2009年03月

2009年03月30日

ヤホー競馬

「昨日、インターネットのヤホーで競馬について調べてましたら」
「ヤフーね」
「ものすごく強い馬を1頭発見してしまいまして」
「ほう」
「皆さん、ディープインパクトって知ってますか?」
「今更ディープ発見したのかよ。そりゃ競馬やる人なら誰でも知ってますよ」

「ディープインパクトは、2003年3月25日に、北海道の花畑牧場で生まれまして」
「ノーザンファームね。生キャラメルみたいになってるから」
「セレクトセールで金子真人氏に700円で落札されました」
「7000万円だから。それじゃ本当に生キャラメルだよ」
「競馬デビューは2004年12月19日の阪神甲子園球場でして」
「阪神競馬場だよ。野球じゃないんだから」
「ちなみにこの年は、当時地方所属の岩田稔騎手がデルタブルースで菊花賞を勝つという革命的な出来事があった年なんですね」
「岩田康誠と吉田稔がごっちゃになって、阪神のピッチャーみたいになってるから。それじゃ本当に甲子園球場だよ」

「で、ディープインパクトはデビュー戦の皐月賞に臨んだわけですが」
「なんでいきなりG1なんだよ。どんな名馬でも最初は新馬戦だよ」
「阪神の新馬戦を、たけとよ騎手を背に、4馬身差で圧勝します」
「武豊ね。字は一緒だけど、それ知多半島の地名の読み方だから」
「そして2戦目がオープンのわかこしまざきステークス」
「若駒Sでしょ。TBS感謝祭の司会みたいになってるよ」
「これも5馬身差で勝って、最初の重賞勝利が次のやや良い賞」
「弥生賞だろ。なんでちょっとだけいいみたいになってんのよ。G2で2歳王者にも勝ったんだから、強いて言うならかなり良い賞だよ」
「で、単勝1.1倍の圧倒的な支持に応えて勝ったのが、G1の『さっき言ったでしょう』」
「いやいやいや、ここで皐月賞だろ。そりゃ確かにさっき言っちゃったけど」
「この時の2着が・・・●ックスセンスっていうエロい名前の馬でf(^^;」
「シックスセンスはエロくないよ!伏字にするからでしょ?!」
「その後ダービーと菊花賞も圧勝します」
「あら〜、一番盛り上がるとこサラッと行ったね〜」
「特に菊花賞は日本国民全員の夢を乗せた・・・」
「そりゃちょっと言い過ぎだけど、確かに凄いフィーバーだったからね」
「サムライジャパンをぶっ倒しちゃいまして」
「アドマイヤジャパンだよ!また野球になってるよ。しかもそれだとディープが国民に恨まれる敵役になっちゃってるから」
「とにかくめでたく、落合博満以来21年ぶりの無敗の三冠王になった訳ですね」
「いい加減野球から離れなさいよ。シンボリルドルフ以来の三冠馬ね。しかも落合がいた頃のロッテは無敗どころか、むしろ結構負けてたからね」

「で、その後大事件が起こるんです」
「あー、はいはい、有馬記念での初敗戦ね」
「この時勝ったハーツクライの騎手は、メールで騎乗依頼を受けて、フランスから呼び寄せられたらしいんですが」
「あ、そうなんですか?」
「確か名前が『乗れメール』」
「それノレメールじゃなくって、ルメールって読むんだよ!」
「古馬との初対戦で辛酸を舐めたディープインパクトですが、その後は阪神甲子園球場・通天閣・宝塚ファミリーランドと圧勝続きでした」
「また甲子園出てきたよ。何で関西締めたみたいになってるんだよ。阪神大賞典・天皇賞・宝塚記念ね。しかも宝塚ファミリーランドはだいぶ前に閉園してるから」
「そして、11戦10勝の成績を引っさげて、世界最高峰のレース、専門外賞に参戦するんですね」
「凱旋門賞だよ。何ちょっと副業で来ましたみたいな雰囲気にしてんだよ」
「とにかく海外に高飛びしました」
「急にヤクザ映画みたいになったな」
「で、凱旋門賞ではいつも素直なディープが何故かこの時競馬場の外まで逃げ出しまして」
「外までは逃げないよ。いつも追い込みのディープがレースで逃げた、ってことだろ」
「残り100mまで先頭に立ってたんですが、最後は2頭に刺されて、瀕死の重傷に」
「なんでまたヤクザ映画みたいになってんのよ。2頭に差されて3着だったんでしょうよ」
「しかもクスリで挙げられてブタ箱に」
「またヤクザっぽい・・・まあ、本当に禁止薬物が検出されて失格にはなりましたけどね」

「帰国後、ジャパンCに出走するんですが、この時は海外帰りの上に、相手が強力という不安がありました」
「ああー、国内で唯一負けた相手のハーツクライ、3歳の2冠馬メイショウサムソン、G1を7勝してるアメリカの女傑ウィジャボードと、メンバーが揃ってたからね」
「上位人気の4頭がG1を複数勝ってたんで、馬券は4択のアンサーチェックで」
「ここでまたTBS感謝祭に戻るか」
「勝ったのはステキシンスケクン」
「無理矢理TBS感謝祭重ねてきたね。ディープが完勝したんでしょうよ」
「この勝利でファンを安心させたディープイソパクトは」
「ここまで来て『ン』が『ソ』になっちゃったよ」
「ラストラソの有馬記念も3馬身差で圧勝します」
「そこも間違うの?『ラストラン』ね」
「という訳で、生涯成績14戦12勝、興行収入1億4千万ドルの輝かしい成績を残して引退した訳です」
「後半、映画の『ディープ・インパクト』の話になってるから。獲得賞金14億円でしょ」

「引退後は種牡馬になって、初年度の2007年度には、206頭にも種付けするハメハメキングになりまして」
「キングカメハメハみたいになってるし」
「来年には産駒がデビューする予定なので、父のような性豪に育ってほしいものです」
「そこかよ」
「そんな訳で今日は、ほんの馬並みのイチモツしか紹介できませんでしたが」
「『ほんの一部』だろ。『馬並み』が入ったら元がなんだか分かんなくなってるよ」
「皆さんもウオッカ、覚えて帰ってください」
「牝馬になってるし。いい加減にしろ」

********************
・・・・・。
最近、目元や口調がナイツ塙に似てるとたまに言われるんで、なんか急に考えてみたけど、難しいね〜(^〜^)
当たり前だけど、やっぱナイツのネタ作り、凄いわ。

#
高松宮記念は12番人気◎コスモベルに本命を打ち、見せ場はありましたが5着でした。
予想を購入してくださった方、申し訳ありませんでしたm(_)m
今週末また頑張ります!

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だらだらコラム 

2009年03月24日

「半笑いの予想」のトリセツ〜桜の咲く頃に09

※!「半笑いの予想」にて、「春G1限定予想パック」の受付を開始しました!!詳しくはこちら(http://hanwarai.net/g1.html)をご覧ください!

どうも。
先週末は久々に、馬券的に勝利の美酒に酔いしれた半笑いです^^
とは言え、メイン当たらずは相変わらず。気を引き締めてG1戦線に臨みたいものです。

という訳で、G1直前恒例の「『半笑いの予想』のトリセツ」です。
以下、「半笑いの予想」(http://www.hanwarai.net/)から配信している予想について、今年のここまでの経過を「取扱説明書」として取り纏めました。
※予想についての考え方と注意事項に関してはこちら(http://www.hanwarai.net/yosou2.html)をご覧ください。特に、予想購入に際しましては、必ずお読み頂くよう、お願い致します。

前回の発表時に頂いた「回収率だけでなく的中率の表示を」「単勝に関しての回収率を提示すべき」のご意見を取り入れさせて頂き、馬連・馬単はともかく3連単に関しては1点買いは不自然との指摘も頂きましたので、これも整合性のある買い目について開示致します。ご参考にして頂ければ幸いです。

尚、予想配信では「買い目オプション」というプランがあり、これに料金を設定しているのに、それ以外の収支集計を公表するのは失礼だというご指摘もありましたが、これに関しては以下のように考えています。
前述の「予想についての考え方」でも触れていますように、「買い目オプション」という名称ではありますが、メインコンテンツはあくまでも「印」=評価の序列です。
即ち、消す馬も含め、全馬に関してのコメント・評価をお送りしていますので、もし私の判断に疑問がある場合は、ご自分の馬券に於いては評価の上げ下げをして頂くように推奨していますし、疑問がなくとも、オッズ妙味含めて最終的な馬券購入のご判断は自己責任でお願いしています。ですので、むしろアレンジや購入金額の増減の手法についての重要な手掛かりとして、いろんなパターンでの収支結果を出すことに意味があると確信しております。何卒ご了承ください。


(1)予想配信全レースに於いて、「◎単勝」10,000円を購入した場合
投下金額=810,000円
回収金額=837,000円
的中率:22/81R=27.2%
回収率:103.3%

(1)’予想配信全レースに於いて、「○単勝」10,000円を購入した場合【参考】
投下金額=810,000円
回収金額=894,000円
的中率:15/81R=18.5%
回収率:110.4%

まずは単勝。
比較的人気所が多い◎単勝で100%超の回収率を確保し、そして穴目も多い○単勝では110%超を記録したのは上々でしょう。
勿論、「○単勝」単独での回収率には何の意味もないので【参考】と表記しましたが、「単勝2点買い」でも十分な回収が見込めることが分かったのは収穫ですし、3連系の買い目アレンジでは○も1着候補とすべきことが明らかになりました。


(2)予想配信全レースに於いて、「◎○馬連」10,000円を購入した場合
投下金額=810,000円
回収金額=1,123,000円
的中率:12/81R=14.8%
回収率:138.6%

(3)予想配信全レースに於いて、「◎→○馬単」10,000円を購入した場合
投下金額=810,000円
回収金額=1,087,000円
的中率:8/81R=9.9%
回収率:134.2%

続いて2連系の馬券。
これは(1)で◎○2頭の印の比重が抜けているのが分かっているので、当たり前と言えば当たり前ですが、上記のパターンで十分な回収が可能でした。ちなみに「◎○ワイド1点」にすると、的中率は「22.2%」に上昇しますが、回収率は「82.0%」に下落してしまいます。ワイド的中18鞍の内、「2・3着」での的中は1鞍のみで、(1)からも◎○アタマにこそ妙味があるので、ワイド勝負はやはりズレているのでしょう。


(4)予想配信全レースに於いて、「◎○2頭軸→印全部流し3連複」を各1,000円ずつ購入した場合
投下金額=373,000円
回収金額=370,600円
的中率:11/81R=13.6%
回収率:99.4%

(5)予想配信全レースに於いて、「◎→○→▲3連単」10,000円を購入した場合
投下金額=770,000円
回収金額=2,827,000円
的中率:2/77R=2.6%
回収率:367.1%
※▲がない予想が4鞍あった為、対象レース数がその分少なくなっています

(6)予想配信全レースに於いて、「◎○→◎○▲注△→印全部3連単フォーメーション」を各100円ずつ購入した場合
投下金額=301,800円
回収金額=883,010円
的中率:18/81R=22.2%
回収率:292.6%

(7)予想配信全レースに於いて、「◎○→印全部→印全部3連単フォーメーション」を各100円ずつ購入した場合
投下金額=467,200円
回収金額=1,211,300円
的中率:20/81R=24.7%
回収率:259.3%

そして3連系の馬券。
紛れも含めて妙味が追えるだけに、前回提示した1点買い以外でも、十分な回収を記録できました。それも全頭ボックスのような乱れ打ちでなく、前述の通りやはり◎○アタマ固定が正しい形のようです。3連複より大幅に3連単が優位なのも同じ文脈でしょう。


このように、正しく馬券を組み立てれば、それなりに有用な印が打てている自負は十分にあります。例えば「『3連単△→×→×』の回収率は500%です!」と言われても全く意味を感じないでしょうが、上記の指標は(【参考】として提示した○単勝を除いて)全て整合性と意味のある買い目です。これで軒並み高回収率を示したのは、予想としての一定の「質」を示すものだと考えています。

しかし自分自身、その「正しい組み立て」に成功していないという自覚も十分にあります。
即ち、具体的に提示した全「買い目」の回収率は「89.0%」に留まっており、この点は現会員の皆様に深くお詫びする次第です。「買い目」自体を提供させて頂いている以上、これが100%を下回っているのは失策だと猛省しております。

このエントリの集計を行ったのは、自身が配信する「買い目」の精度向上の為でもあることを改めて申し添えさせて頂き、今後の精進を誓う次第です!

※!「半笑いの予想」にて、「春G1限定予想パック」の受付を開始しました!!詳しくはこちら(http://hanwarai.net/g1.html)をご覧ください!

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告知 

2009年03月20日

WBCを見ながら何となく思ったこと。

昨シーズン「12勝8敗」と成績の帳尻は合っているものの、「中日戦0勝5敗、横浜戦3勝0敗」と粘り強いチームにはトコトン弱いジャイアンツ内海投手。
こんな投手をここで先発させるなんて、上原なき今エースとして一皮剥けさせたいジャイアンツの都合としか思えないんだけどなあ・・・。そもそも左投手ってだけで選ばれてる時点で疑問だし、2月の時点でイチロー相手の練習で仕上がってる様子だった小松とかの方が見たいんだけどなあ。

んでその内海。
先頭打者に打たれて即先制点は与える、その後も毎回ランナーは出す、勝ち上がりに関係ない試合でわざわざ頭にデッドボールぶつけて遺恨は残す・・・なんだかなあ。
まあ、試合壊しそうなとこを、よく踏ん張ってるとは思うけど。

ついでに、わざわざ城島DHで阿部を捕手起用、巨人のエースの球は巨人の選手にしか受けさせない念の入れようw
その阿部は外野フライで勝ち越しの場面で、超大振りで三振。しかもベンチに帰ってニヤニヤ。
つーか、勝ち上がりに関係ないからか、ほぼ全員大振り過ぎで、今日勝っても明日に影響しそうだね。。。

なんか、イチイチ穿った見方ですみません。

あ、そんなこと言ってるうちに小松出てきた。
えーと・・・ガンバレ、ニッポン!

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徒然に 

2009年03月19日

冴えない予想、買えない馬券。

いやー、ようやく復活しました。
ここ数日間、もう何もできないぐらい沈み込んでました。

先週がとにかくいろいろ立て込んで、最終的に日曜の東京競馬場で疲労と体調不良がピークに達したせいで、先週頭から精査を重ねて狙い続けたフィリーズRの馬券が買えない、という超アクシデントが発生。

地べたに座り込み、朦朧とした意識の中で「うーん、馬連と3連複で配信した予想を更に絞り込んで、3連単で買うことはできないものか」とスケベ心を発動。
「◎ワンカラットを1着固定、○▲△△△の5頭を2着に、○▲△△△××××の9頭を3着に塗れば・・・えーと・・・40点か。とりあえず500円×40点の2万をこれに突っ込んで・・・大人気のミクロコスモス切ってるからそこそこ配当はつくだろうけど、だいたい何倍ぐらいつくのかにゃ・・・むにゃむにゃ。。。」

プルルルルルル〜!
ウトウト・・・ハッ(°Д°)!
「只今、阪神11レースの発売を締め切りました」

なんと、競馬場内で座ったまま眠りに落ちるというキセキが発現。
いやいやいや、家で寝過ごすなら分かるけど、東京競馬場で寝過ごすって!
しかも昨夏に続いて2度目だし!

レースは、最後の直線、早めに抜け出した◎ワンカラットがかなり余裕をもって快勝。続いて△アイアムカミノマゴ、×レディルージュ。
本命は勝つし、ヒモは拾ってるし、切った1番人気は飛ぶし、かなり的を射た印だった。これを買ってないって・・・これは脚に来た。

で、配当は?
・・・・・・66万馬券?500円でも・・・330万?!
完全に腰にも来た。

それでも配信した予想が突き抜けた回収を遂げていれば、予想家としては本懐なのだが・・・何故か通常「馬連+3連単」か「馬単+3連複」の組み合わせで構築している予想が、「馬連+3連複」という弱気の配信、しかも1頭軸にすらできず、上位のBOXというぼやけた買い目という体たらく。ホント、会員の方々には申し訳ないとしか言いようがありません。なぜこんな時にこんな予想を・・・。
頭の芯までグラグラ来た。

もう、心身共にエライ状態になって、比喩ではなくしばらく寝込んだよ。

だいたいこの日、落ちる前に阪神9Rで締め切り間際に2枚マークカードを突っ込んで1枚だけ締切喰らって、買えた方の単勝は2着・馬連は2=3着で、締め切られた方の3連複は当たってた・・・というキセキが既に発動済だった。
2分の1。この3連複も3,000円の292倍・・・。
これ獲ってて、フィリーズRの時に起きてれば、この日は帯どころかレンガ積んでたんじゃないの?






いや、いい。終わったことはもう忘れる。
ちっちゃいコトは気にするな、それワカチコ!ワカチコ!
・・・・・・ちっちゃくねぇよ...orz



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競馬レース回顧・馬券反省会 

2009年03月15日

オトメノキモチ

バクチ打ち同士の金銭の貸借は本当に難しい。

もとよりバクチには「タラレバ」が付き物で、バクチ打ちはある意味「タラレバ」を言わない為だけに日々精進し研鑽ししていると言っても過言ではない。しかし金銭の貸借があると、貸している側も借りている側も、バクチに臨む種銭の嵩が本来のそれと異なっている訳で、大前提として「貸していなければ」「借りていなければ」という「タラレバ」が存在してしまう。まあ当たり前だ。

だから、バクチ打ちの金銭の貸借には、返却期限の厳守が不可欠。仮に返済した5分後に、再度借金を申し込むとしても、だ。
こんなことバクチ打ちじゃなくても当たり前のことだが、特にバクチ打ちに関しては「タラレバ」で怨みが増幅するから気をつけた方がいい。皆さんも多かれ少なかれ、経験があるのではないだろうか。

借りる側が「来週の金曜までに借りた2万を振込む」という返済期限を切って借り入れたとして、貸した側はそれを競馬のPAT口座に振り替える予約をしておき、当然入ってるものとして、週末の競馬に臨む。徹夜で予想を終えて「さあ小倉6Rの馬単◎→〇にまず1万突っ込もう」とPATを立ち上げると、入っていない。振込み予定の口座にも入っていない。仕方なく購入を諦めると、見事に◎→〇で決まって、馬単の配当は14倍だった。
この時点で返済遅延の怨みは、2万円分ではなく15万円分になっている―という訳だ。

そうなると、今度は「張り駒が15万あるか否か」の「タラレバ」。バクチにはコロガシがあるから、怨み増幅の可能性は無限に近い。
その日の東京10Rで、3連単4点買いでタテ目を喰らい、「手元に金があれば、あと2点で6万馬券を取れてた」ということになれば、怨みはあっという間に60万円分にもなり得る。
・・・とまあ、これはかなり極端かつネガティブな捉え方ではあるが、とにかくそんな危険を孕んでいるのだ。

勿論、事情を説明して謝りを入れ、改めて返済予定を伝える作業をしていればその限りではないが、仮に金を借りたまま返却期限を守らず音信不通になったりすれば、「タラレバ」と闘う同志と思っていた友人が、自分の中で、途端に悪意をもった敵へと姿を変える。
バクチは「僅かな種の違いが、一日の勝負を、そして人生の流れを変えかねない」というシビアな戦場であることをお互い知っているからこそ、この種の裏切りは「戦友が自分に銃口を向ける」ほどの衝撃を齎す。年齢も境遇も違うバクチ打ち同士が、単純に共感によって深く繋がれるのと表裏一体の感覚だろう。

という訳で、バレンタインデーのお返しがホワイトデーになっても来ない、どころか音信不通。そんな切ない乙女のキモチになった半笑いでした。
・・・クソ面白くも無い話で失礼しましたm(_)m

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徒然に 

2009年03月11日

実は下のエントリの続き

「アナログ放送は、2011年7月24日で終了です」

愛するテレビ東京(<エッ?)が、先月地デジ推進キャンペーンだったように、最近テレビがこの件でやけに煩い。
「煩い」の最たるものが、今年に入ってアナログテレビの右上に出てる「アナログ」の文字表記。ネット上でもあちこちに不興の評を見かける。

ただ、その大部分がテレビ局に対して異を唱える内容なのが、ちょっと残念。
テレビがデジタル化して誰が得をするのか、もうちょっと行間を読んでみよう。

テレビ局側の「得」を考えると・・・正直言って、ほとんどない。
一応、デジタルメディアを使うことによって、「編集の時間が短縮される・映像が劣化しない・ライブラリー保存の場所を取らない」といった、長期的なランニングコストを軽減する可能性が生まれるのが「得」と言えば得か。
ただこれとて、デジタルメディア自体や、それを使用する撮影・編集機器は(一時的にせよ)コストが大幅に増えるし、企業戦略としても、設備投資の時限を法令に決められて、こんな不況期に地方局に至るまでそれぞれ億単位の設備投資を強いられる「損」は極めて深刻。
ワンセグやデータ放送など広告枠が増えても、スポンサーが出す総広告費は限られているのだから、支出に見合う収入はまず望めない。更に言えば、映像が綺麗になるということは、美術やメイクに費用が掛かるということ。データ放送だってやる以上は空で送る訳にはいかないので、これに関しての人件費も増大の一途。「損」は幾らでも出てくるな。

では何故、テレビ局は躍起になって「地デジ」を推進するのか。それは放送が免許事業だから。

テレビ局は、総務省から免許をもらって、それを更新し続けて初めて放送できるのだから、その「お上」がデジタル化を決めて推進すると言えば、そのご意向に完璧に沿わない訳にはいかないのだ。

地デジ推進のCMだって、総務省が出稿してる訳ではなく、持ち出しで(たぶん主にDpaの会費+社員の出向・アナウンサーの出演みたいな感じ?)わざわざ作ってるし、コストが掛かるからやりたくもないことの推進に、更にコスト投下を余儀なくされている始末。件の「アナログ」表記だって、コストはただではないのに、(自主的かも知れないが)「やらされている」のが実情だろう。

それでは、「得」をするのは誰なのか。

明らかに「得」なのは、視聴者が受像機器を強制的に買わされるという意味で、家電業界。
正直、最初に地デジ化の概要を聞いた時は、「『少人数で利益率が高い放送業界』から、『多人数で利益率が低い家電業界』に、視聴者=消費者を通じて金を還流する企画」だと思ったよ。

あと、含みとしてはデータ通信なんかを入口に、放送と通信の融合が進めば、そっちの業界なのかねえ。そういえばホリエモンが政権与党から選挙出たりしたよねえ・・・ってのは関係ないか。

ま、儲かる業界の首根っこ掴んでおいて、必要に応じて金を還流させて雇用も創出するってことならば、政策のかじ取りとしては悪くないよね。上手くやってください。・・・逆に言えば、建設会社だけでなく、いろんな献金のルートがあっても不思議はないよね。

別になんか物申すとか社会を斬るとか言うつもりはなく・・・「テレビが地デジを推進してるのがウザいから、テレビ局に文句言う」短絡思考に留まらず、いろいろ裏事情に思いを馳せてみた方が、単純に人生楽しいんじゃないか、という提案です。
まあ、「政策リテラシー」みたいな話の続きなんだけど、下で書いた「高速道路走り放題1000円」にしたって、自動車業界の話に留まらず、ETC普及で誰が「得」をするのか、ってのを考えると面白いよね^^
株やる人なんかはその辺とっくに深読みしてるんだろうけど。

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交通に関する政策リテラシー、的な話。

どうも。今年の流行語大賞は「ジュン、ジュワ〜!」になればいいと思ってる半笑いです。
何となく最近思ってることをつらつらと書きますが、まあ、素人の戯言なんで流し流し聴いて下さい。

最近、日本でも二大政党制を求める声があるけれど、仮に自民VS民主の図式になるとして、両者の政策の差別化のポイントって何なんだろうか?
→意表を突いて今更「京都議定書」ってどうよ。

(1)以前も書いたけど、「高速道路走り放題1,000円」は衰退する自動車業界に露骨に擦り寄る政策だよなあ。
(2)でも、これで少しでも自動車業界の業況が回復して、雇用が創出できれば、今のご時勢に沿った政策ではあるかも。
だって、自民党の「景気・雇用創出ニューディール推進プロジェクトチーム」の会合が示した雇用創出案って、「金融機関のATM周辺で振り込め詐欺にあわないよう注意を喚起する『振り込め詐欺防止隊』の要員を確保する」とかだよ?学級会の意見かよw
(3)だったら、もっと露骨に「自動車立国」を明言して、京都議定書破棄を標榜すればいいのに。つーか、アメリカってそんな感じだよね。
日本国内CO2排出の3分の1が自動車由来なんだから、京都議定書で謳われている「CO2マイナス6%」を本気で目指すならば「自動車18%減」の社会を志向すればいい訳なんだが、そもそも全くやる気ないでしょ。それならば開き直って景気・雇用対策優先で「自動車産業保護」で押し切ればいいのに。

・・・という訳なんですが。
民主党がその昔、「京都議定書を批准しよう」っていうTVスポットを流してた記憶があるが、自民党は「京都議定書は破棄」の勢いで(対国際社会を考えると実際に破棄できるかどうかは別として)、「自動車立国」宣言して二大政党制の対立軸にすればいいんじゃないのか。
耳触りはエコの方がいいけど、実際今高速を劇的に値下げするなんて明らかに反エコなんだから、それは明言しないとアンフェアだよね。むしろその方が支持もしやすいよ。

さて、実はここまではどちらかと言えば「枕」。
こうやって素人が政策や法案の隠れた意図を勝手にいろいろ考えてみるのって、面白いよね、というのが本筋。

例えば、自動車の話で言えば、日本の車が何故「右ハンドル」なのか、ということ。

「そりゃ、左側通行だと右ハンドルの方が安全確認なんかの意味で運転しやすいからだろ、ヴォケ!」
・・・はい、そうですね。

では何故、法律で左ハンドルを禁じていないのか、という点が猛烈に気になる。
だって、安全の為=人の命を守る為の右ハンドルなんでしょ?人の命を守る法律を制定しない意味が分からない。
人の命を守ることよりも、「左ハンドルのアメ車がカッコイイ」なんつーアナログオヤジの見栄の方が優先できる社会でいいのか?

これは対米対策なのかな。いや、ホント誰か教えてください。

鉄道に関しても、いろいろ気になるよね。
岐阜羽島とか白石蔵王とか、最近で言えば建設中の古賀誠新幹線とか・・・政治駅・路線と言われるものは枚挙に暇がありませんが、そんなことより個人的に気になるのは(本当は個人的に族議員にはみんな退場頂きたいんだが…)、9000億もかけて青函トンネル掘っておいて、北海道まで新幹線がまだ届いてないこと。

昨夏、2回ほど陸路で北海道遠征して気付いたんだけど、新幹線のある「東京〜八戸間」と、ない「八戸〜札幌間」で掛かる時間があまりに違うんですわ。
前者が3時間切るのに、後者は7時間。夜行使うと9時間。陸路がトータル10〜12時間掛かるならば、そりゃみんな空路使うよ。何の為の大事業、何の為の青函トンネルだよ。「はまなす」なんか走らす為じゃないでしょうに。<昨夏3回も乗って思い入れあるけど・・・

まあこれは予算と収益の問題なんでしょうが・・・対航空会社の配慮から進まないっていう側面もあるのかと勘繰ってしまう。いや、ホント誰か教えてください。

あと、私が生まれる前から実験してるリニアモーターカーはいつ実用化されるのかと、仮に実用化されるとしたら、そんな凄い速度を出せる超電導磁石が、デジタル記録媒体に何の影響も与えないのかも、誰か教えてください。<後半は政策関係ないね

関係ないついでに自動車についてもう1個気になるのが、絶対軽自動車なんか乗らないであろう、多額のギャラを取る女優や歌手を軽自動車のCMに使って、コストに見合った広告効果があると思ってるのか、という点。派遣の前に切るものがある気がする。

・・・・・・うーむ、なんかダメだ。
今日は文章にまとまりもキレもないんで、もうこの辺で。

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データ満載コラム充実、
一家に一冊ゼヒ!


別冊「トップランナーの視点」
赤木一騎・上田琢巳・山崎エリカ…
綺羅星のごとく輝く
斯界のトップランナーたちの競演に
半笑いもコソーリ紛れ込みました^^


「競馬王」7月号(白夜書房刊)
ラップ分析が中距離で効く理由は?
皐月賞的中の自慢から、
宝塚記念展望まで、
中距離尽くしの巻頭11ページ!


「競馬王」4月号(白夜書房刊)
巻頭からカラー7ページ!
私が考えるラップ理論の基礎から
皐月賞へ向けての展望など、
結構なボリュームです!
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「25歳女のエヴァパチンコ記」
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