福島県内ニュース

会津総合病院605万円未収、回収怠る

2009年09月30日 09時43分配信

県監査委員は29日付の県報で、県立会津総合病院の未収金回収が不適切と指摘する平成20年度の県立病院事業監査結果を公表した。

県立大野病院などで職員に対する手当の誤支給があったことも指摘した。

監査結果によると、会津総合病院は未納者の所在が不明で回収が難しいとして診察料などの未収金98件、総額約605万円を不納欠損処分としたが、催告、訪問などの徴収努力を行った記録がなかった。

市町村に住所を照会せず、未収金整理簿などの書類も整理されていなかったとして、マニュアルに基づく回収体制の改善を求めた。

職員手当については、大野病院で扶養手当の対象となる家族の認定を誤るなどしたため、扶養手当、通勤手当など約13万5千円の過支給があったと指摘。

このほか事務ミスにより病院局で通勤手当、超過勤務手当の過支給、南会津病院で扶養手当、期末手当の支給不足を確認した。

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