首都圏放送センター

2009年9月30日 12時39分更新

ゲームソフト無断公開で逮捕


人気の携帯型ゲーム機、「ニンテンドーDS」のゲームソフトを、ファイル共有ソフトを使ってインターネット上で勝手に公開していたとして、警察は神奈川県と愛知県の男2人を著作権法違反の疑いで逮捕し、ゲームソフトの不正な流出の実態解明を進めています。

逮捕されたのは、神奈川県茅ヶ崎市のアルバイト、奥谷俊介容疑者(23)と愛知県豊明市の会社員、杉本敬容疑者(30)です。

警察の調べによりますと2人は、ことし7月、「ニンテンドーDS」のゲームソフトを「Share」と呼ばれるファイル共有ソフトを使って、インターネット上で勝手に公開していたとして著作権法違反の疑いが持たれています。

2人は面識がなく世界中で5000万本以上が出荷されている人気ゲームソフト、「ドラゴンクエスト」のシリーズの、最新作などをインターネット上に流出させていたとみられています。

奥谷容疑者は227種類の、杉本容疑者は16種類のゲームソフトを公開していたということです。

調べに対して2人は容疑を認めているということで、警察は2人が、短期間に大量のソフトを公開していたとみて、ゲームソフトの不正な流出の実態解明を進めています。