2009年10月1日 20時10分更新
ことし8月に台風9号による大雨で被害を受けた岡山県美作市の被災地から出た壊れた家財などの大量のごみについて、岡山市が受け入れて処理をすることになり、1日からごみを運ぶ作業が始まりました。
美作市ではことし8月に起きた台風9号による大雨の影響で、家屋の倒壊や浸水などの大きな被害を受け、壊れた家財などおよそ6000トンの災害ごみが発生し、その処理が大きな課題となっています。
このため、岡山市では美作市からの要請を受けて市内のごみ処理施設で1500トンの可燃ごみを受け入れて処理をすることになり、1日からごみを運ぶ作業が始まりました。
美作市の作東産業団地に設けられたごみの保管場所では、1日午前中、トラック7台が、およそ10トンの災害ごみを載せて岡山市へ向けて出発しました。
トラックは岡山市東区にある「東部クリーンセンター」に到着したあと敷地内にあるごみの焼却場に災害ごみを次々と捨てていきました。
美作市ではゴミを運ぶ作業をおおむね1日2往復ずつ行ったうえで、来月一杯で作業を終わらせたいとしています。