2009年9月29日 (火)

ある日のお母さんから小六の息子に宛てた手紙

お母さんと一緒に暮らし続けるために守ってほしいこと

お母さんが平日お前たちと一緒に居られるのは
朝は起床の6時半から出勤の7時半
夜は帰宅の7時から就寝の10時
あわせてたったの4時間です。
その間にどう過ごしたいのか、よく考えてください。

お仕事から帰ってきたお母さんはとても疲れています。
すぐに要求を言わず少し待ちましょう。
後から聞く時間を必ず作ってあげますから、
お母さんが「ちょっと待ってて」と言ったら待っていて下さい。
学校のプリントなどは貰ったその日にお母さんの机の上に出しておき、
ご飯がおわってから自分から説明をしてください。
お母さんは毎日お仕事をしている関係で急な用事には対応できません。
そのことを常に頭に入れて置き、
お母さんがやらなくてはならないことなどについては早めに知らせるようにしてください。

お母さんが言うことを聞いてくれないと思ったら、
先ず自分の言っていることに無理がないかを考えてください。
全然話を聞いてくれないと思ってイライラしてきたら、
取りあえず距離を置くために別の部屋に行ってください。
どうにもならないと思ったらその日はやめて次の日にもう一度お話をするようにしてください。
お母さんは、あなたが大人になっても通用するような交渉方法を確立することを望んでいます。
自分の言いたいことをどう伝えればいいか、
どう伝えればお母さんにうまく伝わるか、
自分で考えてみて下さい。
自分の要求を通すためにお母さんを脅したり床を踏みならしたり壁を殴ったり大声で叫んだりしないでください。
もう二度としないでください。
そうしたくなったら自分の部屋に行って音楽を聞いてください。

お母さんには民法で定められた保護監督責任があります。
それに基づいてお母さんはお前たちに色々なことを教えたり注意したりしています。
お前たちが無茶をして他の人に迷惑をかけたら
きちんと監督をしていなかったという理由でお母さんが叱られる仕組みになっています。
そのことを常に頭に入れておいてください。

何かお母さんにお願いしたいことがあったら、落ち着いてお話してください。
どうしてそれが必要なのかをきちんと説明してください。
お願いを聞いてあげることができないこともありますが、
その場合は様々な条件を考えあわせた上で
お母さんの方から何かしら代替案を出すようにしています。
自分がやりたいことの条件と認められる条件とを考え合わせ、
関係する人全員が納得できるアイデアを出す訓練をすることはとても大切なことです。
そのためには、何故自分がそれをやりたいのかをよく考え、
理由を言葉できちんと考えてください。
そうやっているうちに自分が何故それが欲しいのか、
ほんとうにそれでなくては駄目なのかが見えてきます。
その上でもう一度お母さんと交渉をしてみてください。

自分が譲れないもの、ほんとうにしたいことを、
それ以外ときちんと分けられるようにすることは、
大人になるための大切な訓練です。

自分のやりたいことが誰かを傷つけることがわかったなら、
傷つけないでやれる方法を考えてください。
誰かを傷つけることがわかっているのに自分の要求を通そうとするのはやめてください。
自分を含め、たくさんの人を幸せにすることを人生の目標にしてください。

原文はこちら

http://nekohann.blog1.fc2.com/blog-entry-1961.html

2009年9月28日 (月)

10月夢ゼミのご案内です☆

前田です。

今朝夕、めっきり涼しくなってきましたが、子ども達はまだ暑さが残る日中、運動会の練習に汗を流していることと思います。

前回の夢ゼミは、おかげさまで大盛況でした。

稲田塾出身の先輩大学生の方々にお話を伺いました。「塾に通い、中学受験を経験したからこそ、今の自分がある」「今となっては、お弁当や送迎など、親には感謝しています」など、とても素晴らしい言葉が大学生から聞かせてもらい、涙する方も多数いらっしゃいました。

今回の夢ゼミでは、Part2として、お子様の受験を経験された先輩お母さんをお招きいたします。

前回に引き続き、質疑応答を中心に、パネルディスカッション形式でお話を進めます。初めての方も、気楽に参加できるこの機会に、ぜひ一度足をお運び下さい!

★2009年度 第6回「夢ゼミ」のお知らせ★
「中学受験・六年一貫校!
~実際に通ってみてどうでしたか?Part2 先輩お母さんをお招きして~」

今回の内容は…

夢ゼミでお母さま方から頂いたアンケートを元にした質疑応答を、パネルディスカッション形式で開催いたします。
 ・お母さんのストレス解消法は?
 ・受験期で、一番たいへんだったことは何ですか?
 ・思春期に受験を経験させることについて
 ・中高一貫校のメリット・デメリット
 ・学校説明会では聞くことができない本音の部分を教えてください
 ・親はどこまで勉強の面倒をみましたか?
 ・習い事は続けましたか?
 ・遠距離の通学について
 ・体調管理で工夫したことは何ですか?
 ・授業料以外に必要な費用にはどんなものがありますか?
 ・子どもの受験を経験した先輩としてお伝えしたいこと   など
これらの質問だけでなく、先輩お母さんに尋ねてみたい質問をぜひぜひご準備しておいてください!
子どもたちの応援団である私たち。みんなで本音トークができる『夢ゼミ』ならではの充実した会にしましょう!!

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日時・場所:
八 木 校 2009年10月 6 日(火)10:00~12:00 
学園前校 2009年10月 8 日(木)10:00~12:00 
上本町校 2009年10月 9 日(金)10:00~12:00 

対  象:稲田塾生の保護者

定  員:学園前校50名,上本町校各60名,八木校60名

参加費:無 料

申  込:
【お電話にて】開催校舎までお電話ください。
学園前校0742-43-5050 上本町校06-4305-1131 八木校0744-21-7700

【メールにて】yumezemi【at】inadajuku.co.jp
タイトルを「10月●日●●校」とし,
①参加保護者氏名 ②お子さまの氏名 ③お子さま
の所属校,学年・クラス ④その他メッセージや質問など をお知らせください。
※申し込み締め切り:各回とも実施日の2日前

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*―゚+.。o○*☆* 前回夢ゼミ(9月度実施)の参加者の声 *☆*○o。.+゚―*

・皆さんが感謝の気持ちで自分の言葉で話されていて涙が出そうになりました。(上本町校)
・大学生の皆さんが輝いて見えました。わが子の目先の様子にとらわれるのではなく、5年後10年後を考えて接していくのがよいことだと感じました。(上本町校)
・大学生の方の話を聞くと、中学受験もひとつの過程なんだなと思いました。子どもにも聞かせたいと思いました。(東生駒校)
・各学校の個性もその学校に通った人から聞くことができ、学校見学や説明会ではわからない部分も知ることができました。来月も期待しております。(香芝校)
・初めて参加させていただきました。もっと堅苦しいゼミなのかな、と思っていたのですが、とてもいい時間を過ごせました。心に残るお話、本当にありがとうございました。(八木)
・子どもの思いでなく、親の思いから受験をさせるために勉強させることをいいのだろうかと、子どもに対して悪いような気持ちになることが多かったが、10年後に気づいてもらいえる、それまでは口出しせずしっかり見守り、支えてやろうと思えた。中学受験を前向きに考えていこうと思う。(香芝校)
・中学受験のときの家族の支えについて、大学生になった彼らから感謝の言葉を聞くことができてとても感動した。(学園前校)
・いつも夢ゼミのあとはホッとした気分になります。今日は約2ヶ月ぶりだったので、久々にリフレッシュできました。(不明)
・今は子どもを理由に自分のしたい事を諦めたり我慢したり…、のような気がしました。私も何かはじめたいなぁと思いました。(学園前校)
・今日の夢ゼミは実は一番楽しみにしていました。生の声を聞けて本当によかったです。もっともっと聞いていたかったくらいです。(学園前校)

■◇■ 夢ゼミスタッフからのひとこと ■◇■
みやこ:今回も素敵な会になりそうです☆まえだ先生との掛け合いで,パネリストのお母さんからグイグイと素敵なお知恵を引き出したいと思います。
まえだ:お母さまへの事前のインタビューでじーんときました。早く聞いてもらいたいです。また,今回の「オススメ本」,絶対買い!ですよ~! お財布忘れずに☆

案内はこちらからダウンロードできます

091006info..pdfをダウンロード

懇談

皆さんのお子さんもお受けになったのでしょうか?
五ッ木の模擬テスト。

わが子も、先月に初めて、塾以外の外部で受験しました。
筆箱お忘れ事件があった、あのテストです。

そのテスト結果の返却と同時に、懇談がありました。
自習・補習期間となったシルバーウィーク中のある日、午後1時のお約束でした。

塾に着くと、玄関ドアの所で待ってるユコ。

「二者懇談?三者懇談?」
と聞くと

「えっ、自信ないから、ママだけで行って」
と、なんとも情けない返事。

先生も
「一緒に入らないの?
まぁ、二者でも、三者でも、どっちでもいいけど?」

ということで、結局二者懇談になりました。

結果は、○。
つまり、今の成績なら大丈夫でしょうとの、ありがたいお言葉。
と、一旦いい気分にさせといて

「ただ、今回の算数は、ユコさんにしては、ちょっと出来すぎてるから、次回もまた同じような結果が続くか、どうか・・・」

ハハハ~・・・
先生~、それなら、そう最初から言って下さいよ~。

「この学校は面接も重視していますからねぇ、成績だけじゃないですからねぇ~。

ただ、国算両方が今回のようにバランス良く得点できていれば、まったく問題はないです。

ですから、いつもご本人にもお話しているように、算数で、確実に取れる所は得点していく、それが確実に自力でできるようになるか、どうかですね」

ということでした。

「そのために、自分の解答をノートに書き、間違えても消さず、そのまま自分の間違いをノートに残して、どこで間違えたのか見直してから、再度自力で解いて、解答を導き出していく、その過程を大事にノートにまとめましょう」

とのことでした。



自分で考え、自分で試行錯誤し、自力でやりきる力、それが、国語でも、算数でも、面接でも問われるとおっしゃるのです。



こんな話を、帰宅の道中ユコと話しながら、歩いて帰ったのでした。

2009年9月26日 (土)

努力の上に辛抱という棒を立てろ

おはようございます!
前田です。

致知出版社のメルマガ(9/23号)から
http://www.chichi.co.jp/
皆様にすてきな記事をご紹介。

引用開始★
※『致知』2003年10月号 特集「人生を支えた言葉」
 ~「努力の上に辛抱という棒を立てろ」の記事より~
……………………………………………………………………………………
ところで、この頃(10歳頃)、
僕にとって忘れられない出来事があります。

ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって、
吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。
無理だと知りつつも、家に帰って
ハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。

すると親父は、「いい音ならこれで出せ」と
神棚の榊(さかき)の葉を1枚取って、
それで「ふるさと」を吹いたんです。
あまりの音色のよさに僕は思わず聞き惚れてしまった。
もちろん、親父は吹き方など教えてはくれません。

「俺にできておまえにできないわけがない」。

そう言われて学校の行き帰り、葉っぱをむしっては
一人で草笛を練習しました。
だけど、どんなに頑張ってみても一向に音は出ない。
諦めて数日でやめてしまいました。

これを知った親父がある日、

「おまえ悔しくないのか。
 俺は吹けるがおまえは吹けない。
 おまえは俺に負けたんだぞ」

と僕を一喝しました。続けて

「一念発起は誰でもする。
 実行、努力までならみんなする。
 そこでやめたらドングリの背比べで終わりなんだ。

 一歩抜きん出るには
 努力の上の辛抱という棒を立てるんだよ。
 この棒に花が咲くんだ」

と。その言葉に触発されて
僕は来る日も来る日も練習を続けました。
そうやって何とかメロディーが
奏でられるようになったんです。

草笛が吹けるようになった日、
さっそく親父の前で披露しました。

得意満面の僕を見て親父は言いました。

「偉そうな顔するなよ。
 何か一つのことができるようになった時、
 自分一人の手柄と思うな。
 世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。
 錐(きり)だってそうじゃないか。
 片手で錐は揉めぬ」

努力することに加えて、
人様への感謝の気持ちが生きていく上で
どれだけ大切かということを、
この時、親父に気づかせてもらったんです。

翌朝、目を覚ましたら枕元に新聞紙に包んだ
細長いものがある。

開けて見たらハーモニカでした。

喜び勇んで親父のところに駆けつけると、

「努力の上の辛抱を立てたんだろう。
 花が咲くのは当たりめえだよ」。

子ども心にこんなに嬉しい言葉はありません。
あまりに嬉しいものだかち、お袋にも話したんです。
するとお袋は

「ハーモニカは3日も前に買ってあったんだよ。
 お父ちゃんが言っていた。
 あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってね」。

僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。
いまでもこの時の心の震えるような感動は、
色あせることなく心に鮮明に焼きついています。

かつての日本にはこのような
親子の心の触れ合いが息づいていたんです。

引用ここまで★

「人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ」より引用   
http://archive.mag2.com/0000192277/index.html

2009年9月23日 (水)

シルバーウィーク

シルバーウィークって呼び方も、子どもから聞いて知りました。
今年はうまくお休みが並んだんですね?

ところが、わが家族のメンバーが並んで何かをすることはなさそう。

って思っていたら、急に近所に住む叔父叔母が、岸和田城近くの藩主のお屋敷での夕食会に誘ってくれました。

高校生、中学生の兄2人も行くと言い、珍しいこともあるものだと思って、そう言うと「誘ってもらってるのに、申し訳ないやん」ともっともらしい返事。

がんこ寿司さんが岸和田市から借りて経営しているという「五風荘」。
9月10日にオープンしたばかりだそうです。

立派なお屋敷に、広いお庭。
こんな有効利用はありがたいです。
飾ってある絵は、がんこ寿司の社長さんの集めたものだという説明でした。

あまりにお金が集まると、最終的には公に奉仕する形になるんだなぁと思いました。

「食品関係の社長になりたい」と言っている次男は、なんと感じたことでしょうか?

後日また聞いてみたいと思っています。

2009年9月20日 (日)

夢ゼミ報告(9月)~大学生パネルディスカッション~その3

大学生を招いてのパネルディスカッション、質疑応答のつづきです。

★中学受験の頃に言われて嬉しかったことや言葉は何ですか?

☆成績が上がって「やれば、できるやん!」と褒められた時

☆合格の報告に、怖いと思っていた先生が、「おめでとう!」と握手の手を差し出してくれた時

☆いつも工夫してお弁当を作ってくれたこと

☆お弁当に大好物のから揚げを入れてくれた時(笑)



★中学受験の頃に言われて悲しかったことや言葉は何ですか?

☆小学校で、「○○は受験するから、違う中学やからなぁ」と、悪気はないだろうけど、一線を引かれた時

☆自分は勉強の合い間の休憩のつもりで、ゆっくりしていたら、「そんなことしてたら、落ちるよ」と言われた時

☆休憩のつもりでソファに座っていたら、「他の子はもっとやってるよ!」と言われた時


★中学受験の頃にありがたかったと感じたことは何ですか?

☆(まだお弁当のない頃)塾が終わった帰るまで、家族が晩ご飯を食べずに待っていてくれたこと

☆(小学生の当時は気付かなかったけど)ずっと欠かさず塾への送迎をしてくれたこと

☆いつも寝ずに起きていてくれたこと


★中学受験をして良かったと思うこと

☆根性がついた

☆塾の友達と励まし合って、一緒に夢に向かって進んだこと

☆最後までやり通す姿勢が身についた

☆勉強はがんばったら、がんばった分だけ結果が出るので、自分に自信がついた


★中学受験をして後悔していること

☆中学受験を経験していない自分を味わってみたい

☆地元の友達との関係が薄いこと

☆男子校だったので、異性との付き合いがないままに終わったこと


★中学受験の経験のない友人について

☆高校から入学してきた子達は、高校受験をして入ってきてるから、最初はしっかりしてるように見えた


親として読むと、とてもありがたく感じるエピソードがいっぱいありました。

つづく・・・





2009年9月19日 (土)

インフルエンザ

新型インフル体験者が語る、感染してもパニックに陥らない術
『日経トレンディネット』より

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090916/1028825/?P=1

            *―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*
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お手紙いただきました☆

前田です。

この前の夢ゼミでお母さまからお手紙をお預かりしました。
とっても素敵な手紙なのでご紹介します(^^♪

昨年一緒に勉強した子です。
今年は校舎を離れてしまったのですが、お手紙もらって感激です!
ルン♪ (≧▽≦) ルン♪

*―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―**―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*

前田先生へ

お元気ですか。

ぼくは、運動会練習で毎日くたくたです。

★年生のときに『算数で一番になる』と約束をしたのを覚
えていますか?

ずっと達成できませんでしたが、今回やっと一位になれま
した!!

本当は『100点』で一位になりたかったけれど、失敗して
しまいました。それは次がんばります。

そして、国語はとっても悲しい結果でした。でも算数とお
なじくらい勉強したら「よくなる」気がするのでがんばり
ます。

また会いたいです。

Tより

*―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―**―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*

Tくん、これからも自分を磨いてね。
君はまだまだ素敵な男になれるぜぃ!

            *―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*
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2009年9月17日 (木)

発熱

昨日、小雨の中、運動会の組立て体操の練習をしたらしい。

「寒かった~」
と言いながら帰ってきて、何も言わず体温を測り出した。
「37度・・・。寝る」
と言って、寝てしまった。

お布団に入ったと同時に本当に寝てしまった。

私は呆気に取られ、仕方なく塾へ欠席の電話。

兄達の学校では、インフルエンザの影響で、学年閉鎖。

こんなご時勢に、雨の中、外にいて濡れていたなんて。

ちょっと、先生、お願いします。

受験生を持つ母じゃなくても、母達はみんな心配してる。

インフルエンザにかかってしまった方々の、少しでも早い回復を祈っております。

            *―゚+.。o○*☆*○o。.+゚―*
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2009年9月16日 (水)

世界の中の日本

前田です。

JICA(ジャイカ)ってご存知だろうか。
JICAとは、Japan International Cooperation Agencyの略で、独立行政法人国際協力機構のこと。
●JICA → http://www.jica.go.jp/

JICAの仕事は以下のようなものである。
事業内容は多岐にわたっており、その基本は「人を通じた国際協力」である。JICAは政府開発援助の実施機関として、対象地域や対象国、開発援助の課題などについての調査や研究、JICAが行うODA事業の計画策定、国際協力の現場での活動を行う人材の確保や派遣、事業管理、事業評価などの役割を担っている。
JICAは、開発途上国の現場において、相手国の人々と共に働き汗を流しながら開発援助活動を直接担当する国際協力の専門家や開発援助コンサルタント、ボランティアなどの人選や派遣を行うため、JICAが日本と途上国の人々との架け橋となっていると評価されている。

知人のブログで教えていただいたのだが、JICAが日経BPと組んで、次のようなコラムを配信している。

 * * *

≪以下HPより引用≫
本日より、日経ビジネスオンライン上にて、池上彰さんをナビゲーターに迎え、国際協力の意義を訴えるコンテンツの配信を開始しました。日経ビジネスオンラインは日本最大のビジネス情報発信媒体で、社会の中堅層を中心に、130万人の読者会員を抱えています。

第一回目は“水の問題”について、池上さんと東京大学の沖大幹教授が対談を行っています。
また、地球環境部の全面的なご協力のもと、世界中の“水の問題”に取り組んでいるJICA関係者からの生の声と写真を集めた特設コーナーも併設しています。
とても魅力的な内容となっていますので、是非一度、サイトを訪問してみてください。今後は2週間ごとに新しいコンテンツが配信されます。
≪引用ここまで≫

URL⇒ http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0i0i/103816/

 * * *

《今後のコンテンツ配信予定》
配信日    テーマ         対談相手
9月15日~ 水 ≪前編≫
9月29日~ 水 ≪後編≫ 沖大幹教授東京大学生産技術研究所
10月13日~ 紛争 ≪前編≫
10月下旬~ 紛争 ≪後編≫ 宍戸健一JICAスーダン駐在員事務所長
11月10日~ 命  ≪前編≫
11月下旬~ 命  ≪後編≫ 藤田則子先生国立国際医療センター
12月8日~ 食料 ≪前編≫
12月中旬~ 食料 ≪後編≫ 坪井達史JICA専門家
1月5日~ 教育 ≪前編≫
1月中旬~ 教育 ≪後編≫ 原雅裕国際協力専門員
2月2日~ 経済 ≪前編≫
2月中旬~ 経済 ≪後編≫ 調整中
3月2日~3月16日 総論   調整中

最初の特集は、「水」問題。
コラムの一部をご紹介。

≪以下HPより引用≫
【池上】命、農業、健康、衛生、物流、土木にいたるまで、水は人間のあらゆる営みの根幹にかかわっています。日本の国際協力と聞いて、最初に一般の人々が思いつくのも、途上国で井戸を掘って水資源を確保することでしょう。それくらい、水の問題は、人間にとって重要でかつ広範な問題であり、なかなかひとことで「これが水の問題だ」と定義するのは難しいかもしれないのですが、そこをあえて沖先生にお聞きします。地球全体で考えたとき、人間にとって今、「水の問題」とはまずなんでしょう?

【沖】深刻なのはやはり第一に「飲み水の問題」ですね。なにせ安全な飲料水にアクセスできない人が世界では9億人弱もいるのです。
ちなみに、ここでいう“アクセス”とはWHOが定義したもので、1km以内に一人1日20リットルの水を確保できる場所がある、ということが目安です。
1kmの距離を歩くと片道約15分かかるので、安全な飲み水へのアクセスがない人たちというのは、生活に必要な水を得るのに毎日往復30分、家族全員分を運ぶのに例えば4往復必要なら2時間以上の水汲み労働が必要な計算になります。そんな状況下にある人たちが9億人弱もいるということに驚かれるかもしれませんが、これでもずいぶん改善した数字なのです。90年代以降、世界中で「水」の安定供給を標語として途上国支援をしていこうという動きが進んだ結果、安全な水にアクセスできない人の数は確実に減りつつあります。
実は、安全な水の確保というのは、単純に「命」の問題だけを解決するだけではないのです。水へのアクセスが改善した地域では、子供たちの就学率が改善されたり、女性の社会進出が促進されたりするんですよ。
≪引用ここまで≫

いま日本では、ミネラルウォーターを買うことも不思議でない時代になってしまった。
それでも世界的に見れば、とても水に恵まれた国であることは論を待たない。
子どもたちが、「世界から日本を見る」ことはなかなか難しいかもしれないが、こんなことを知って「へぇ~、そうなんだ…」と感じることが、将来への種まきだと思う。

ぜひ、子どもたちに読んでほしい。

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