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日本映像ソフト協会の発表によれば、2009年上半期のビデオソフト(DVD、Blu-Ray、UMDなど)の売上は1277億3100万円で、前年比9.7%の減少となった。前年同期比では3期連続マイナスで、年間では4期連続マイナスの可能性が高くなる厳しい結果となった。 DVD販売のうちアニメの占める位置は依然大きい。DVD販売用の売上高のうち「日本のアニメーション(一般向け)」は、全体の30.4%を占め、昨年に引き続き占有率1位となった。同様にレンタル店用の販売でも、前年に引き続き「洋画(テレビドラマ除く)」に次ぐ、占有率2位を維持した。 「日本のアニメーション(一般向け)」は、アニメーションのジャンルから「海外のアニメーション」、「日本の子供向け(アニメーション)」を除いたもので、アニメーションの売上全体の8割以上を占めている。一般にアニメファンと呼ばれるコア層が購入する作品から構成されている。 ビデオソフト全体では減少傾向となっているビデオソフト市場だが、「日本のアニメーション(一般向け)」の販売用、つまり個人が購入する映像パッケージはDVDとBDの合算では健闘している。 昨年来、アニメBDの売上が急増していることはたびたび伝えられているが、こうした状況がアニメのビデオソフト売上全体にも影響したようだ。特にBDはDVDに較べて販売価格が高くなっており、これも売上高の増加に影響を与えているとみられる。 日本映像ソフト協会 http://www.jva-net.or.jp/ |
posted by animeanime at 2009.09.12 |
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