明日夜はまともに更新できるかわからないので先行投下しておきます。
あらすじ紹介の最終回、「蓮子＞朱美」の後編でございます。
この話はエロゲーをバイナリエディタで弄って、
直接フラグを覗いたり、好感度の数値を書き換えて攻略する、
いわゆる「ゲーム改造」にヒントを得て、
思いつきで書き上げちゃったシロモノです。
（あと、巫女＝イタコとか、ＦＦのマインドブラストとか）
まずアイデアありきの行き当たりばったりのシナリオなので、
洗脳物としてはあまり面白くないかもしれませんが、
その分、終盤の蓮子と陽子による二人がかりの洗脳シーンには、
おおいに頭を捻り、それなりに納得のいくセリフテキストを並べられました。
６回に分けてあらすじを公開してみましたが、
本編をプレイ済みの方も、あらすじだけ見た方も、
何か感想とか質問とかあったらコメントで書いていただけると嬉しいです。
張り切って答えちゃいます（笑）
ではネタバ（以下略） 折ります
エピソード８−２：「「蓮子＞朱美（後編）」
蓮子に対する好感度、信頼度を最高値に書き換えられた朱美は、
蓮子にベタ惚れ状態となってしまう。
際限なく高まる恋心に耐えかね、朱美は蓮子に告白してしまう。
告白を受け入れた蓮子は口づけを返し、
御神酒を口移しに飲ませながら二人は愛を確かめ合う。
帰り道、蓮子と両想いになれたことに浮き足立つ朱美。
そんな彼女に声をかけてきたのは、
艶魔教団幹部のシスター・ヨーコだった。
ファイヤーローズに変身して迎え撃つ朱美だったが、
艶魔と戦うことに奇妙な違和感を覚える。
不調の朱美はヨーコの槍に叩き伏せられ、
さらに膀胱を踏みつけられる。
それまでさんざん御神酒を飲んでいた朱美は、
そのままみじめにも失禁してしまった。
絶体絶命のピンチにアクアロータスが駆けつける。
ロータスはヨーコに降伏し、ファイヤーローズの助命を請う。
助勢に駆けつける聖良や百合香を追い返すこと、
さらに二人の変身を解除することでヨーコは納得し、
そのまま立ち去っていった。
前夜の騒ぎについて、
「不審な気配がしたが気のせいだった」と報告を受けていた聖良は、
異常を放置せず、念には念を入れて調べた朱美の慎重さを、
自分も見習うべきことだと賞賛する。
しかしその後に発した軽口に、朱美は激怒する。
聖良の知らぬところで敗北の屈辱と失禁の羞恥に塗れていた朱美。
親友同士なら冗談として笑って許されたであろう言葉でも、
知り合い以下の存在に言われれば、侮辱にしか聞こえなかったのである。
昼休み、誰も来ない屋上にこもって昼食を摂る朱美と蓮子。
水筒に用意した御神酒を飲み干した朱美に、
蓮子はこの場所でお漏らしすることを命じる。
驚く朱美に蓮子は理由を説明する。
前夜の朱美の敗因は自分のお漏らしに動揺したため。
だから普段から失禁に慣れていれば問題はないはず。
これは羞恥に慣れるための訓練なのだと。
蓮子の理屈に違和感を覚える朱美だが、
好感度も信頼度も最高値である蓮子の言葉には抗えない。
蓮子の言葉の誘導により失禁の快感を呼び起こされた朱美は、
自分を汚し、貶めることで恥ずかしがるどころか悦びを得る、
恥知らずな変態にならなければならないと信じ込まされてしまう。
神社に戻り、酒を煽る朱美の前にまたもやヨーコが現れる。
蓮子と２人で戦えば負けるわけがないと高をくくる朱美だが、
蓮子はなぜか戦闘を拒否する。
そして動揺する朱美に対し、自分は既に艶魔に降っていること。
ヨーコの忠実な配下となっていることを明かすのだった。
最愛の蓮子を奪われて激高する朱美は、
単身でヨーコに襲いかかろうとするが、
なぜか無防備の相手に対して攻撃の手は止まり、
ヨーコに言われるがままに武器も落としてしまう。
混乱する朱美に蓮子は告げる。
朱美は既に蓮子と同じく艶魔の僕（しもべ）。
僕が主人であるヨーコに逆らえるわけがないと。
蓮子と陽子は朱美を艶魔に引き入れるべく、
二人がかりで説得をはじめる。
正義の聖良に認められない朱美は悪であること。
艶魔と敵対するということは、
最愛の蓮子とも敵対することになること。
マインドエディタによって書き換えられた心は、
二人の言葉を疑うことが出来ない。
次第に朱美の心は艶魔で埋め尽くされていく。
遂に正義を否定し、悪を受け入れた朱美。
蓮子は洗脳の仕上げとしてお漏らしを命じる。
膀胱に溜まった最後の良心を、老廃物として完全に洗い出すのだ。
体内の全ての良心を絞り出し、完全な悪の化身となった朱美。
ヨーコに忠誠を誓い、正義の力を艶魔のために振るうことを約束する。