 |
2009年9月29日(火) 19:15 |
|
|
 |
不況が直撃、高校生の就職戦線
就職を希望する高校生の採用試験が、今月16日から始まりました。 不況の影響からかその結果は予想以上に厳しいものとなっています。
岡山東商業高校の進路資料室に、就職を希望する3年生が求人資料の閲覧に訪れます。 生徒たちは、今年の就職に不安を抱えています。 今月16日から始まった、高校生の採用試験、学校にはその結果が届き始めています。 28日までに22人が内定し、11人は不合格。 内定率は、6割強と過去最悪の厳しさです。 例年なら、8割以上が内定しています。 去年10月以降、急激に減った高校生の求人。 今年春の高校生の就職率は岡山県では7年ぶりに下落に転じました。 このままの状況では、さらに悪い結果になるのではと学校は懸念しています。 一方、関西高校でも、90人の就職希望者のうち、28日までに内定者が32人、不合格が25人と苦戦しています。 学校側は、今後、校長会などを通じて企業に高校生の就職先確保も要望していきたいといいます。 不況が直撃した形の今年の高校生の就職戦線。学校も生徒も頭を痛めています。
|
|