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手順に沿って削除することができるログファイルは、以下のフォルダにあります。
%SystemRoot%\System32\Winevt\Logs\
(一般的には、C:\Windows\System32\Winevt\Logs\
です。)
但し、すべてのファイルを消せる訳ではなく、ファイル名の先頭が "Microsoft-Windows-"
のログファイルに限られます。これらは全部で50個ほどありますが、以下の2つのファイルは削除できません。
・ Microsoft-Windows-NetworkAccessProtection%4Operational.evtx
・ Microsoft-Windows-TaskScheduler%4Operational.evtx
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削除するための準備として、まずログファイルの記録を停止する必要があるので、コントロールパネルを開いてクラシック表示に切り替え、「管理ツール」から「イベントビューア」を開きます。
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左端のペインでイベントが全部で4種類に大別されているので、3番目の「アプリケーションとサービス」から、「Microsoft」、「Windows」の順に開きます。中央のペインには、「Windows」に含まれるログの種類が一覧表示され、それぞれ個々に開くことができます。

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例えば Microsoft-Windows-Backup を開くと、以下のような状態になります。

Microsoft-Windows-Backup を右クリックするか、右端のペインでそのプロパティを開きます。
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プロパティでは、「ログを有効にする」のチェックを外します。

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その他のログについてもプロパティを順に開き、「ログを有効にする」のチェックをすべて外します。

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元々チェックされていない項目もありますが、「ログを有効にする」のチェックを順にすべて外し終えたら、ログファイルを完全に未使用な状態にするため、PCを再起動します。
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エクスプローラで C:\Windows\System32\Winevt\Logs\
を開き、ファイル名の先頭に Microsoft-Windows-
が付くファイルをすべて削除すると、下図のように削除できない2つを含め、合計13個のログファイルだけになります。

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その他のログファイルは、ログを無効にできないので削除することができませんが、どうせ解析することがなければ、ファイルサイズを小さくしても構いません。個々のプロパティを表示し、「最大ログサイズ」を可能な限り小さくしてください。最小
1028KB まで抑えることができます。