ムギイカ 船釣り
ムギイカとは、スルメイカの子供のことです。 陸からはあまり釣れませんので、1年に2〜4回ほど船で狙っています。 イカは小さいほど身が柔らかく甘いのですが、ムギは正直極上です! 僕はアオリよりも美味いと思っています。 ムギイカの釣期は4月〜5月下旬。 僕らはだいたい沼津の船で出船します。 潮の速さや濁り具合によって釣果はマチマチですが、 釣れる時は200杯とか釣れちゃいます!! 僕はそんな釣ったことないけど(T_T) <<仕掛け>> 竿は30号負荷、2.4m前後の先調子 水中ライト・イカリーダーにツノやスッテ・錘の胴付き仕掛けです。 水中ライトは通常のマメ球が好ましいそうです。 赤や緑は逆にイカが警戒する、と船長に言われたことがあります。 ムギの場合、プラヅノの長さはほとんどが11cm しかし14cmのほうが圧倒的に当る!なんて時もあります。両方持参しましょう。 スッテにか関しても同じです。日によってスッテしか抱かない、なんて時があります。 片天秤を付け、1本針でエサ巻きスッテにするなどの釣り方もありますが、 よほど渋いときでないと使いません。 錘は潮に応じてですが、基本は60号か80号です。 <<釣り方>> とにかくシャクリ倒します。 一気にシャクリ上げ、糸ふけが出るほどフリーで落とす・・・が当ったり 普通に上下にさそう・・・が当ったり、釣り方は日や時間によってまちまちですが、 基本的には多彩な誘いをすることが重要です。単調な誘いではイカが飽きてしまい ツノを抱かなくなります。 イカが乗ったら、そのまま落とし込むか、ゆっくり巻き上げて追い乗りを狙います。 数を増やせる人は、コレが上手いのです。 ツノにスミが付いた時は、ブラシで落としましょう! どのイカでもそうですが、スミがついたものは警戒して抱きません。 数釣りができたときは、ツノやスッテのカンナに注意が必要です。 急にバラシが多くなったら、カンナが開いてしまっているのでツノを交換してください。 またプラヅノを使うときは、基本的に新品が好ましいです。 ツノに微妙なスリキズなどが入ると、上手く光を発しなくなり乗りが悪くなります。 ムギイカは夜釣りなんですが、船の明かりに誘われて、 5cm弱のムギやジンドウイカが船べりを泳ぎます。 そいつをタモですくって、踊り食いにします^^ あまり大きいのをゆっくり食うと 逆にイカにクチの中を噛まれて痛い思いをします(爆) ちょっとかわいそうですが、これがまた美味い!!これもムギ釣りの醍醐味です。 あと、ムギイカの沖漬けをご存知ですか?! カンタンで非常に美味しいです。タレは3倍濃縮のメンツユを水で薄めればOK! タカノツメなどの調味料を浮かべておくと、ツマミに最高!さらに美味いです! タレの濃さはイカを入れる量によって変えてください。 イカがたくさん入るとタレは薄まりますからね(^−^) イカが釣れたら生きたままタレにぶっこんで持ち帰ります。 お好みですが、半日〜1日漬けたら出来上がり!内臓も食えます。 刺身も激ウマですが、もしもムギ釣りに行ったら沖漬けも是非やってみてください^^ |