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関西独立L神戸・吉田えり、三重球団に興味を示す

三重球団に興味を示した神戸・吉田えり

◆ 「選手寮や練習用球場は凄い」抜群の環境にグラリ ◆

 えりちゃんが三重球団にグラリ。退団を表明した関西独立リーグ・神戸の吉田えり投手(17)は2日、神戸市内でナインと一緒に汗を流した。注目の移籍先を決めるポイントには、「野球に専念できる環境」をあらためて強調した。

 各チームの練習球場などのチェックに乗り出したのだろう。吉田は三重球団の名前を持ち出した。「ホームページで見た選手寮や練習球場は凄い。これだったら野球漬けの毎日が送れる。こんなところでやれたらいい」と興味津々のトーン。

 三重球団では、トレーニングルームを完備した体育館を隣接する天然芝の安濃球場が練習拠点となる。また、県内の青山高原に選手寮を確保。野球に専念する環境としては抜群だけに、本命BCリーグの対抗馬として急浮上した格好だ。

 一方で、「レベルの高いところでやりたい」とも語った。阪神の野原祐を輩出し、昨秋に入団テストを受ける予定だった新潟球団が所属するBCリーグは、11月14日に合同トライアウトを計画している。この受験について「いま考えているところ」と言葉を濁したものの、吉田は前向き姿勢を隠さなかった。

◆ 三重球団、関西独立L参入撤回…新リーグ設立か ◆

 関西独立リーグに来年の参加を予定していた三重球団がきょう3日、参入の撤回とリーグ脱退を発表する。リーグ社長を兼任する壁矢慶一郎・球団社長は「リーグの選手を守らないといけない」と語り、四国・九州ILやBCリーグ入りよりも、新リーグの立ち上げを模索していることを明らかにした。強硬意見を主張する球団のためリーグ運営がギクシャクし、三重球団がさじを投げたもの。今後は新リーグ発足に動くと見られる。

[ 2009年10月3日付 ]

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