「民主党騙り詐欺」に注意すべき「理由」
もうひとつ、注意しなくてはいけないことがある。それは、今までの自民党政権時代と違って議員の名前や民主党内の組織があまりにも知られていないことだ。
これまでも政権与党関係者を名乗っての詐欺は存在したが、それが一気に増える可能性があるということだ。
しかも政治主導ということで、官庁の存在が薄れたかのように感じている人も多いはず。そうなると、官庁の許認可権についても「政治主導になったので、我が党の中で審議される」といった騙しが起き得る。
そういう連中の名刺には、民主党の名称と、議員や委員会といった名前が記入されていることだろう。
「党本部では個別問い合わせには応じないので、必ず秘書である私か委員会のほうに連絡してほしい」
そんなおまけトークも付いてくる。
もちろん騙されないためには、金を渡す前に党本部に問い合わせることが肝心である。