ヘッドラインニュース
【県内】五ヶ瀬町サイロ内で死亡事故
2009年09月30日
昨夜、五ヶ瀬町の農家にあるサイロの中で、3人が死亡、1人が意識不明となっている事故です。
警察の調べによりますと、サイロには、ぶどうの搾りカスが入っていたことがわかり、中は、酸欠状態になっていた可能性が指摘されています。
この事故で、一夫さんと妻のシズエさん59歳と母親のトミ子さん79歳が死亡、孫で小学2年生の里久君が意識不明となっています。
サイロは、直径約1.2m、深さ約4mで当時、蓋はしていなかった、ということです。
サイロの中には、脚立が立てかけられていました。
警察では、サイロに落ちた里久君を助けようとして、3人が、次々にサイロへ入り、相次いで酸欠状態になったのではないか、とみて、調べています。
県警では、けさから約5時間に渡って現場を調べました。
その結果、サイロには、ぶどうの搾りカスとそれを発酵させる酵母菌のようなものが、入っていたことがわかりました。
警察でガスの成分などをさらに調べることにしています。
【県内】サイロ事故・宮崎さん一家の人柄や仕事
2009年09月30日
現場となった桑之内地区は、五ヶ瀬ワイナリーにブドウを納入する生産農家が多い所です。
亡くなった宮崎一夫さんは、ブドウの生産組合の組合長を務めていました。
また、妻のシズエさんは、「バーバクラブ」と呼ばれる地区の加工場で、他のメンバーとともにパンなどを作り、夫婦ともに、地区のリーダー的な存在でした。
県畜産課によりますと、通常、飼料づくりでは、炭酸ガスなどが出る恐れがあり、二酸化炭素濃度が8%から10%を超えると意識を失う可能性があるということです。
【県内】サモア諸島沖の地震で津波警戒
2009年09月30日
南太平洋のサモア諸島沖で発生した地震の影響で県の沿岸部に津波注意報が出されましたが、津波は観測されませんでした。
気象庁では、午前9時に津波注意報を発表しました。
県内では、午後1時に最大で50センチの津波が到達すると予想されていました。
日南市では、消防や警察が沿岸部をまわり、警戒に当たりました。
このうち、油津港では、到達時間が近づくと、警察や消防などが釣り人に対し、岸壁から離れるよう指示していました。
結局、県内では、津波は観測されず被害もありませんでした。
【県内】宮崎市「アートセンター」竣工式
2009年09月30日
宮崎市中心市街地に商業と文化の複合ビル、「アートセンター」が完成しました。
きょうは、竣工式があり、市や商店主などが出席して神事が行われました。
アートセンターは、宮崎太陽銀行の本店跡地に、総事業費、約19億4000万円をかけ、建設されました。
アートセンターは、商業施設と、文化交流スペースが一体となった複合ビルです。
1階と2階には、銀行や、コーヒーショップなどが入り、3階からがアートセンターで、絵画などの展示室や図書室などが設けられています。
アートセンターは、あす、オープンし、年間、約11万人の入場者を見込んでいます。
【県内】JA宮崎中央会の新会長に羽田正治氏就任へ
2009年09月30日
健康上の理由で辞任するJA宮崎中央会の横山勉会長の後任に、JA宮崎経済連会長の羽田正治氏の就任が決まりました。
羽田氏は、JA宮崎中央会の臨時総会の後、記者会見に臨みました。
羽田氏は、あす会長に就任、任期は、横山会長の残り1年9ヵ月で、この間、経済連と中央会の会長職を兼務します。
羽田新会長は、民主党政権とは、真正面から向き合い、FTA=日米農業交渉には、反対の態度を示していきたいと述べました。
【県内】ワクチン接種ミスを無くすには・・・
2009年09月30日
県内で予防接種のミスが相次いでいます。
ミスを防ぐには、どうすればよいのか、医療関係者の模索が続いています。
今月15日、宮崎市郡医師会のホームページに「予防接種のミスが相次ぎ遺憾」というメッセージが掲載されました。
メッセージを発信したのは、宮崎市郡医師会の理事・高村一志医師です。
県内では、「日本脳炎のところを間違って別のワクチンを接種」「姉と妹を取り違えて接種」「ワクチンの量を間違う」など、今年に入って7件のミスが相次いでいます。
宮崎市では、三種混合の場合、カルテを黄色にしています。
そして、注射器も黄色をつけて間違えないようにしています。
さらに、予防接種の際に、種類や回数を声に出して確認しながら接種しています。
ワクチンを用意する看護師は、患者ごとのトレーに摂取量、種類の書かれたカードを用意。
間違いがないか確認して医師に渡します。
それでも、高村医師は、ミスが起こってしまう可能性を指摘します。
医療関係者からは、「接種ミスが起こった原因を県内全域で共有して再発防止に生かせないだろうか」という声が上がっています。
しかし、予防接種の実施主体は各市町村が基本で、現状では、医療関係者が、県内全域を網羅してミスの背景や原因、今後の対応などの情報を共有する仕組みはありません。
これから、医療現場は、インフルエンザの対応などに追われる季節に入り、ミスが起こる確率は高まります。
失敗に学びミスを無くすための医療情報を共有する必要性が高まっています。
【県内】女子大生と中学生が野球で交流!
2009年09月30日
スポーツです。
異色の顔あわせで野球の交流です。
女子の南九州短期大学と、男子中学生の小林ボーイズが、初めての練習試合を行いました。
南九州短期大学は、今年、全日本女子硬式野球でベスト8に入りました。
一方の小林ボーイズは、九州選抜大会宮崎県予選で優勝しました。
試合は、初回、小林ボーイズの山之口がライト前ヒット。
チャンスを迎え、盗塁で揺さぶりをかけますが、南九州短大のキャッチャー黒岩、ナイススローでピンチを救います。
試合が動いたのは2回でした。
小林ボーイズは2アウトからランナーを2塁に置いて7番・堀添。
平凡なセンターフライ!と思われましたが、これを南九州短大がタイムリーエラー!小林ボーイズ1点を先制します。
これに対し、南九州短大は2回、5回とヒットを放ち、3塁までランナーを進めます。
しかし、あと1本が出ず得点を挙げることが出来ません。
南九州短大のエース小林は、落差のあるカーブを主体に小林ボーイズを押さえ味方の援護を待ちます。
そして、1点差のまま最終回へ。
南九州短大は、円陣を組み、気合を入れますが、小林ボーイズの継投に抑えられゲームセット。
小林ボーイズが1対0で、勝利を収めました。
秋空の下、男女の枠を超えて硬式野球で交流を深めた選手たち、特に、南九州短大の2年生部員は、残り少ない選手生活を思いっきり楽しんでいる様子でした。
【県内】政治団体収支報告書・東国原知事は2番目
2009年09月30日
去年の政治団体収支報告書が公表されました。
東国原英夫後援会の収入額は約4600万円で、県内の政治団体の中では、2番目に多い額となっています。
主な収入の内訳は、「政治資金パーティー」や「書籍販売事業」で、約3400万円です。
東国原知事は、政治資金パーティーについて、「縮小する方向で検討している」と話しています。
東国原知事の政治資金パーティーは、来月9日、都城市で予定されていますが、その後の予定は、入っていないということです。
【県内】異例の判決・わいせつ事件で公訴棄却
2009年09月30日
異例の判決です。
強制わいせつなどの容疑で起訴されている男に対し、宮崎地裁延岡支部は、有罪・無罪の判断をしない公訴棄却の判決を言い渡しました。
判決に対し、きのう、宮崎地検は福岡高裁へ控訴しました。
この裁判は、高千穂町の60歳の男が、女性をわいせつ目的で誘拐し、下半身を触ったとして、強制わいせつなどの罪に問われていました。
女性には、知的障害がありましたが、宮崎地検は、告訴能力は充分にあるとして男を起訴、今月16日に判決が言い渡されました。
判決で、宮崎地裁延岡支部は、「知的障害の程度をみて告訴能力がない」と認定し、有罪・無罪の判断を行わず、訴えそのものを退ける判決を言い渡しました。
判決に対し、宮崎地検は、女性の告訴能力は充分に認められるとして、きのう福岡高裁に控訴しました。
【県内】情報特急・人気の絵本
2009年09月30日
続いて情報特急です。
今も昔も、絵本は子供たちに大人気です。
きょうは、今注目の絵本についてお伝えします。
宮崎市のイオンモール宮崎にある旭屋書店には、子供たちが夢中になる絵本がたくさん置いてあります。
こちらは、動かすことで、色々な刺激を受けられる絵本です。
主人公のお手伝いをしながら楽しい気分が味わえます。
今、圧倒的な人気を集めているのが「100かいだてのいえ」。
下から上へページをめくりながら、空まで届く不思議な家を探検するという物語です。
また、ポップアップ絵本と呼ばれる「飛び出す絵本」は、大人も驚く、すごい仕掛けの作品が登場しています。
こちらは、ページをめくると絵が動く全く新しいタイプ。
まるでアニメを見ているような新感覚の絵本です。
やさしい絵は、見ている人の心を癒す大きな力を持っています。
子供はもちろん、時には大人も、絵本を読んで、子供の時の純粋な気持ちを思い出してみるのもいいかもしれません。
問い合わせ先・旭屋書店イオン宮崎店(0985・60・3882)