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興毅、弟の代役?王者にメンチ切り&“先制口撃”

弟の代わりに?デンカオセーンにメンチを切る亀田興毅

◆ デンカオセーンの公開練習に殴り込み ◆

 弟の世界獲りをメンチ切りでサポートや!亀田大毅と対戦するデンカオセーンの公開練習が2日大阪市内であり、大毅の兄・興毅(22)が殴り込み視察。得意の“口撃”とにらみで王者にプレッシャーを与えまくった。

 弟を思う気持ちが電撃行動につながった。王者とは4、5年前にタイでスパーリングして以来の再会。練習中はリングサイドで視線を送り、終わるやいなや「オレとスパーしたときよりだいぶ衰えたんちゃうか。体の張り、ツヤなくなったし、筋肉もダウンしたで」と舌戦を仕掛けた。デンカオセーンが「関係ないよ」と受け流しても止まらず、「減量しんどいのちゃう?体調どや?」と追い打ちをかけた。

 そして弱点も見破った。「デンカオセーンは悪いとこが1つある。(昔から)直れへんよ。それは(どこか)言わへんけど穴は多い」。最後には「予想はデンカオセーン有利やけど、番狂わせ、起こすと思うよ」と弟の勝利に自信を見せた。

 帰り際にはデンカオセーンに握手を求めて抱き合い、「和解か?」と思わせながら、約30秒のにらみ合い。前哨戦はやりたい放題だった興毅に軍配が上がった。


◆ WBA世界フライ級タイトルマッチ ◆
(10月6日・大阪市中央体育館)
王者
デンカオセーン・カオウィチット
(32・タイ)
<12回戦> 同級11位
亀田 大殻
(20・亀田)
47勝20KO1敗1分 14勝10KO1敗

[ 2009年10月3日付 ]

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