東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

サンマの塔に舌鼓 東京タワーでまつり

2009年9月28日 朝刊

東京タワー形の器具も登場。新鮮なサンマの炭火焼きに舌鼓を打つ親子連れ=27日、東京都港区の東京タワーで

写真

 東京タワー(東京都港区)では初めてとなる「さんままつり」が二十七日あり、東京のど真ん中で旬のサンマが振る舞われた。

 サンマを提供した岩手県大船渡市が三陸のサンマの産地で、昭和三十三年に開業した高さ三百三十三メートルのタワー、と三つながりにちなんだ。

 用意したサンマは大船渡港に二十六日に水揚げされた三千三百三十三匹。二十六日夜からの徹夜組をはじめ開始前に約千人が並ぶ盛況ぶりに甘竹勝郎市長が感激し、予備のサンマを追加して四千三百三十三匹を炭火で焼いた。

 まつり全体では、約一万人(主催者発表)でにぎわった。

 サンマをつるして焼く、東京タワーを模した器具も登場。板橋区の会社員長浜弥生さん(63)は「タワーの下で味わうサンマは最高」と、おいしそうにほお張っていた。

 

この記事を印刷する