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[ボクシング]名城ドローで2度目の防衛…WBA世界Sフライ級

8回、汗を飛ばしカサレスにパンチを浴びせる名城(左)

 ◆プロボクシングWBA世界Sフライ級タイトルマッチ ▽12回戦 名城信男 引き分け ウーゴ・カサレス(9月30日、大阪府立体育会館第二競技場)WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(27)=六島=が“逆転”ドローで2度目の防衛に成功した。同級1位の指名挑戦者ウーゴ・カサレス(31)=メキシコ=に対し、ポイントで劣勢だった11回から右ストレートのヒットを連発。12回にはダウン寸前のダメージを与え、採点は三者三様だった。今後は同級暫定王者ノニト・ドネア(フィリピン)との統一戦を軸に、米国でのビッグマッチ実現を目指す。名城の戦績は13勝(8KO)1敗1分け。日本ジム所属の世界王者は6人。(観客1410)

 ホームの声援が疲れ切った名城の拳を押した。「後悔したくない」。11回。伝家の宝刀の右ストレートでカサレスの左目上をクラッシュ。手応えが残ったまま臨んだラストラウンド。コーナーを背負わせ、立て続けにダウン寸前まで右を打ち込んだ。がけっ縁での気迫が、名城信男の神髄だった。

 祈るように聞いた採点は三者三様。ラスト2回でドローに持ち込み「あと一歩やったっすね」。2戦連続逆転KOを逃した悔しさより、王座を死守した安ど感が勝った。「来年も食っていける」。新妻・智子さん(27)が初めて最前列で観戦。リング上の言葉が偽らざる思いだった。

 同じ失敗は繰り返さない。前回王者時代の07年5月のV2戦。一歩引いたところでムニョスに連打を食らった。左右に構えを替えるカサレスは1回からスイッチ。中盤は左右のアッパーを立て続けに食らうなど、技術で上の相手に苦戦した。それでも戦前に「相手が強いとワクワクする」と言ってのけたように、突進する挑戦者の気持ちを忘れなかった。
技術超える魂 4月、6年間交際した智子さんと挙式。4年半前に日本タイトル戦で戦い、試合後に亡くなった田中聖二さん(享年28歳)が新婚だったことが大きく「僕も死ぬかもしれない」と悩んだ末に結婚した。この日朝、愛妻から初めて6枚もの手紙を受け取った。「私が甘えてごめんね」という言葉と、会場に向かう車中で長渕剛の「しゃぼん玉」を熱唱して緊張を解いてくれた優しさに奮い立った。

 試合後の名城は珍しく冗舌だった。「ヘタクソなボクシングで技術をつぶした。再戦しても勝てる」と言い切った。ビッグネームが集まる同級で、最大のターゲットは世界的評価も高い暫定王者ドネア。「今度も泥臭い試合に持って行きますよ」。激戦を乗り越えた国内屈指のファイターが、名王者への階段を上り始める。

 カサレス「名城は侍と呼ばれる通りだった。判定はもう出ている。次はリベンジの試合をするだけだ」

 ◆名城信男(なしろ・のぶお)1981年10月12日、奈良市生まれ。27歳。近大在学中の2003年7月、プロデビュー。05年4月、日本スーパーフライ級王座獲得。06年7月にWBA世界スーパーフライ級王座を初奪取し、辰吉丈一郎に並ぶプロ8戦目の史上最短タイ記録を樹立。1度防衛後の07年5月に陥落、08年9月に再奪取した。家族は妻。アマ戦績は38勝19敗。身長164センチの右ファイター。

(2009年10月1日10時29分  スポーツ報知)

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