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聖心インターナショナルスクール教頭夫妻が大麻密輸容疑 警視庁逮捕
大麻を国際郵便で密輸入したとして、警視庁組織犯罪対策5課などは2日、大麻取締法違反(密輸入)の疑いで、聖心インターナショナルスクール(東京都渋谷区)初等科教頭で米国籍のシャーリー・レイン容疑者(59)を逮捕した。
また、同日までに同容疑で、米国籍の夫で会社経営、トーマス・レイン容疑者(62)も逮捕した。
同課によると、シャーリー容疑者は「主人に大麻を持って帰ってくるよう依頼したことは事実です」と容疑を認めている。
警視庁は同校の教頭室や港区内にあるシャーリー容疑者の自宅マンションを家宅捜索。自宅からは、微量の大麻が見つかった。
逮捕容疑は、9月22日(現地時間)、米フロリダ州の運送会社から乾燥大麻約5・9グラムを航空便で郵送させ、25日午前7時35分ごろ成田空港から密輸入したとしている。
同課によると、大麻は段ボール箱に衣類とともに入れられており、宛先はシャーリー容疑者の自宅になっていた。トーマス容疑者は日本と米国を行き来する生活を送っており、警視庁の調べに「自分で使う目的で持ち込んだ。大麻は米国で密売人から100ドルで買った」と話しているという。
ホームページなどによると、同校は聖心女子大学などが所属する学校法人聖心女子学院が運営。明治41年に女子対象の私立カトリックスクールとして設立された。現在は45カ国から520人の生徒が通っているという。
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