2009年9月30日(水)

花一輪に2色のバラ ピンクと黄色、突然変異? 岩槻区

 
左半分は鮮やかなピンク色、右半分は黄色のバラの花。花びらの形も違っており、下の方の花びらは1枚で2色になっている=岩槻市表慈恩寺の三城昭男さん方(三城貴広さん提供、28日撮影)

 岩槻区表慈恩寺の三城昭男さん方で、ツートンカラーのバラの花一輪が咲いた。このバラの木は通常、淡いピンク色の花を咲かせるが、次男・貴広さんの妻・きよみさんが28日朝、半分が鮮やかなピンク色、もう半分は黄色の10センチほどの花が開花しているのを見つけた。

 黄色の花びらは他よりも小さく形も違っており、中には1枚の左右半分ずつが2色になっている花びらもあった。貴広さんによると、このバラの木は15年ほど前に母・とみ子さんが植えたもので、品種などは不明。「農薬とかを使っている訳でもないので、どうして咲いたのか全く分からない」と貴広さん。

 さいたま市農業者トレーニングセンター園芸植物園によると「『枝変わり』『先祖返り』などと言われる突然変異だろう。バラは品種も多く交配も進んでいるので、親の代以前の品種が出てきたのではないか」という。バラは他の植物に比べると突然変異を起こすことが多いが、こうした事例は珍しいと話している。

 

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