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気まずさ漂う日米首脳会談、鳩山首相は「基地」「対等」一切触れず (2/2ページ)

2009.9.24 01:15
このニュースのトピックス外交
訪米する鳩山由紀夫首相。政府専用機の中から見送る人たちに手を振って応えた=9月21日午後、羽田空港(鈴木健児撮影)訪米する鳩山由紀夫首相。政府専用機の中から見送る人たちに手を振って応えた=9月21日午後、羽田空港(鈴木健児撮影)

 「全体として温かい雰囲気があった。大統領と私との間に何らかの信頼関係の絆(きずな)ができたのではないか」

 首相は記者団に対し、会談の結果を総括し、大統領とは緊迫した場面はなかったことを強調した。

 だが会談は、これまで首相が何度も語ってきた「対等な日米関係」への説明もなく、在日米軍再編問題やインド洋での自衛隊による補給支援活動も触れられないまま終わった。自民党政権(の対米追随)との違いを打ち出すと訴えてきた首相だったが、大半の課題を11月の大統領訪日に先送りすることで、従来の日米首脳会談と大きな違いを出せずに終わった。

 「信頼関係の構築」は成功したのか。

 今後の首相のかじ取り次第では、11月の会談で大統領が日本に難しいテーマを投げかけてくるケースは十分に想定される。今後の日米関係が、今回の「信頼」だけで乗り切れるかどうか。それはまだ見えない。(今堀守通)

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訪米する鳩山由紀夫首相。政府専用機の中から見送る人たちに手を振って応えた=9月21日午後、羽田空港(鈴木健児撮影)

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