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2007年10月02日

PC-98時代のパクリキャラが凄まじかったエロゲー

前回『PC-98時代のカオスなタイトルのエロゲー』を書いたんですが、今回も似た様な感じで、『PC-98時代のパクリキャラが凄まじかったエロゲー』を紹介します。

人気のあるゲームやアニメなどのキャラクターを、ちょっと似せて登場させてるエロゲーは昔っから数多くありましたが、やり過ぎだと思うってしまう程の作品は当時でも少なかったと思います。
まぁ、訴えられてしまったら終わりなので、当たり前と言えば当たり前なんですがw

そんな、やり過ぎなパクリキャラクターが登場するPC-98エロゲーで、特にインパクトの強かったタイトルを3つ選んでみました。



堕落の国のアンジー

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おそらく、PC-98エロゲの中で最も下品極まりないエロゲ。
究極のエロと究極のバカさを混ぜた最低のゲームです。
あ、もちろん良い意味でw
ホント、田所広成氏が関わったゲームは何かしらヤラかしてくれます。
まぁ、トレース疑惑などでだんだん失速していった『実姉妹』には萎えましたが・・・・・

そんなイカレた『堕落の国のアンジー』のパクリキャラと言えば、やはり【マラオ&イジール】
コレは外せません!!

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【マラオ&イジール】

世界一愛されているゲームキャラが、3P大好きの変態外国人にされてしまっています。
初めて見た時は、友人と大笑いしましたw
つーか、当時の雑誌にも大々的に掲載されてたけど、エロと著作権に厳しい花札屋さんに見付っても問題なかったのかな?

ちょっと話が変わりますが、このゲームが発売されて数ヶ月経った頃、オレが近所のゲームショップで「何かオススメある?」って店員に尋ねたら「このゲームは絶対やった方が良い!!」って、自信満々にこのゲームを勧めてきたんだけど、当時オレ中学生。

こんなゲームを中学生に勧めんなwww

いや・・・・まぁ、当時でもそれなりに面白かったんだけどさ・・・・w

正直かなり好き嫌いが分かれてしまうゲームですが、エロゲをプレイしてるならこのゲームは絶対プレイした方が良いと思います。
これぞ究極のエロゲだと思いますから、個人的に・・・・・

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ただし、ホントに最低のゲームですけどねw



暗黒千年王国 マジカルキュービック

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一人二種類のコマを使う、ちょっと変わったオセロゲーム。
一種類をお邪魔用に使い、もう一種類で攻めるなど、普通のオセロとは違い、色々な戦略を組めるので結構楽しめます。
そして、肝心のパクリキャラがドコに出てくるかと言うと、このゲームはオセロ盤の四方を取れば敵を捕虜にしたとしてHCGが見られるのですが、実はこのHCGがほぼ全てパクリキャラで形成されてるんですよね。
そのHCGをちょっと紹介すると・・・・

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【ロードス島】

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【侍魂】

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【セーラー戦士】

コレでも一部で、ほとんど当時人気だった作品のキャラクターがパクられてます。
ノリは完全に同人ゲーム。
確か、当時の雑誌にもパクリキャラのHCGは全然載ってなかった様な気がします。
さすがにヤバイと思ったのかな?

でも、そこまでパクっておいて、どうして主人公の側近がストUのDeeJayなのかは謎・・・・
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もっと良いキャラいるだろっていうw

結局このゲームを制作したkattyは、この作品のみで消えてしまったんだけど、そんな消え方すると何かあったかと邪推してしまいますね。



学園都市Z

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WizTypeの3Dダンジョンにアドベンチャー要素をミックスした、ロボット物RPG。
ほとんどお遣いゲーで色々な場所を行ったり来たりするのに、マップが尋常じゃないほど広大な上、扉の様な目印になるモノが一切ないので、一度向きを誤るとマップを見ながらでも迷ってしまうという、一番イヤになるタイプのゲーム。
でも、当時のエロゲーにしては珍しく、Zガンダムやマクロスに出てそうな感じのカッコ良いロボットが多く登場するのは良い感じです。

そして、どこにパクリキャラが出てくるかと言うと・・・・・って、もうタイトルを見た時点でパクリネタが分かりそうなモノですが、取り合えず分かりやすく紹介すると・・・・

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もう、まんま『トップをねらえ!』なんですね

キャラが似てるだけじゃなく、キャラ設定や雰囲気まで似せてしまっていると言う、極端な話『電脳学園3.1』と言った感じ。
いくら『ソフトベンダーTAKERU』のみの販売だと言ってもやり過ぎ感が凄いです。

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それ以上に驚いたのが、当時の雑誌のインタビューで「『学園都市Z』のアニメっぽいノリはスタッフのみなさんの好みによるものですか?」って問いにシナリオ担当の方が、「ええ、そうですね。でも僕なんかは巨大ロボットものだと『マジンガーZ』なんですが(笑」と回答。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ここまでやっておいて、どうしてそこでマジンガーZの話題にw
シナリオ担当の方、とても素敵な方とお見受けしますw

つーか、このゲームのエンディングで「,,,,,END?」って出るんだけど、もしかして2作目作る気だったのかな・・・・?

個人的な意見ですが、止めておいて正解だったと思います。



以上、こんな感じです。

今も昔も、ギャグとして他の作品をパクってるモノは面白いと感じる事が多いけど、シリアスな作品で他作品をパクってるモノって、元ネタを知ってしまうと結構ひいてしまう事が多いです。
やはり、何でも限度ってモノがあるって事ですね。

てか、ホントはパクらないのが一番なんでしょうがw



あ、とてもどうでも良い話なんですが、最近全く時間がなくて、このブログの記事を書くのに、何と4日かかってるのですw
あぁ、何てこった。
時間が欲しいよぉ・・・・
星銃士ビスマルクと装甲騎兵ボトムズを全話見たいよぉ・・・・w
posted by hisabilly at 05:52| Comment(43) | TrackBack(1) | PC-98の凄まじいパクリエロゲ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

PC-98時代にはカオスなタイトルのエロゲが多かったと思うんだ

とあるゲームの発売日を調べようと、2000年に発売された『美少女ゲーム歴史大全』を久しぶりに読んでて思ったんだけど、PC-98時代のエロゲには何かとカオスなタイトルのゲームが多かった気がするんですよね。

PC-98時代はバカゲーが多くて、その内容がタイトルへ影響していたんだろうけど、当時は友人とゲームショップへ行って変なタイトルのエロゲを見付けてはネタにしてたモンです。

そんなPC-98エロゲの中でも、特にインパクトの強かったタイトルを3つ選んでみました。



JYB 〜ジャイブ〜

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ゲームとしては無名なのにタイトルだけが超有名という、メーカーさん涙目な作品。
おそらく、これ以上に間接的で直接的な(あ、日本語になってないw)タイトルは無いんじゃないかな?
「え、別に普通じゃん」って思った人は、キーボードのJ・Y・Bに書いてるひらがなを順番に声に出して読んでみて下さい。
職場など、人の多い所がベターと思われます。

で、こんなタイトルだからゲーム内容も酷いんだろうと思われそうですが、別にそんな事もなく、全体的に明るい雰囲気のバカゲーで良作らしいです。
絶対にタイトルで損してるよね、コレって。

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ちなみに、何年も前にKIRINが販売してたジャイブ(JIVE)って缶コーヒーがあったんだけど、このネタを知ってしまうと声高に好きだったとは言い辛いというw
もし、エロゲやってる知り合いが、「オレ、昔KIRINのジャイブ大好きだったんだよね・・・・」とか言ってたら、「それなんて獣姦?」とでも言ってあげましょうw



吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

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「吉永小百合+The Beatles+エロゲ」のコラボレーションなタイトル。
どう考えても混ぜ方を間違ってます。


そして、この方が主人公の吉永サユリさん。

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え、女性? いやいや120%おっさんですよ。
え、侮辱罪で裁判沙汰? いやいや覚悟の上だと思いますよ。

一応この吉永サユリ氏がどんな人かと言うと、「女子高生の本分はエロだ、参考書など読まずにエロ本を読め!!」と豪語する超熱血教師。
もし勉強なんてしてる女子高生を見付けようものなら、サユリ流教育的指導の餌食です、性的な意味で。

後、忘れてはいけない大切な人物がいます。
吉永サユリ氏のライバル、まるだし先生です。

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キャラクターだけ見ると『堕落の国のアンジー』みたいな世界ですねw

つーか、タイトルに『吉永サユリがやって来る』とあるけど、この教師は最初っから学園の教師なので、もうこの時点でタイトルの意味がわからなくなっているというw

ちなみにこのゲームを制作したHARDというブランドは、1986年からエロゲを制作していた老舗中の老舗ブランド。
昔っから良作エロゲを多く制作し、PC-98の晩年期に発売された『ようこそシネマハウスへ』はPC-98ゲームの名作と言われる程の作品。
もちろん『吉永サユリがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』もバカゲーとして悪くないんだけど、この作品がHARDの最後の作品だと思うと何となく切ないw

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しかし、この吉永サユリはウザイな・・・・w



スーパーウルトラむっちんぷりぷりサイボーグマリリン DX

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やはり、このゲームは外せません!!
エロゲ史上、購入の際にショップの店員さんに言いたくないタイトルNo.1。
もしタイトル言ってる時に噛んでしまったら地獄ですw

このゲーム、タイトルからしてかなり壊れちゃってますが、実は内容の方もかなり凄い。

−−−科学者である主人公の父親が、むっちんぷりぷりなサイボーグを造ろうと大学病院から若い女性の遺体を盗み出すのだが、人工頭脳に関して研究不足だったため、何度やっても頭の悪いサイボーグしか造る事が出来ず、結局実験は失敗に終わってしまう。
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それでも諦めきれない主人公の父親は、たまたま実験室にいた主人公を電気ショックで気絶させ、了承も得ぬまま主人公の脳を勝手に抜き取ってしまう。
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脳だけの存在にされ怒り狂う主人公をよそ目に父親は実験を繰り返していたのだが、突然研究室に「世界はあたしたちのものよ、ウッフーン軍団」と名乗る一味が、父親の造るサイボーグを盗みにやってくる。
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父親はむっちんぷりぷりなサイボーグを盗まれまいと、脳を抜き取り不要になった主人公の体を新型サイボーグと言い張り、何も知らない「世界はあたしたちのものよ、ウッフーン軍団」一味は主人公の体をサイボーグと信じてアジトに持ち帰ってしまう。
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自分の体が無くなってしまった主人公は、父親の手によりむっちんぷりぷりなサイボーグに自分の脳を移植され、スーパーウルトラむっちんぷりぷりサイボーグ『マリリンDX』となり、自分の体を取り戻す為に「世界はあたしたちのものよ、ウッフーン軍団」のアジトに乗り込むのだった。

その前に、取り合えず父親は殴っておいた−−−

という、かなりカオスな内容。バカゲーレベルも最高値です。

ストーリー中のギャグなどはかなり面白いんだけど、このゲームをやってると、この会社が、88時代からエロゲー業界を引っ張って来ていたとは思えなくなってきますw
何となく『天使たちの午後』シリーズの制作を止めた辺りから、「え?」って思ってしまう様なゲームを多く出してた様な気が・・・・

あれかな?
枝分かれしていく内に、優秀な人材が余所に行ってしまったってヤツかな?



と、まぁこんな感じです。

他にも、HARDの『はっちゃけあやよさん』シリーズや、ファミリーソフトの『韋駄天いかせ男』シリーズ、イリュージョンの『もっこりまん』シリーズなどなど、まだ多くあるんですが、個人的にこの3つは外せないって事で。

最近のエロゲは全然わからないんだけど、2003年に発売された『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの』ってタイトルは凄かったですね。
「ソレってタイトルじゃなくて説明じゃん」みたいなw

こーいったタイトルが多いからエロゲは面白いと思う訳ですよ。

後、何かカオスな場所に貼っておくと良い事が起こるらしいんで、取り合えず貼っておきます。

            _
        ノ |_   ll__l---||_       Nice boat.
      rj「l__`ー'  ヽlーj  L---┐
      |―┴┴―`ーrュ-‐< ̄.ィj .__jl
      |[][][][][][] i """ _..,,rr=''´ l
      l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´     /
   f  jL-、 _-‐'      -‐´~~
   ヽ |  ̄  _j_ -‐'~´~~
     `ー〜´~~~~

2007年09月17日

久しぶりにPS2のソフトを買って来たのですよ

一年以上前に『マーセナリーズ』を買って以来、PS2のソフトを全然買ってなかったんだけど、久しぶりにゲームショップに行ったんで、前から欲しかったゲームソフトを中古で購入して来ましたよ。

やっぱ、いくらレトロゲーム好きと言っても、たまには新しいゲームにも手を出したくなるって訳です。
ただ、大作は時間がかかり過ぎるし、数日プレイせずに内容を忘れてしまったら、間違いなくプレイしなくなるんで「総プレイ時間は短いけど内容は濃い」ってゲームが欲しかったんですよね。
それを踏まえて買って来たゲームがコレ!!

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CAPCOM CLASSICS COLLECTION

カプコンの初期アーケード作品がズガガッ!っと入ってるステキゲーム集。
いや、まぁ、結局はレトロゲームなんだけど、今までどの機種にも完全移植されていなかった、AC版の『ファイナルファイト』が遊べるって事が、個人的にかなりポイントが高い!!
それに他のゲームも、極悪な難易度を除けば、息抜き程度にプレイするには最適なゲームばかり。
久しぶりに良ゲーを買ったって感じです。

つー事で、アクションゲームにはかかせないブラウン管テレビ(AVマルチ端子の付いたSONYのテレビは個人的に神)をセットし、早速『ファイナルファイト』をプレイ。
もちろんキャラクターはガイ一択、これ基本。

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今まで何度もゲーセンでクリアしてるのに、何度プレイしても面白い。
流石はベルトスクロールアクションの名作。
そーいや、後で2chのスレを見て知ったんだけど、初期版はゲーム中のBGMにノイズが入るとか・・・・
改めて確認はしてないけど、別に違和感なくプレイしてたから、オレのは後期版だったのかな?


他に『エグゼドエグゼス』もプレイ。

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やはりファミコンで発売された『徳間版エグゼドエグゼス』とは天と地の差。
徳間版の洗脳されそうなヤバいBGMとは違い、AC版の何となく吸い込まれそうなBGMはたまらんです。
でも、久しぶりにこの手のシューティングをプレイすると、連打ばっかで腱鞘炎になりそう・・・・・
これって確か、クリアするのに100万点いるんだよね?
まぁ、クリア点数の心配をしなくても、そんなに高得点は出せないんだけどさw


それ以外にも、『ストリートファイターU ターボ』や『魔界村』『戦場の狼』『トップシークレット』などなど、計22作。
もう発売されて1年以上経過してるんだけど、「もっと早く買っておけば良かったな」って思う程の良作でした。

次回作も欲しいけど、未だ海外のみの発売で、国内の発売は未定だとか。
もしカプクラ2の国内発売が決まったら、是非『天地を喰らうU 〜赤壁の戦い〜』や『パワード・ギア』を追加で入れて欲しいですなぁ。

つーか、この手のアーケードゲームが沢山移植されて嬉しい反面・・・・

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このVEGA9000DX君の使い道が無くなってしまう様で少々残念w

あ、後ついでに・・・・

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パソコンパラダイスのバックナンバーも2冊購入。

1992年の10月号と12月号だから、PC-98ゲーム全盛期。
『DEJA2』や『同級生』など、エルフ天下の時代ですね。
今じゃ過去作の移植ばかりで見る影もないけど、個人的に大好きだったメーカーなんで、昔みたいに出す作品全てが良作だった無敵のエルフに戻って欲しいモノです。
でも、今のエロゲーユーザーは『同級生3』が発売すると言われても興味すら沸かないんだろうなぁ・・・・・
10年位前は、電撃王などに載ってた『同級生3』の原画を見て、多くの人が発売を今か今かと待ってたモンだけど・・・・・

ちょっと話が逸れてしまったけど、結局良い買い物をしたって事を言いたかった訳です。
つーか、ブログ書いてて思ったけど、ゲーム以外に購入した物も全てがオールド感たっぷりだw


最後になりましたが、またまたニュースサイトさんのお蔭で、最近アクセスがちょっとずつUPして来ました。
ホントに感謝感謝です。
何か変わったネタで恩返しをしたい所だけど、哀しい哉レトロエロゲネタ以外思い浮かびません・・・・w
つーか、ホントはファミコンメインのレトロゲーブログの筈だったのに、いつの間にかエロゲの方が多くなってきてるのよね。
いっその事、レトロ『エロ』ゲーブログに切り替えようかなw
posted by hisabilly at 06:38| Comment(2) | TrackBack(2) | ごちゃまぜ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

【PC98版】 ウォーターフロント・アドベンチャー

1990年4月26日にHARDから発売されたアドベンチャーゲーム。

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発売元/HARD
定価/3800円


当時ブームだった(らしい)ウォーターフロントを題材にしたアドベンチャーゲーム。
1989年に実際にあった横浜博覧会が舞台となっていますが、もちろんパビリオンの名称等は微妙に変更されています。



ただいま開催中の横浜博で、主人公の彼女エミが謎の男Mr.Hにさらわれてしまった。
Mr.Hの要求は女の子の使用済みパンティ10枚。
主人公は彼女を救出するため、横浜博の会場へと向かい様々なブースにいるコンパニオン達から着用しているパンティを言葉巧みに奪っていく事を決意するのだった。

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会場近くの横浜駅に着いた主人公。
天気が良くて、普段ならまったりとした気分になろうというモノですが、今日は彼女を救うために10枚のパンティを強奪するという難題をこなさなければなりません。
主人公からすれば、今日の横浜博は云わば戦場。
「これは犯罪じゃない、彼女を救うためのれっきとした大義なんだ!!」と自己暗示をかけ不安を解いていると、どことなく力が溢れてきます。
そんな偉大なHENTAIパワーを得て、会場へ向かうゴンドラ乗り場に行くと、男ばかりのムサ苦しい中に女の子を発見!!
どうやら女の子も行き先は同じの様子。
都合の良い事に、ここに来る前に拾ったゴンドラ無料搭乗券が二枚あります。
ただ、搭乗券は一枚500円、遠足のお菓子並みの価格。
「ナンパには弱すぎるか?」と思いつつも、無料搭乗券をエサに女の子を誘うと、とても嬉しそうにOKしてくれました。
「安い女の子だな・・・」と思いながらも、二人を乗せたゴンドラは横浜博の会場へと進んでいきました。

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ゴンドラに乗って暫くした頃、主人公に天の声が・・・・
『ユー、襲っちゃいなYO!!』
よく考えてみれば、パンティは誰のでも良い訳ですし、ゴンドラがある程度進み、周りに誰も居ない今なら強奪する事も可能・・・・
もうそろそろ目的地も到着してしまいますし、やるなら今しかありません!!
「ここしかないッ!!」
そう言いながら女の子の体に手をやった瞬間、主人公の頭部にもの凄い衝撃が・・・・・
何と、女の子が必死に抵抗し、主人公の頭に向けて鉄パイプを振り下ろしてくるのでした。
自業自得とは言え、正直シャレになりません。
しかし、ココで引いてしまっては叩かれ損。
鉄パイプをマトモに喰らいながらも、主人公は一歩も引かず襲い続けます。
熾烈なパンティ争奪戦を制し、赤いパンティをGETした主人公は、逃げる様にゴンドラを後にし、やっとの事で目的地の横浜博の会場に到着するのでした。

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早速入場券を購入し、各パビリオンのコンパニオン探しです。
まずは一番近くの『松上館』へ向かう事に。
すると、タイミング良く松上館のコンパニオンの女の子が立っていました。
取り合えず話しかけてみるものの、いまいち主人公の話に興味を持ってくれません。
こんな調子ではパンティを手に入れるのに時間がかかり過ぎてしまいます。
何かキッカケは無いかと頭を働かせていると、『ジャンケンをして主人公が勝った場合はタダでパンティを、主人公が負けた場合は2000円でパンティを買い取る』という、ドッチに転んでもパンティが手に入るギャンブルを思いつきます。
しかし、女の子からすればあまりにもメリットのないギャンブル。
そうそう引き受けてはくれないだろうと考えていた主人公の思いとは裏腹に、ギャンブルというゲーム性に興味を持った女の子はノリノリでOKを出してくれました。
どうやら、この女の子も頭が弱い様子。
女の子の気が変わる前に、ジャンケン勝負開始です!!

・・・・・やはり運否天賦のジャンケン、横浜博に着く前からパンティを奪う事が出来た主人公に運の流れは来ていたらしく、あっさりと勝利し、女の子が穿いていた黄色いパンティの奪取に成功。
順調にパンティの数を増やしつつ、今度は『MEC W&Cパビリオン』へと向かう事にしました。

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『MEC W&C』に着くと、コンパニオンの女の子がお客の対応をしていました。
何でも答えてくれる女の子を見た主人公は、客のフリをして「パンティを下さい」と言ってみるも、当然の事ながら完全無視を決め込まれてしまいます。
「何とかして女の子から自主的にパンティを脱がざるを得ない状況を作る事は出来ないだろうか・・・・」と考えていると、長時間立ち仕事で休憩も取っていない女の子を何かしらで驚かせ失禁させる作戦を思い付きました。
「これで行こう!!」
そうと決まれば善は急げです。
休憩に入る前の女の子をジェットコースター乗り場に誘い出し、何度も何度も乗っていると、急に女の子の様子がおかしくなりました。
どうやら作戦は成功した様です。
作戦が上手くいき上機嫌な主人公は、紳士的に汚れたパンティの処理を買って出ましたが、女の子は頑なに脱ごうとはしません。
埒があかないと感じた主人公は、結局女の子からパンティを強奪。
無事(?)水色のパンティを手に入れる事に成功しました。
順調に3つのパンティを得た主人公は、4つ目のパンティを求め、横浜博内のパビリオンを片っ端から回っていくのでした。


10枚のパンティを得る為に奔走する主人公。

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しかし、女の子達もガードが固く一筋縄ではいきません。
道端に落ちていた芸能人のサイン色紙で女の子を釣ったり、パビリオンの女の子を人気の少ない所へ連れて行くために、わざと商品を万引きをしたりと、主人公の行動も多様になってきます。

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そして、パンティを10枚集め、Mr.Hと対峙する主人公に襲い掛かる最後のどんでん返し。
主人公は、彼女のエミを無事救出する事が出来るのか!?

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1990年はエロゲーでもストーリーがしっかりしたゲームが多いのに、コレは何というか『バカゲー』としか言えない内容。超80s風味。
つーか、この時期にまだフロッピー1枚という規模の小ささも寂し過ぎです。
翌月に発売された『ランス2 -反逆の少女たち-』は6枚組なのになぁ・・・・

でも、決してダメな部分ばかりじゃなく、この『ウォーターフロント・アドベンチャー』は、ハッピーエンドが2種類あるという、当時では珍しいマルチエンディング方式を取ってるんですよね。
89年の11月に発売され、エロゲーのマルチエンディング方式の元祖と言われる『天使たちの午後V 〜リボン〜』で、ちょっとずつエロゲーにもマルチエンディング方式が流行って来ていたんだろうけど、フロッピー1枚でマルチエンディングをやってるゲームは、多分コレだけなんじゃないかな?
でも、最初の【ゴンドラに乗る】か【シーバスに乗るか】でほとんどエンディングが決まってしまうので、マルチエンディングと言うには弱いかもしれませんw

あ、最後になりましたが、実はこのゲーム全然エロくありませんよ?w

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posted by hisabilly at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | PC-98 エロゲー 【あ行】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

【ファミコン版】 ドラゴンボール 神龍の謎

1986年11月27日にバンダイから発売されたアクションゲーム。

初のドラゴンボールを題材にしたファミコンゲーム。
全14ステージで構成され、孫悟空(主人公)を操り、敵キャラクターを倒しながら最後の扉を開いた先に待つボスを倒す、もしくは謎解き部屋を攻略する事でステージクリアとなります。
ステージ中には、体力が回復する「肉」や「ケーキ」、かめはめ波を撃つための「亀の甲羅」、悟空のスピードがアップする「パンティ」など、ユニークな補助アイテムが多く存在。
視点は、通常のアクションステージはトップビュー、ボス戦や謎解き部屋はサイドビューの2種類で展開されます。
1〜6ステージまでが原作を元にした内容になっており、7〜10ステージまでの「カンフー大会」と、11〜14ステージのストーリーは、ゲームオリジナルのストーリーになっています。
ちなみに11〜14ステージのボスキャラは鳥山明氏描き下ろしです。
後、6ステージと14ステージをクリアすると神龍が現れ、4つの中から一つだけ選択し、願いを叶えてもらう事が出来ます。


難易度がメチャ高く、序盤のヤムチャの強さにゲームを投げ出したくなる事請け合いです。
当時オレ等の周りは誰もヤムチャより先に進む事が出来ませんでした・・・・
それと、無表情でハンマーを振りかざし悟空を追いかけるザコキャラや、執拗に悟空に迫ってくるバーさんなど、本来あるはずの『ドラゴンボール』のワクワクする様な世界観は微塵もありません。
あるのはカオス世界のみです。
なんつーか、「流石はキャラゲー、流石はバンダイ!!」と言った感じw
おそらく本当のサブタイトルは「神龍の謎」ではなく「神龍も謎」だったのではないかと?
mとnはキーボードも近くにあるし、制作者もキーを間違って打ってしまったんでしょう、オレもよく間違えるし。
やっと「神龍の謎」の謎が解けた様な気がしますw

ハートドラゴンボール 神龍の謎 SPEED RUNスペード