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16年五輪、東京落選=招致活動実らず−IOC総会

10月3日0時31分配信 時事通信

 【コペンハーゲン時事】国際オリンピック委員会(IOC)の第121回総会は2日、当地のベラ・センターで開かれ、2016年夏季五輪の開催地を決めるIOC委員の投票で東京は落選、1964年東京大会以来52年ぶり2度目の夏季五輪日本開催はならなかった。
 日本は夏季五輪で88年大会に名古屋、08年大会に大阪が立候補し、それぞれソウル、北京に敗れており、これで3連敗となった。
 東京は05年9月、石原慎太郎知事が都議会で16年五輪招致に乗り出す意向を表明。06年8月には国内選考で福岡市を破り、国内立候補都市に選ばれた。08年1月にIOCに申請ファイルを提出し、同年6月の一次選考では総合トップの評価を受けて、リオデジャネイロ、シカゴ、マドリードとともに正式立候補都市となった。
 日本オリンピック委員会(JOC)と協力し、国の支援も受けながら招致活動を展開。最後のプレゼンテーションには鳩山由紀夫首相も出席し、前回東京五輪の「遺産」を生かす方針や財政力、治安の良さなど「安心、安全」をアピールしたが、招致成功には届かなかった。 

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最終更新:10月3日0時32分

時事通信

 

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