつてTBSの番組「ブロードキャスター」のコメンテーターをつとめる姿などで見られたように、オープンで朗らかな人柄で知られた方だ。

独自の「かます理論」(社員の意識改革の手法)など、わかりやすく、すぐに実践できるエッセンスを盛り込んだ講演で、とくに経営者に人気のある方でもある。

しかし、実際にお話をさせていただいて私が感じたのは、藤原社長は信念の人であり、希代の戦略家である、ということだ。

強力なリーダーシップを武器に、大胆かつ緻密な戦略・戦術で組織の改革を着実に進めていった、実践力あふれる名経営者であるといって差し支えないだろう。

何よりも、凋落傾向にあった各誌を立てなおし、躍進をつづける事業へと生まれ変わらせた手腕が、それを雄弁に物語っている。


・・・帰りぎわ、おみやげに、プレジデント社が発行している雑誌のすべての最新号をいただいた。

それらの一つひとつが、藤原社長や社員のみなさんの思い、信念、改革で流した汗が結実したものだと思うと、そのずっしりとくる重さが何とも心地よく、平河町の坂をゆっくりとのぼるうち、何だか胸が一杯になってきたのであった。

(本コラムは、藤原社長ご本人にご確認およびご承認をいただいています)




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2 コメント

私もファンです。 (吉光)
2009-08-26 02:06:33
田中様、アゴリアではいつも有益なコメントを有り難うございます。よっちゃんマンこと吉光です。
実は藤原さんのご講演は私も拝聴したことがあるのですが、特にかます理論はわかりやすくて実践的でしたね。
本当はかなり厳しいやり手の方らしいですが、それでも社員の皆さんが着いていくのは、やはり経営者として本物なのだからだと思います。
また今度一杯やりましょう。
Unknown (コピペさん)
2009-10-03 23:11:45
3. Posted by ぱーちくりん 2008年09月25日 20:06
つーか、■日本最強の学歴コンプレックス大学=早稲田大学■出身の
藤原昭広のプレジデントかよwww

早稲田大学は学部のレベルがピンからキリまでで、
内部の差別は世界一のおぞましさ。早稲田の便所のラクガキを見れば誰もが戦慄。
ゆえに学歴コンプレックス者が大量に世に生まれてしまう。

で、その藤原昭弘のプレジテントは、
てめえの出身大学を宣伝したいがために
(捏造インチキ情報操作てんこもりの)学歴大特集記事を
バンバン垂れ流してることでは知る人ぞ知る雑誌(廃刊一歩手前の)。

藤原昭弘は、層化の石塚公康(読売ウィークリー・読売新聞社)と並び、
早稲田出身の■日本最強の大学受験病者■としても、天下に轟く。

成熟した年齢になってまで、「大学受験」とやらに異常固執するとは、
スペシャルな小児性格というか、立派な精神疾患なのだろう。

「年収1000万以上の親1000人の本音」だの
「ビジネスマン4万5000人の結論!」だのと、
しゃあしゃあといつもの記事でっちあげぶりには、恐れ入り谷の鬼子母神だなwww
(記者が捏造したのはミエミエな)「お笑いアンケート」に基づいて強弁したり、
根拠薄弱なデータを針小棒大に触れ回ったりと、
自分の出身大学をよく見せようと必死な印象操作をするのは、
藤原昭広のプレジデントの18番だったよな。

こんな害悪をまく与太本の販売に手を貸すのは、
前中央大学理事長の鈴木敏文のセブンイレブン・トーハンも、
そろそろ考えた方がいいんじゃないか。

http://blog.livedoor.jp/kaya0169/archives/51379351.html

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