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129.3 | ▲ | ||
ドラえもんのサイズに繰り返し出てくる129.3という数字は、のび太の学年が小学4年ということで、連載開始当時の小学4年生の平均身長から引用したらしい、とのこと。 | |||
主な登場人物の名前 | ▲ | ||
野比のび太の父・のび助。のび助の弟・のび郎。のび太の母・玉子(旧姓は片岡)。のび太の息子・ノビスケ。のび太の玄孫・セワシ。剛田武(ジャイアン)の妹・ジャイ子(クリスチーネ剛田というペンネームを持つ)。ジャイアンの息子・ヤサシ(ジャイチビ)。骨川スネ夫の弟・スネツグ。スネ夫の息子・スネ樹(原作には、スネ太郎というスネ夫の息子らしき子供の名前だけ出てくる)。スネ夫のいとこ・スネ吉。源静香の父・義雄。出木杉英才の息子・ヒデヨ。よく見かけるのび太の友達・安雄(帽子をかぶっている)、はる夫(太っている)。 | |||
ジャイ子の本名は? | ▲ | ||
原作者の藤本氏は生前、「ジャイ子が本名」説を否定している。いずれ漫画の中で本名をかくつもりだったらしいが、今となっては永遠の謎。残念ながらジャイ子の本名は分からない、と公式サイトでは説明していた。 | |||
ジャイ子の作品 | ▲ | ||
ジャイ子さん・・・・・・・・・コミックス24巻『まんが家ジャイ子』 ショコラでトレビアン・・・・・コミックス29巻『まんが家ジャイ子先生』 アンコロモチストーリーズ・・・コミックス29巻『まんが家ジャイ子先生』 日出処は天気・・・・・・・・・コミックス29巻『まんが家ジャイ子先生』 ペロペロキャンディキャンデイ・コミックス29巻『まんが家ジャイ子先生』 愛フォルテシモ・・・・・・・・コミックス37巻『大人気!クリスチーネ先生』 虹のビオレッタ・・・・・・・・コミックス39巻『虹のビオレッタ』 お兄ちゃん・・・・・・・・・・コミックス44巻『ジャイ子の新作まんが』 |
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ジャイアンの家は、どんな商売を営んでいる? | ▲ | ||
アニメでは雑貨屋と設定されている。原作については、ドラえもん大事典で次のように説明している。コミックス2巻の『タイムふろしき』や4巻の『ソノウソホント』では、店先にタマゴやカンヅメ、調味料などが並んでおり、39巻『ジャストホンネ』では、店先に野菜が並んでいる。いろいろな商品を置いて、手広く商売をやっているらしい、と。 | |||
ネコ型ロボットの生みの親? | ▲ | ||
最新ドラえもんひみつ百科では、ロボット養成学校の寺尾台校長の曾祖父、寺尾台ヒロシなる人物がネコ型ロボットの生みの親であると説明している。だが、ドラえもん大事典には、この人物の登場はなく説明もないので、公式に設定されたものかは不明。 | |||
ドラえもんがドジな理由 | ▲ | ||
2112年9月3日。タイムパトロールに追われていた時間犯罪者(ドルマンスタインと恐竜ハンター)は、マツシバロボット工場のそばでタイムワープ。そのとき発生した放電が、工場を通じて生産ライン上のドラえもんを直撃する。高圧の電撃を受けたことでネジが1本外れ、高所より落下した。以上が、彼がドジなロボットになった原因である。 | |||
ドラえもんがセワシの家にきた理由 | ▲ | ||
22世紀ロボットオーディションでのエピソード。ロボットオーディションで合格したロボット学校の卒業生は、職場や家庭にボランティア活動に向かうことになっている。オーディション当日、他のロボットが次々にスカウトされていき、いよいよドラえもんのアピールタイムがやってきた。 ところが、やることなすこと失敗ばかりで、スカウトのOKボタンが押されない。時間も迫りもうダメかと諦めかけたその瞬間、まだ赤ん坊だったセワシが間違えてOKボタンを押してしまう。不測の事態に困惑するセワシの両親だが、ドラえもんが子守用ロボットだったことと、すぐにセワシがなついたことから家に住むことを許され、セワシの面倒を見ることになった。 |
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ドラえもんがのび太のところにきた理由 | ▲ | ||
のび太が残した借金があまりに莫大で、玄孫のセワシの代になっても返しきれない。おかげでセワシは、正月のお年玉をたったの50円しかもらえないほど、貧乏暮らしを余儀なくされている。そこでセワシは、貧乏の元凶であるのび太の歴史を矯正すれば、自分の生活もより良いものに変化するだろうと考え、ドラえもんを送り込んだのである。 なお、映画『2112年ドラえもん誕生』では、詳しい経緯は説明されていない。ドラえもんは、セワシへのクリスマスプレゼントとして、最も出来の悪い先祖であるのび太の歴史を修正し、セワシが幸せに暮らせるようにするため現代にやってきた、とされている。 |
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ドラえもんは、なぜネズミが嫌いか? | ▲ | ||
セワシの家で、子守用のお世話ロボットとして暮らしていた頃の話。セワシは、3Dアルバムを見ながらドラえもんの粘土細工をつくっていた。しかし耳の形が上手くいかないため、その仕上げを工作用のネズミロボットに頼むことにし、「このドラえもんの耳をもう少し似せたいんだけど」と命令する。ネズミロボットは命令を勘違いして、昼寝をしていたドラえもんの耳を粘土細工に近づけるためにかじってしまう。不運は続き、治療に行った病院でアクシデント発生。ネコ型ロボットとして大事な耳を失ってしまった。 | |||
ドラえもんの体が青い理由 | ▲ | ||
見舞いに訪れたノラミャー子に耳がなくなった姿を大笑いされ、落ち込むドラえもん。だが、クヨクヨしても仕方がないと考えた彼は、立ち直ることを決意。そこで“元気の素”を飲んで奮起しようとするが、間違えて“悲劇の素”を飲んでしまったため、三日三晩泣き続けるはめに。その結果、振動で体を覆っていた黄色いメッキが剥がれて青い地肌が露出し、声もガラガラに枯れてしまったのである。 | |||
ミニドラがつくられた理由 | ▲ | ||
“悲劇の素”を飲んで三日三晩泣き続けている間に、セワシがドラえもんを探しに出かけて迷子となる。ドラミに事情を聞いた彼は、元気を出すために“元気の素”を飲むつもりが、間違えて“デンコーセッカ”を飲んでしまい、勢いがつきすぎて止まらなくなってしまう。 その頃セワシは、逃亡中の時間犯罪者(ドルマンスタインと恐竜ハンター)に捕まって人質となっていたのだが、デンコーセッカを飲んで勢いがついたドラえもんが偶然その現場に到着。勢いがついたまま時間犯罪者の乗る飛空挺の噴射口に頭から突っ込む。飛空挺は出力が上がらず墜落。セワシを無事に救出し、時間犯罪者の逮捕にも貢献したドラえもんの手柄を記念してミニドラがつくられた。なお、ミニドラは大量生産されて大ヒット商品となった模様。 |
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ドラえもんはトイレに行くのか? | ▲ | ||
ドラえもんは原子胃ぶくろを内蔵しており、摂取した食物はそこで分解。高性能エネルギー炉に送り込まれ、完全に消化、吸収してエネルギー化する。だから、食物はカスのかけらも残らず、トイレにいく必要もない。 しかし、原作ではトイレに行っているシーンもある。これについて、ドラえもん大事典では次のように説明している。子守用ロボットのドラえもんがトイレに行けば、きっと子供も一緒にトイレにいくはず。つまり、ドラえもんはしつけをしているのだ、と。 |
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体が汚れたらどうする? | ▲ | ||
ドラえもんの体の表面には未来の素材で特殊なコーティングが施されている(極微反重力特殊コーティングボディー)。これによって、反重力の作用でホコリや汚れをよせつけないため、たとえ汚れても軽くふき取るだけでOK。水もはじくので、水の中に入っても錆びずに済む。 | |||
なぜ、耳がないのに音が聞こえるのか? | ▲ | ||
頭の中に内蔵されている「高感度音波測定イヤー」で音を聞いており、日常生活において不都合なことはない。では、あの耳はただの飾りなのか? 実は、耳の部分は集音機であり、はるか遠くの音や、特殊な音波を集めるためについている。 | |||
なぜ、ロボットなのに汗をかいたり涙を流すのか? | ▲ | ||
彼が流す汗や涙は、組み込まれた感情回路が感動や興奮を覚えたとき、熱で内部の精密メカがショートするのを防ぐための冷却水、という設定。 | |||
なぜ、足音をたてるのか? | ▲ | ||
ドラえもん大事典では、ドラえもんの足の裏と地面の間の空気が、ドラえもんの体重で圧縮されて足音がする、と説明している。 | |||
なぜ、ロボットなのに風邪をひくのか? | ▲ | ||
あまりにも精工にできすぎているので、ちょっとしたメカの不調から、風邪をひいてしまうのかもしれない、とはドラえもん大事典の説明。 | |||
なぜ、ロボットなのに睡眠を必要とするのか? | ▲ | ||
ドラえもん大事典では、ドラえもんは子守用ロボットなので、小さな子供を育てたり、一緒に暮らすとき、人間そっくりにできているほうが具合がいいからだろう、と説明している。 | |||
ドラえもんが恋したメス猫たち | ▲ | ||
・ロボット養成学校でクラスメートだったノラミャー子:映画『2112年ドラえもん誕生』 ・カツオブシをプレゼントして仲良くなった猫:コミックス7巻『好きでたまらニャい』 ・実はオスだったというオモチャの猫:コミックス14巻『すてきなミイちゃん』 ・ノラ猫との恋を成就させてやったペルシャ猫:コミックス27巻『恋するドラえもん』 ・デートの約束をしていた猫:コミックス29巻『のぞき穴ボード』 ・一緒にハイキングに行ったタマちゃん:コミックス35巻『ドラえもんに休日を!!』 ・デートに出かけた、再びタマちゃん:コミックス36巻『大予言・地球の滅びる日』 ・ひみつ道具“友だちの輪”を使って仲良くなった猫:コミックス38巻『友だちの輪』 ・ドラえもんが救出したミイちゃん:コミックス42巻『ふたりっきりでなにしてる?』 |
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ドラえもんという名前の理由は? | ▲ | ||
“ドラ”は『ドラ猫』のドラ、“えもん”は昔の人の名前によくある『〜衛門』、その2つが合体してドラえもんになったという説があるらしい、と公式サイトでは説明していた。 また、“ドラ”がカタカナで“えもん”がひらがなとなっているのは、ロボット戸籍調査員が訪れて「名まえを書いてください」と言われた際、“ドラ”はカタカナで書けたのだが“えもん”をカタカナで書けなかったため、という説がある。これはドラえもん百科の著者、方倉陽二氏が独自に創造した設定であり、現在の設定に採用されてはいないようだ。 |
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なぜ、ドラえもんは壊れた部品を交換しないのか? | ▲ | ||
大長編『のび太とアニマル惑星』では、故障していたネコ集め鈴が、新品の小型カメラに交換されていた。では、他の部品を故障したまま放っておくのはなぜか? ロボットは、1年に1度、工場で健康診断を受ける決まりがある。そこで故障している部品もチェックされるはずだが、ドラえもんは故障したところを直さない。たいした故障ではないからか、健康診断をサボっているからか、というのがドラえもん大事典の見解。 ちなみに方倉陽二氏のドラえもん百科では、次のように説明されている。未来の世界では、ネコ型ロボットはネズミを取ることが得意とされており、そのネズミを捕まえないと部品の交換はできない。ヒゲならネズミ3匹、ハナなら5匹、ミミとスズなら10匹といった具合。 |
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ドラえもんがドラ焼き好きな理由 | ▲ | ||
ガールフレンドのノラミャー子からもらったドラ焼きがあまりにもおいしかったから、というのがドラえもん大事典の説明。 ノラミャー子のおなかについているポケットは、過去や未来の物を取り出せるタイムポケットになっている。ロボットオーディションの前日、テストの成績が悪くて落ちこむドラえもんを元気づけるため、ノラミャー子は20世紀のお菓子であるドラ焼きを取り寄せ、ドラえもんにプレゼントしたのだ。 ドラ焼きの皮とアンコの成分がドラえもんのエネルギーに最も適しているから好物、というのは方倉陽二氏の設定。 |
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ドラえもんの職業? | ▲ | ||
初期の頃は、ドラえもんが何を目的につくられたロボットなのかハッキリしなかったこともあり、方倉陽二氏が特定意志薄弱児童監視指導員という肩書きを考えた。現在では、人間の子守用ネコ型ロボットとして大量生産されたうちの1体と設定されている。 | |||
ドラえもんの足が短いのは? | ▲ | ||
連載初期に比べドラえもんの足が短くなっているのは、足を長くしようと機械で足を引っ張っていたら、機械のバネが切れてその反動で足がめりこみ、前より短くなってしまったという。また足が短くても正座ができるのは、足が自由に伸び縮みするから。これをドラえもんあんよ効果という。これらの説は、例によって方倉陽二氏が考えた設定。 | |||
四次元ポケットの正式な名称? | ▲ | ||
方倉陽二氏はドラえもん百科で、 正式名称・ロボット専用四次元空間内蔵秘密道具格納ポケット 四次元空間使用許可管理局承認番号・D7E1293 という設定を考案している。 |
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過去に行くには許可がいる? | ▲ | ||
のび太の家にはドラえもんがいるのに、ほかの家には未来のロボットがいない理由について、方倉陽二氏は次のように説明している。ドラえもんは、時空間管制局(無許可でタイムマシンを使う者を取り締まる所)で過去行きの許可をもらったのだという。許可が下りる条件とは、 ・未来ロボットを使っても大丈夫な者(たとえば、ものすごくドジな者)の所。 ・過去に戻っても歴史を変えることができないドジロボットであること。 |
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タイムマシンは、いつ発明されるのか? | ▲ | ||
コミックス41巻『未来図書券』でドラえもんが取り寄せた未来の本“目で見る日本の歴史”によると、タイムマシンが発明されるのは2008年とのこと。なお、同書では2093年に地球を飛び立った有人恒星探査船ビーグル2世号が地球型惑星を発見し、そこで地球外生命体と初接触したことも語られている。 | |||
秘密道具はどこで作られているのか? | ▲ | ||
最新ドラえもんひみつ百科では「ひみつ道具は22世紀の未来工場・飛行島で作られる。飛行島の中は超空間になっていて、とても広い。ここで、いろいろなひみつ道具を研究、開発している」と説明している。 | |||
秘密道具の入手先 | ▲ | ||
デパートで購入しているようだ。新世界デパート、二十二世紀デパート、未来デパートの他にも、いろいろなデパートがあるらしい。直接買いに出かけたとき以外は、タイム宅配便やタイム小包で送られてくる。以上が、ドラえもん大事典の見解。ちなみに方倉陽二氏の設定では、道具会社JSBで購入・レンタルしており、この会社から月に1回送られてくる道具カタログを読んで、ドラえもんは秘密道具の勉強をしている、とされている。 | |||
ドラえもんは小遣いをもらっている? | ▲ | ||
ドラえもんが小遣いをもらっていることは、コミックス9巻『無人島の作り方』で、のび太とドラえもんが玉子からもらった現金入り封筒の中身を確認したときに発した「今月の小づかいが、へらされてる!」「ぼくのも!」というセリフによってわかる。また、コミックス43巻『合成鉱山の素』において、ドラ焼きをたっぷり食べているドラえもんを見たのび太が「まさかドラえもんだけ、こづかいを上げてもらったとか…。」と言っていることから、ドラえもんとのび太の小遣いは同額であると想像される。なお、ドラえもんがお年玉をもらっていることは、コミックス8巻『見たままスコープ』、コミックス15巻『ポータブル国会』、コミックス36巻『大予言・地球の滅びる日』などで確認できる。 | |||
秘密道具の購入資金は? | ▲ | ||
ドラえもん大事典では、「ひみつ道具をとりよせるのも、おこづかいの範囲内で」と玉子からもらう小遣いを秘密道具の購入資金に充てていることを示唆している。 原作者の藤本氏は、ひみつ道具完全大事典のまえがきで、次のようにコメントしている。 「ドラえもんのひみつ道具には“レンタル”と“セル”の2種類があります。あまり高価な道具は買えないので、安い使用料で貸してもらいます。ドラえもんは3分の2くらいを、このレンタルで間に合わせているのです。 夢みたいな便利な道具をいくつも持ち歩くなんて、よっぽどドラえもんは金持ちなのかと思うのですが、そうでもないのです。たとえば、今はどこの家庭にもある車とかテレビとか電卓とか、あれだって昔、売り出されたばかりの頃は、ふつうの人にはとても手が届かないほど高価な品だったんですよ。それがどんどん安く売れるようになって、将来はもっと安くなるでしょう。撮りっきりカメラみたいに、手軽な道具があるし、メーカーが新製品を発売するときは、試供品をただでくれたりして、ドラえもんも助かっているようです。」 |
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秘密道具の総数は? | ▲ | ||
ドラえもん大事典では、次のように説明している。てんとう虫コミックス45巻と大長編ドラえもんのうちで登場したひみつ道具の数は、1300を超えるという。コミックスに入っていないものや、名前がよくわからないものを含めると、1700以上あるのではないだろうか。また、ひみつ道具は100ヶ月ごとの定期検査が義務づけられており、そのときはドラえもんを手伝いに、22世紀からセワシもやって来る(コミックス18巻『百苦タイマー』)。 | |||
なぜ、玉子はドラえもんの居住を許したのか? | ▲ | ||
ドラえもんの役目は、のび太の面倒をみることで、のび太の将来をよりよくすることである。だから、ドラえもんが家にいればのび太のためになると考え、ドラえもんが家にいてもいいと許したのだろう。とドラえもん大事典では説明している。 | |||
玉子は、どんな習い事をしているのか? | ▲ | ||
どうやら華道を習っているようである。コミックス28巻『家元かんばん』では、お花の先生から「デパートの生け花展に出品した玉子の作品が、家元の目にとまってほめられた」と電話があった。コミックス36巻『もりあがれ!ドラマチックガス』では、のび太にお花の先生の家までおつかいを頼んでおり、コミックス44巻『たくはいキャップ』では、「これをお花の先生に。」とドラえもんに届け物を託している。 | |||
のび太の家は借家? | ▲ | ||
野比家は、東京都練馬区月見台すすきヶ原にある。野比家の周辺は一戸建て住宅が建ち並んでおり、閑静な住宅街といった様相である。野比家も庭付き一戸建てなのだが、持ち家ではないらしい。コミックス9巻『無人島の作り方』における玉子の「今月から、家ちんが上がったのよ。」というセリフや、コミックス12巻『ゆうれい城へ引っこし』での「まだとうぶん借家ぐらしがつづきそうだな。」というのび助のセリフから、借家であることがわかる。コミックス21巻『ひろびろ日本』では、「早く自分の家を持ちたいわ。」と玉子が嘆いている。 | |||
のび太の小遣いは? | ▲ | ||
コミックス22巻『税金鳥(1979年の“小学四年生10月号”に掲載)』で、のび太は玉子から「はい、今月分五百円。」と、500円紙幣を手渡されている。さらに、毎月決められた額の他にも臨時収入がある。家の手伝いをしてお駄賃をもらったり、野比家を訪れた親戚や知り合いから小遣いをもらっているのだ。というのがドラえもん大事典の見解。 | |||
のび太は将来どんな職業につく? | ▲ | ||
映画ドラミちゃん『ミニドラSOS!!!』では、環境保護局の自然調査員となっているようだ(最新ドラえもんひみつ百科より)。原作では、どうやら会社員になるらしい。コミックス16巻『りっぱなパパになるぞ!』には、25年後の世界でのび太の妻となった静香の「おねぼうして会社にちこくしてもしらないわよ!」というセリフがある。コミックス18巻『ガールフレンドカタログ』では、花賀さき子という女性と同じ会社の同じ課にいることが明らかにされ、同じく18巻『お金がわいて出た話』では「きみがサラリーマンになって四十三歳の夏のボーナスまで一円もはいらないことになる。」とドラえもんが言明している。 | |||
ドラミと兄妹? | ▲ | ||
ドラえもんを設計した博士が、耳がないことを気にしていたドラえもんを慰めるためにドラミをつくってやったというのは、かつて方倉陽二氏が考えた設定。現在は、ドラえもんたち子守用ロボットの補助役として開発されたロボット、となっている。 さらに、この2体は同じオイルを使っているから兄妹というのも方倉設定。ドラえもんを設計した博士が、オイルを自信作のロボットに使うつもりで長いこと使わずに放置していたため、オイルの軽い部分が上に浮かび上がり、良質の部分は下にたまってしまう。そして、先につくられたドラえもんに上澄みの薄いオイルが、後につくられたドラミに下の濃いほうが使われ、両者の性能に違いが生じてしまった。 こちらは、公式の設定として採用されている(ただし、ドラえもんを設計した博士なる人物は削除された模様)。ちなみに方倉設定では、ロボットのオイルは人間の血液型と同じようなもので、薄いオイルに慣れているドラえもんに濃いオイルを入れると、故障の原因になると説明している。 |
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ドラミの耳はリボン? | ▲ | ||
ドラえもん大事典では、リボンでもリボンの形をした耳でも、どちらでも正解としている。なお、ドラえもんを設計した博士がドラミをつくるとき、耳がない自分を見ても笑わないようにつくってほしいとドラえもんが頼んだことで、耳ではなくリボンになったという説は、いうまでもなく方倉設定。 | |||
必殺ウインク光線とは? | ▲ | ||
ドラミの目から発射される必殺ウインク光線。恋人たちを結びつけたり仲直りさせたりする、キューピットの矢のようなパワーがある。 | |||
ドラミのタイムマシン | ▲ | ||
チューリップの花の形をした「チューリップ号」。もともとは方倉陽二氏が考案したもので、ドラえもん百科では「ドラえもんのタイムマシンの2倍のスピードで動く」「これ1台でドラえもんのタイムマシンだと5台も買える」と説明されていた。現在の設定は次のようなもの。 ドラえもんのタイムマシンより高性能で、3倍のスピードで時空間を移動することができる。値段のほうも超豪華で、チューリップ号を1台買うお金があれば、ドラえもんのタイムマシンが10台も買えるという。 |
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