京都のスーパー進学校で盗撮→自主退学
京都市立堀川高校で昨年7〜8月ごろ、当時3年の男子生徒4人がカメラ付き携帯電話で女子生徒を盗撮していた。高校は府警に届け出ていなかった。
学校によると、昨年8月27日、校内の女子トイレに携帯1台が動画を撮影できる状態で、トイレットペーパーの包み紙の中に隠されているのを女子生徒が見つけ、教師に報告。女子生徒は発見した機種の持ち主に心当たりがあり、男子生徒1人が盗撮を認め、別の3人の関与も判明。4人は約2カ月間、校内の階段や教室などで盗撮を繰り返し、計約200枚の画像や動画1本が見つかった。1人が携帯の撮影音を消す方法を教え、盗撮行為がエスカレートしたという。
盗撮画像の多くは、脚が映っているだけで他の被害生徒は特定できなかった。4人は昨年9月上旬に自主退学。高校卒業程度認定試験を受け、一部はすでに大学に進学しているという。同校は進学校で知られ、昨年度は京都大に現役で35人が合格している。02年5月には、文部科学省から理数系教育を重点的に行う「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されている。
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