数式エディタをお使いの方から、私たちのテクニカルサポートに問い合わされた多くの質問に対する回答をそのオンラインヘルプファイルに収めております。何か使い方に困った場合にヘルプをご覧になれば、解決できることもしばしばあります。
ヘルプを使いたい場合は、数式エディタのメニューから数式エディタヘルプを選択して下さい。
こちらには数式エディタで最もよく使われるキーボードショートカットを表にしてあります。もちろん記述する数式の種類によって、もっとたくさんのキーボードショートカットがあります。詳しくは数式エディタのヘルプを参照して下さい。
コマンド |
Windows |
Macintosh |
400%拡大表示する |
Ctrl+4 |
Cmd+4 |
ギリシャ文字の挿入 |
Ctrl+Gを入力後、文字キー |
Cmd+Gを入力後、文字キー |
分数 |
Ctrl+F |
Cmd+F |
上付き文字 |
Ctrl+H ("上") |
Cmd+H ("上") |
下付き文字 |
Ctrl+L ("下") |
Cmd+L ("下") |
平方根記号 |
Ctrl+R ("ルート" または
"根号") |
Cmd+R("ルート" または
"根号") |
インテグラル |
Ctrl+I |
Cmd+I |
小スペース
(総和記号の "dx" の前など) |
Ctrl+space |
Cmd+space |
標準テキストの挿入 |
Ctrl+Shift+E |
Cmd+Shift+E |
テキストを挿入後、書式を数学に戻す |
Ctrl+Shift+; |
Cmd+Shift+= |
MathType 4.0 for Windowsでは、更に多くのキーボードショートカットがあり、それらをカスタマイズしたり、シングルまたはダブルキーストロークによるショートカットを自分で作成することもできます。
MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
数式エディタをお使いの方で、数式の作成編集時のデフォルトの「同一ウインドウ」編集より、別ウィンドウによる編集の方が良いという方もいるでしょう。別ウィンドウによる編集の方がいいという理由はいくつかあります。
以下に数式エディタを別ウインドウで編集できるようにする方法を示します。
下にリンクされているforce_open.reg
ファイルをハードディスク(どこでも構いません。とても小さなファイルです。)に保存します。
リンクを右クリックし、「対象をファイルに保存」を選択して下さい。その後、エクスプローラかスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」コマンドを使って、そのダウンロードしたファイルを実行します。
これはWindowsのRegEdit
プログラムにファイルを読み込み、必要なレジストリを変更します。
in_place.reg
ファイルは同様に「同一ウインドウ」に戻したい場合に使って下さい。
(注意)
Microsoft Word 98
は、既に「同一ウインドウ」編集をサポートしておりません。
Word 98で「同一ウインドウ」編集の設定をしないで下さい。設定しても動作しません。
SimpleText
プログラムを起動し、システムフォルダの初期設定フォルダ内の「Equation
Editor Preferences」ファイルを開いて下さい。このファイルは、セクションごとに分かれていますので、[General]という名前のセクションを探して下さい。そのセクションから「ForceOpen
」変数を見つけて下さい。その変数がない場合は、 [General]
セクションに以下の行を追加して下さい。
ForceOpen = 1
「ForceOpen
」の行がある場合は、1を設定して下さい。SimpleTextプログラムを終了しますと、保存するかを聞いてきますので保存します。数式エディタは、別ウインドウで表示されるでしょう。
逆に「同一ウインドウ」編集モードにしたい場合は、再度そのファイルを開き、「ForceOpen
」変数に0を設定します。
これはテクニカルサポートに最も問い合わせの多い質問の1つです。数式行は、同一行に配置された「インライン」または「テキスト」数式とは違い、パラグラフ全体が数式で占められています。この数式行の書式化の方法はたくさんありますが、多くの場合は、数式を中央に配置し、その右側に数式番号を挿入します。ワードプロセッサではたいてい容易に実現できます。基本的な考え方は、左右のマージン間に中央合わせしたタブストップを配置し、右マージン側に右揃えしたタブストップを配置すれば良いわけです。
それぞれの数式パラグラフに右から左へ:タブ、数式、別のタブ、数式番号と作成します。
Microsoft Wordでは以下のようになります。
(タブストップは、赤い丸)
このテクニックを使えば、更に効果的なタブストップを使ったパラグラフスタイルを作成できます。そのスタイルを使って、数式行に割り当てれば良いわけです。
MathType 4.0にはこれを自動で追加するツールボタンが付いています。 上の図で左から3番目のボタンです。MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
もう少し手順が必要だが、MathTypeを使わずに同じことが実現できる。以下の項を参照。
数式に番号を付ける手っ取り早い方法は、数式を挿入、削除する度に手動で数式の番号を追加したり、更新することでしょう。書類内に数式が少ない場合は、特に問題にならないでしょう。しかし膨大な数式がある大きな書類の場合には、本当に大変で無駄な時間を使うことになります。これには、現在のワープロソフトの自動連番という強力な機能を使います。ここではMicrosoft
Wordを使って説明していますが、多くのワープロソフトでも同じような機能があります。ワープロソフトのオンラインヘルプまたはユーザーマニュアルでそれらの機能を確認して下さい。
Microsoft Wordで自動連番する番号を挿入するには、以下の手順に従って下さい。
上の手順で書類の中にいくつかの数式番号を作成します。すると連番で数式番号が表示されます。書類の真ん中あたりに別の数式番号を挿入します。
こうすると数式番号が連番でなくなります。これらの番号を連番に振り直すには、F9キーを押します。すると魔法のごとく、番号が振り直されます。Wordは書類を印刷する度にこれを実行する機能もあります。.
「フィールド...」コマンドの実行をもっと使いやすくすることができます。これにより処理のスピード化を図れます。
複雑な文書の場合、数式番号は
<section number>.<equation number>という形式になっているかもしれません。2つの違う変数を使い、1つは
section numberに、もう1つをequation number用に使えば良いわけです。
Wordのフィールドコードの詳細について知る必要があるかもしれません。特にセクションごとに数式番号を連番に振り直す方法や、セクション番号を連番で振り直さないセクションの使い方などです。これらの詳細はWordの書類、ヘルプを参照して下さい。
MathTypeはこれらのことに気を配っています。数式番号の書式化について様々な選択をすることができます。MathTypeの詳細は、
ここをクリックして下さい。
これは数学や数式とは関係ない事項ですが、数式エディタの微調整コマンドは、文書内の見出しの字間調整を素早く、簡単に実現できます。字間調整は文字の見栄えを良くするために文字間のスペースを調整することです。以下の例は、字間調整していないテキストと数式エディタで字間調整した同じテキストです。
調整前: |
|
調整後: |
|
文字間調整されたテキストは至る所で見られます。全てではありませんが、高質のフォントには文字間の調整情報が組み込まれており、アプリケーションでこの情報を使用することができます。しかし、手動で文字間の調整をすることもたびたびあります。
文字間調整した見出しを手動で作成するには、以下の手順に従って下さい。
文字間調整はちょっと面倒ですが、頻繁に使う見出しのテキストは、ワープロソフトの文書の中に保存しておくといいでしょう。これは次の項のヒントと使用目的が一致します。
数学はとても繰り返しの多い作業と言えるかもしれません。あなたが数学を教えると、おそらく同じ数式が繰り返し出てくるでしょう。それらを調べていくと、数式それぞれはむずかしいかもしれませんが、同じ表現の数式が度々登場します。同じ表現を毎回入力するよりも、ワープロ文書によく使う数式をストックしておけば便利です。そんなことわかりきっていると思われるかもしれませんが、おそらくあなたが考えていないことがここで述べられているかもしれません。
現在のワープロソフトは、一度に複数の文書で動作する事ができます。これは数式ライブラリとしての文書と同じように、これから作成する書類も開いておけるということでもあります。ワープロ間で、どのような違いがあるかなど、文書作成の詳細についてはここでは触れません。おそらくすでにこれらの使い方はご存じでしょう。でなければ、各アプリケーション添付のマニュアルをご覧下さい。
ここで説明するのはそれらの方法以外のヒントです。以下によく使う表現や数式を含む書類をライブラリとして使い、作業用文書とどのように使うのかを見ることができます。
注意:
ここで紹介するテクニックは、数式エディタを別ウィンドウで開いた場合にのみ使えるものがほとんどです。ヒント3参照 |
後で使用する数式、表現を保存する別の(補足の)方法については、次のヒントを参照して下さい。
ワープロソフトで、共有する数式、表現を保存するもので関連があるが、それ自体独立している機能として、「用語」機能があります。ワープロソフトによってこの機能の名称が違います(Microsoft
Wordではオートテキスト)が、基本的には、長い文字、ピクチャ、段落、章を単純で入力しやすい文字や頭文字に割り当てる機能です。例えば、Design
Scienceの場合、"Design Science" を "DS"と入力すればいいようにワープロソフトに設定することができます。
現在のワープロソフトではたいてい、テキストと同じように数式を含む用語を設定することができます。例えば
"quadratic"
に二次方程式形式の数式を割り当てることができます。各自のワープロソフトのマニュアルで、この用語機能についての詳細を確認しておいて下さい。
もちろんこのテクニックは、上のヒントで説明した数式ライブラリ文書でも使うこともできます。ここにどちら使ったらいいかを判断するための意見を示します。
MathTypeは共有する数式表現や数式やシンボルを保存する機能を独自に持っています。ツールバーにそれらを配置し、ツールバー上の項目をクリックするだけで数式を直接挿入することができます。これを使えば、ここでのヒントや前のヒントで説明したテクニックを使う必要がありません。MathTypeの詳細は、
ここをクリックして下さい。
数式エディタは他のソフトウエアパッケージ(Microsoft
Word やWorks)の一部として提供されていますが、独立したアプリケーションプログラムです。これは、お使いの他のアプリケーションでも利用できることを意味しています。例えばお絵かきプログラムでいくつかの数式の関数を描くのに使うことがあるかもしれません。数式エディタを使って数式で曲線をつけることもできます。数式はデータベース内に記録しておくこともできます。
数式エディタを他のアプリケーションで使う最良の方法は、そのアプリケーションの機能に依存します。ここに数式エディタと他のアプリケーションの使い方を2つほど示します。
数式エディタを別のアプリケーションとして起動するには、数式エディタがあるハードディスク上の場所を探さなければなりません。これについては、次のヒントで説明します。
MathTypeでは、どんな大きな文書へも数式を配置できます。それは数式をファイルとして保存できるからです。EPS (Encapsulated PostScript)形式を使えば、プロ仕様のデスクトップパブリッシングアプリケーションでも使用できます。 数式をWebページに作成したい場合は、数式をGIF (Graphics Interchange Format) ファイルで保存して下さい。MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
よく使用する数式や数式表現を保存しておくテクニックを他のヒント(ヒント7
とヒント8参照)で既に紹介していますが、数式エディタウインドウをそのまま開いておき、数式のスクラッチパッドとして使うこともできます。これを実現する最も簡単な方法は、数式エディタを独立したアプリケーションとして起動することです。これを簡単にするために、数式エディタがあるハードディスク上の位置を探し、そのショートカットを作成します。以下の手順に従って下さい。
数式を作成する準備ができたら、作成したショートカットを使って数式エディタを起動します。数式エディタは何の数式もない空の新しいウインドウを開きます。このウインドウをスクラッチパッドとして使うことができ、数式や数式表現を置いておき、カットアンドペーストで、作成する数式の中にコピーできます。数式エディタをこの方法で起動すると、通常通り、新しい数式を挿入することもできます。数式を作成している間は、この数式エディタスクラッチパッドウインドウを閉じることができないことに注意して下さい。もし間違って閉じてしまった場合は、ショートカットを使って再度数式エディタを起動し直して下さい。
数式エディタを独立したアプリケーションとして起動することは、他のメリットもあります。それについては次のヒントで説明します。
MathTypeのファイルメニューには、新規コマンドがありますので、いつでもスクラッチパッドウインドウを作成することができます。
また、複数のウインドウを開くことも可能です。The MathTypeのインストーラは、独立したアプリケーションとして使えるようにショートカットを自動的に作成してくれます。
MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
この前のヒントで数式エディタを独立したアプリケーションとして起動する方法を説明しました。ここではその手順については触れませんので、必要であれば、前のヒントを参照して下さい。ここでは数式エディタを起動することのメリットである「スピード」について説明します。
書類に数式を挿入したり、既存の数式を編集する場合は、まだ数式エディタは起動していませんので、起動させる必要があります。ワープロソフトは自動的にこれをやってくれますが、起動するまでに時間がかかります(コンピュータの性能や他の要因によってその時間は異なります)。数式エディタを起動しておき、書類の編集セッションが起動していれば、数式の編集が必要なときに瞬時に数式エディタに切り替わります。
MathType for Windows
では「サーバーモード」機能によってこのテクニックを簡単に実現してくれます。
MathTypeをサーバーモードで起動すると、MathTypeのサーバーモードを終了させるか一定時間(設定可能です)経過するまで、MathTypeをメモリに常駐しておきます。また、MathTypeをサーバーモードで起動しているかどうかを気にすることなく、数式の編集作業に移れます。MathTypeに最初の数式編集作業をする時に、サーバーモードで起動するかどうかを設定することができます。
MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
数式を括弧に囲んだらもっと読みやすくなるので、数式を打ち込み直したことはありませんか。または限界のない総和記号を使っていたけれども、やはり限界が必要になってしまったということもあるでしょう。どちらの場合でも数式を打ち直したり、カットアンドペーストを何度も繰り返すこともなく、これらの問題を解決できます。前者のケースではテンプレートのラッピング、後者のケースでは、テンプレートの置き換えというテクニックを使います。
テンプレートのラッピングを例示するため、MathTypeのマニュアルの例題の中から抜粋しました。統計量の公式で行いましょう。
これでは問題があります。
1/n は、右側全体の数式に掛かっていないといけません。
右側全体を括弧で囲みましょう。全体をきっちりと囲むのに十分大きな括弧が必要ですので、小括弧(丸括弧)テンプレートを使いましょう。ラッピング(包み込む)は簡単です。ラッピングする数式全体を選択します。
その後、通常通りテンプレートを選択します。挿入したテンプレートが選択した数式を包み込みました。以下のような数式になりましたね。
また他の問題が出てきました。総和記号に限界が必要になってきました。これを修正するには、テンプレートの置き換えを行います。まず最初にテンプレートとその内容を選択します。
その後、Alt
キー(Macintoshの場合はOptionキー)を押しながら、パレットメニューで置き換えるテンプレートを選択します。この場合は、上、下限のあるテンプレートを選択します。限界値を入力すると以下のようになります。
数式をボックスで囲んで強調したり、囲んだデータから数式を分けるなど、何かと便利な場合が多く見受けられます。これは例題の問題への回答を強調するのにとてもいい方法です。
例えば
これを作成するには、まず最初に1行1列の行列を作成します。行列作成ダイアログのプレビュー領域の4つの辺を全てクリックします。配列の周りが実線で囲まれます。線をダッシュ線にしたい場合は2回クリックし、点線にしたい場合は3回クリックします。もう一度クリックすると線が消えます。
MathType 4.0 for Windowsでは、このテクニックを使う必要がありません。ボックステンプレートが用意されています。 MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
数式エディタの行列テンプレート様々な用途に使えます。例えばここにブランクの方眼紙のような表があります。これを使ってテストや関数のグラフを描かせることにも使えるでしょう。
このような表を作成するには、行列で適当な数の行と列数を設定し、各項目の区切り線を付ければ良いわけです。
これらの線は実線、点線、ダッシュ線があります。
この行列の使い方を考える人はそう多くないでしょう。必要な行と列数の行列を作り、特殊なフォント
(Zapf Dingbats やWingdings)
を使って、シンボルを挿入していきます。
MathType
には強力なシンボル挿入機能がありますので、コンピュータにインストールされたシンボルを検索し、必要な文字を取り出すこともできます。MathTypeの詳細は、
ここをクリックして下さい。
多くの方から問い合わせのある数式エディタの制限で、円弧の修飾(またはアクセント)が1つの文字にしかできないというものがあります。
例えば
です。
リサイズと微調整によって理想に近いものを作成できます。以下の手順に従って下さい。
以下のようになります。
このテクニックは、MathTypeで多くの文字を覆う弧のテンプレートを使っている場合は不要です。MathTypeの詳細は、
ここをクリックして下さい。
ここで行列を使った別のヒントをお見せします。ここでは単純な算数の問題を作成します。
これを作成するには以下の手順に従って下さい。
MathTypeでは、ツールバーにこれを保存することができます。こうしておけば、ツールバー上のその項目をクリックするだけで、数式が挿入されますので、後は数値を変更すれば良いわけです。MathTypeの詳細は、
ここをクリックして下さい。
たいていの方は、数式エディタの数式を挿入するのに、オブジェクトの挿入コマンドを選択します。選択した後、書類に挿入するオブジェクトのリストが挿入されますので、そこから"Microsoft
Equation 3.0"
を選択して、数式エディタを起動します。もっと簡単な方法があります。Wordのツールバーに新しい数式を挿入するボタンを追加すれば、そのボタンをクリックするだけで、新しい数式エディタウインドウを開くことができます。
以下の手順で、数式エディタアイコンをWordのツールバーに追加して下さい。
また、PowerPointでも同じことができます。
Wordのオブジェクト挿入コマンドを実行するとダイアログボックスに、「位置を固定」チェックボックスが付いています。数式を作成したり、文書の用紙設定レイヤに数式を作成する場合は、通常チェックをはずします。このチェックボックスは数式をテキストの右側にぴったりと配置するのがむずかしくなります。このチェックボックスをはずすと数式をテキストから浮かせて挿入することができます。
ただし、チェックボックスが有効なのは1つの数式のみです。このダイアログを閉じると、再度「位置を固定」チェックボックスはチェックされます。
この問題を解決には以下の方法があります。
実際には、これらの解決方法はそれぞれが独立した方法ではないので、3つ全ての方法を試したほうがいいでしょう。
以下にWordのオブジェクトの挿入コマンドを置き換えるマクロの作成方法を示します。
Wordを終了するとNORMAL.DOT(標準)に保存するかどうか聞いてきます。はいをチェックすると新しい文書全てに変更されます。
(Dave Alyottさん、 Bob Bucklandさん、情報提供ありがとうございます。)
ヒント9で説明しているように、数式エディタを使ってPowerPointにプレゼンテーション用の数式を作成することができます。
ここでは他のテクニックを紹介します。PowerPointに数式を挿入する方法は上のヒントで説明しています。数式を右クリックし、
グループ化のグループ解除を選択します。警告のダイアログが表示されますが、はいをクリックして下さい。
数式は個々の文字やテンプレートとして表示されます。スライドショーのアニメーションの設定を使って、アニメーションを作成します。
他のPowerPointのヒント:PowerPointのツールバーに数式の挿入ボタンを追加するには、
ヒント18
の方法を使って下さい。
たいていの数式は、白の背景に黒のテキストで作成しますが、スライドによるプレゼンテーションでは、灰色や黒の背景に色付きのテキストで数式を作成することも珍しくありません。数式エディタは数式に色を付けることはできませんが、PowerPointを使って、数式の白黒
を好きな色に変更できます。
以下の方法で数式の色を変更できます。
MathType 4.0 for Windowsでは、PowerPointのツールバーに追加されたボタンを使って、数式を挿入することができます。
また数式の色をMathType 4.0で直接変更することができます。これによってPowerPointのプレゼンテーションだけでなく、全ての文書で色付きの数式を使うことができます。数式のおのおのの部分に違う色を使うこともできます。色を数式の部分部分で変えることにより、生徒にわかりやすく説明するのに便利でしょう。
これは色付き数式の例です。
赤
で示した部分は判別式です。
MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
MathTypeの機能縮小版の数式エディタをお使いの方への最後のヒントです。MathTypeは数式を作成するための大変多くの機能を備えています。シンボル、テンプレート、その他ここでは説明できないほどの多くのものがMathTypeには備わっています。MathTypeの詳細は、 ここをクリックして下さい。
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