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2009/09/30 19:34 KST
勤労挺身隊出身の女性、三菱展示場撤収求め会見


【光州30日聯合ニュース】太平洋戦争末期に日本の三菱重工業に強制徴用された81歳の女性が、30日に支援団体会員20人余りとともに三菱自動車光州展示場前で記者会見し、展示場の撤収を求めた。

 女性は日本植民地時代末期に結成された戦争支援組織「朝鮮女子勤労挺身隊」出身で、1944年に日本人教師に誘われ日本へ渡り、厳しい労働を強いられた。

 出席者は会見文で、「65年前の労働の代価さえ一銭も返さない三菱が、被害者の前で自動車販売場を構えることは、おばあさんたちの悲痛な胸に2回くぎを打つことだ」と主張した。三菱に最低限の企業倫理があるなら、今からでも謝罪し賠償に乗り出すべきだとし、志を同じくする市民団体や市民らと連帯し、不買運動と10万人の署名運動を行うと表明した。

 三菱自動車の韓国販売法人・三菱モータースは25日、光州西区の光州市場付近に地方2店目となる展示場をオープンした。

japanese@yna.co.kr