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輸入小麦、16日から平均23%引き下げ

10月2日23時43分配信 日本テレビ

 農水省は2日、政府が輸入し、製粉業者へ売り渡す輸入小麦の価格を、16日から平均で23%引き下げることを決めた。

 小麦の売り渡し価格は、国が買い付けた価格の平均値で、年に2回改定される。これまでは直近3か月間の価格を算入していなかったため、去年10月には国際価格が下がっているにもかかわらず、国内価格は引き上げられるなどの状況となっていた。今後は、より早く国際相場の変動を反映できるよう、直近の6か月間で算定する。

 今回の引き下げを受け、製粉業者は早ければ来月中にも小麦粉の卸売価格を値下げする見込みで、パンやケーキ、めん類などの小売価格も下がるとみられる。

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最終更新:10月2日23時43分

NNN24