(cache) 東京地検、早大OBら3人逮捕 40億の利益、相場操縦容疑で - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  松村直亮容疑者の関係先の家宅捜索を終えた東京地検特捜部の係官=29日午後5時30分ごろ、東京都立川市

    東京地検、早大OBら3人逮捕 40億の利益、相場操縦容疑で

     早稲田大の投資サークルOBらで構成するデイトレーダー(短期取引を繰り返す個人投資家)のグループが、インターネットを通じた株取引で東証1部上場株の株価を意図的につり上げたとして、東京地検特捜部は29日、証券取引法(現・金融商品取引法)違反(相場操縦)の疑いで、リーダーの無職松村直亮容疑者(27)ら3人を逮捕、関係先を家宅捜索した。

     デイトレーダーによる組織的な相場操縦の立件は初めて。証券取引等監視委員会が同日、逮捕に先立ち3人を告発した。

     捜査関係者によると、3人は逮捕容疑の取引で約700万円、数年間にわたり計約40億円の利益を得たとされ、特捜部は全容解明を進める。

     ほかに逮捕されたのは、不動産関連会社の役員三浦幹二容疑者(27)、松村容疑者の弟で無職松村孝弘容疑者(25)。直亮容疑者と三浦容疑者は早大の投資サークル「マネーゲーム愛好会」OBで、グループは東京都港区の六本木ヒルズ内のマンション一室にパソコン十数台を設置。分担して不正取引を繰り返していた、としている。

      【共同通信】