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WBAフライ級王座に挑戦、大毅の“最大の敵”は減量

WBAフライ級王座に挑戦する亀田大毅
WBAフライ級王座に挑戦する亀田大毅
Photo By 共同

 10月6日に大阪市中央体育館で世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座に挑戦する亀田大毅(亀田)には王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)と対戦する前に減量という、自分との闘いが待っている。「きついな。動かれへん。試合よりも心配」と不安を正直に口にする。

 亀田大の通算16戦で、50・8キロを上限とするフライ級の体重で臨んだのは大差の判定負けを喫した一昨年10月の世界ボクシング評議会(WBC)同級王者の内藤大助(宮田)との1戦しかない。減量嫌いを公言し、普段は1、2階級上の体重で試合に出場してきた。

 今年8月のノンタイトル戦は52・9キロだった。2階級上のバンタム級に該当する体重。それでも計量後は「最後の3日間は地獄やった。次(今回の世界戦)はフライやろ。もっとしんどいな」と弱音を吐いた。「前回の世界戦は体が子どもだった」と言うように20歳の肉体はまだ成長している。2年前の世界戦よりさらに過酷になった減量で消耗し、持ち味のパワーやスタミナに影響を及ぼす可能性がある。

 28日から減量を開始した。計量までの1週間はほぼ絶食になるという。「練習の状態はいい」。果たして好調を試合まで持続できるか。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年09月29日 17:04 ]

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