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2009-09-25

RTありがとうございました!感謝します。

05:19 | RTありがとうございました!感謝します。 - doodooの武器倉庫 を含むブックマーク はてなブックマーク - RTありがとうございました!感謝します。 - doodooの武器倉庫 RTありがとうございました!感謝します。 - doodooの武器倉庫 のブックマークコメント

ある日のskypeチャット

[20:28:03] XXXXXX: doodooさん困った なんだかよくわからなくなってきた

[20:52:46] doodoo: ?

[20:54:14] XXXXXX: 物凄く調子が悪いです

[20:54:23] doodoo: なにがですか?

[20:54:36] XXXXXX: 僕が

[20:54:54] doodoo: 救急車は?

[21:01:50] doodoo: 住所くれ

[21:02:00] doodoo: 出先なので連絡先わからん

僕も昔、仕事中にPCの前で一人で倒れたことがある。意識を失いかけた時にICQの「かっこー!」という音に救われ、辛うじて残っていた意識の中で救急車を呼んだ。他にもチャット中に具合が悪くなった人を大勢見てきたが、大抵短時間で回復していたので、慌てて救急車を呼ぶのではなく、多少様子を見ることにしている。これが良いのか悪いのかわからないけれど。

今回は面識もあって携帯番号も知っているけれど、住所は全然知らない友人。

携帯番号にかけてみるけれど、応答なし。

住所を調べるために、仕事でサイトを運営していたはずだと検索してみるけれど、ヒットしない。

知っているのは、skypetwittermixistickamアカウント

しばらくして、我慢できずにtwitterに投稿する。

「@XXXXXXがPCの前で倒れたらしいので救急車を呼びたい。誰か住所知ってる方!」

次に、mixiの最新の記事にコメントを投げ、最近の投稿にコメントしているマイミクの人にメッセージを送った。stickamのコメントにも投稿した。

[21:22:29] doodoo: 住所わからんのでmixitwitterで捜索かけた。あとでややこしいことになったらすまん。

twitterで速攻でRTしてくれた人が2名いた。感謝します。

XXXXXXの友人のサイトを思い出して、その掲示板にも投稿。

中々有力な情報が集まらないので、一旦119に電話をかける。

「消防ですか、救急ですか」

「救急です」

「住所をどうぞ」

「あの、住所がわからないんですが、ネットでチャットをしていた相手が倒れたみたいなんです。」

「住所はわからない?」

「はい」

「…住所がわからないと動きようが…」

「で、ですね、携帯番号だけわかっているのですが、そこから探すことって可能でしょうか?」

「…うーん」

「どうしたらいいですか?」

「…ちょっとお待ちください」

「もしもし」

「はい」

「やっぱりチャットのお友達とかから住所を聞いてですね…」

「わかりました。ありがとうございました。」

まあ、無理だとは思っていたけれど、こんなもんか。

と、ここで驚くべきことに、修造botがRTをしてくれていた。5000人を超えるフォロワーを有する超有名ボットである。

情報の伝播力は抜群だった。

本当なのか?と疑いながら、多くの人がRTを開始してくれた。

修造bot中の人とRTしてくれた方々、本当にありがとうございます。

これが功を奏して、ある人が住所を知っていそうな人を教えてくれた。感謝します。

即連絡を取り、住所が出てきた。

近所の人だけに県名も省略されていたが、モニタに表示が出てきた瞬間に119に連絡。

「消防ですか、救急ですか」

「救急です」

「住所をどうぞ」

「えー○○○の○-○-○」

「○○○市、ですか?東京都内ですか?」

「(やべ、これ東京じゃねえ、わからん。あ、skypeのプロフに神奈川県ってあった!)神奈川県です!」

「○○○市、ですか?」

「市かどうかわかりません!神奈川県の」

「こちらは東京管轄になりますので、神奈川の方へ繋ぎます。そのままお待ちください。」

「はいはいはい」

「はい、神奈川救急です、住所をどうぞ」

神奈川県○○○の○-○-○」

「○○○市、ですか?」

「市かどうかわかりません!」

「調べますので、お待ちください」

「はい」

「…その地名はありませんね…」

「無い?」

「はい」

「…!ちょっと待ってください」

googleMAPを立ち上げ、○○○で検索する。まずは救急の判断を疑ったわけだ。

一発で「神奈川県相模原市○○○」が出てくる。

相模原市○○○です!」

「はい、お名前をどうぞ」

「○○です」

「ご本人ですか?」

「いえ、ネットでチャット中に倒れたらしいので、行って欲しいんです」

「はい?」

「ネットでチャット中に相手が倒れたらしいので、行って欲しいんです」

「お友達ですか?」

「そうです」

「もう一回言ってください、ネットの?」

「僕は東京で、相手は神奈川で、skypeというチャットソフトで会話中、PCの前で相手が倒れたらしいので、行って欲しいんです!」

「電話しましたか?」

「しました!応答はありません」

チャットも応答がない?」

「ありません!」

「会ったことある人ですか?」

「はい!」

「そちらの電話番号をどうぞ」

「○○○の○○○○の○○○○です!」

「…では向かってみます」

「よろしくお願いします!」

その後、しばらくして本人から連絡があり、無事が確認されました。

RTしてくれた皆様、電話で対応して頂いた皆様、ご迷惑をおかけしました。そして、ご協力ありがとうございました。

本当なのか?釣りか?こういうのは献血チェンメ以来苦手だ、修造botがRTしてて信憑性がわからない、等の様々な反応をしつつ、疑いながらもRTして頂いたことに本当に感謝します。

一安心して、twitterで無事だったことを報告。様々な掲示板に投稿した文章を削除して、電話した方々にお礼の連絡を入れ(すいません、まだしてない方もいらっしゃるかもしれません)ました。

作業中、RTで「twitterの前後のログを見ても経緯が分からないので信憑性が分からなかったのは問題だ」という指摘を受けました。

ご指摘ありがとうございます。今後は、何か事が起きた際には経緯が明確に分かるようなtwitterログを前後に残し、RTで140文字が削られるのも厭わず詳細な状況報告をtweetしようと思います。そんな感謝をしつつ、事後処理でバタバタしている人間に対して、有事の際に何も役に立たずに事後に批評を展開する人は僕の人生にあまり必要無いなあと思ったので、謹んでブロックさせて頂きました。ありがとうございました。

最後に、どこの誰かも分からない人間の無事に、よかったよかったと喜んでくれた方々、大好きです。