岡山放送局

2009年10月1日 20時10分更新

県展が高梁市で始まる


絵画や工芸それに彫刻など県民から応募があった作品の中から200点あまりを選んで展示する岡山県美術展覧会、「県展」が高梁市で開かれています。

県展は今年で60回目を迎える伝統ある美術作品の展示会で、高梁市歴史美術館には7部門の3328点のうち優秀作品204点が展示されています。

このうち洋画部門で岡山市長賞の新見市の唐川得子さんの作品「愛の眼差」は牛の親子を描いた作品です。

また工芸部門で県知事賞に輝いた瀬戸内市の近藤正彦さんの備前焼の作品は、重厚な鉢の中央に現れた朱色の「緋襷」と呼ばれる線が印象的な作品です。

この展覧会は今月5日まで、高梁市歴史美術館で開かれています。