(筆者注:この記事は筆者の個人的な印象をかいつまんで書いたので、議事録でもオフィシャル・レポートでもありません) 26日午後、東京都千代田区平河町の厚生会館ホテルで市民記者懇談会が開かれた。編集部の「これからの市民記者ニュース」大いに語り合いましょうとの呼びかけで、集まった市民記者23名は、熱心に耳を傾け、発言し、2時間の予定だったが1時間オーバーした。 山本千晶さんの歓迎のことばに続いて、山口朝さんが懇談会の趣旨など、静かな口調で説明。その内容は、 ・28日から「随時更新」にして少しでも掲載を早くする。「写真は原則として3枚まで」、「掲載後の修正は1回まで」、そして「編集部長賞は廃止」するなど先にJanJanで告知されたとおり。 ・懇談会の知らせに呼応して、JanJanの将来を案じて寄せられたという、浜地道雄、山崎康彦、海形マサシ、さとうしゅういち、大谷憲史各氏の最近の記事を、話の足がかりにと紹介。 「ではご質問なり、何かありましたらどうぞ」と水を向けられて、出席者から発言が相次いだ。 ――社会にたいして弱者が発言できるサイトがなくなっては困る。JanJanはつぶれるのではないでしょうね?(皆、思わず苦笑) ――経営を議論する場ではないが、広告収入で人件費、サーバー維持費などはまかなえているか。記事とコメント欄の現状で広告はつくか。編集部はどう見ているのか ――市民記者懇談会は経営を議論する場ではないと思うが、そのときは前もって言ってもらいたい。市民記者にもなにかお手伝いできることがあるかも知れないので……。 などと、熱い思いにあふれる言葉が何人もの市民記者から続いた。 出席者の発言に対する編集部のコメントで、筆者が注目した点は、 ・JanJanの現状について、広告収入だけでは採算はとれていない(山本さん) ・ニュースの編集作業をしているのは実質的には山口さん、鈴木さんの2人だけで手が足りない。 ・ニュースサイトは投稿記事、PVとも減っていない。(PVは今も1日15〜20万。今までの評価が蓄積されている。PVのカウントは、クリックごとに1回カウントされる。1人1日平均5回クリックとして計算すれば、読者の数は3〜4万人ということか?) ・PVの9割は検索から。多くの読者の目に留まるには検索で記事が上位に来るように、タイトルが決め手になる。(「 ・記事の掲載基準については、多様な情報発信を第1に、イデオロギーに関係なく、記事としての体裁を整えていれば掲載している。 ・最近のコメント内容、レベルは昔に比べて落ちている。扱い方は目下の検討課題。コメントの削除は慎重にしている ・記者クラブ問題については、日本インターネット協会会長メディアとしてJANJANは、田中龍作記者を申請する予定(スーパー市民記者のご活躍を!) ・また、非公式なコメントながら、(仮にJanJanが閉鎖!されることになっても)アーカイブを残すことは技術的にも、経費的にも十分可能であることが分かっている(ご安心を、と編集部)。「JanJanには、今も契約記者はいるのですか?」と雑談の場で尋ねたところ、答えは「否」で、すべて原稿料なしのボランティア活動に支えられているとか。 閉会後、多くが近くのコーヒーチェーン店(ベローチェだったかな?)へ流れ、各自が飲み物などを買って1時間ほど雑談。わいわい・がやがやのなかにも、JanJanへの熱い思いがあふれていた。「僕もがんばって、いい記事を書かなくては」と一応、しおらしく反省したものの、いかんせん筆力がいまいちで……。 |
9月14日〜9月19日
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