2008.12.09 Tuesday
カメラマン中村愛さんの「子どもの写真撮影会」受付係
子どもの写真を専門とするプロのカメラマン中村愛さんの「子どもの写真撮影会」で1日お手伝いをしてきました。
この撮影会、写真を撮るのは中村愛さんですが、撮影会を主催するのはいつもお母さんたちの方。最初はお友だちの子どもの写真を撮っていたのが口コミで広まり「うちの子も撮って!撮って!」と、たくさんのお母さんが集まり、定期的に撮影会をするようになったそうです。
今まで開催した撮影会は50回以上だといいます。
今回の撮影会の場所は、横浜の山下公園。元町・中華街駅のすぐ近くにある海沿いの公園です。
撮影会は朝10:00スタートなので、9:30から公園で準備開始。中村愛さんは、撮影場所を確保して、光の角度を見ながら試し撮りをしています。
こういった撮影会はちゃんと公園の撮影許可証が必要です。場所によってマチマチだそうですが、ここは撮影許可証の料金3900円だそうです。
10時になると撮影会に参加する親子がたくさん集まってきました。
撮影会は10:00〜16:00まで。受付は14:30で締め切りです。
1回の撮影会で参加できる親子は30組前後。代表のお母さんがメーリングリストで情報を流し、開催場所の近くに住んでいる親子に参加を促すようですが、毎回あっという間に埋まってしまうそうです。
わたしの仕事は、撮影に参加する親子の受付係。名前や住所、メールアドレス、子どもの特徴などを書いてもらい、参加費を集めます。あとは、注意事項の説明や、順番を伝えたりという仕事です。
料金は、基本参加費が2500円(3カット)
+2カットが1000円
CD-Rでの配送が300円
この3点セットで注文するお客さんが多かったです。
その他、アルバムや傷消しなどのオプションもあります。
スタジオで撮ってもらったりするより断然安いし、何より写真が良いということで、リピーターの方が多かったです。
撮影は、芝生と紅葉のある場所で行われます。
順番待ちの子どもたちは噴水で遊んだり、お母さんたちはおしゃべりをしたり。
ペットと一緒に写真が撮りたいということで、ウサギを連れてきていた親子もいました。毛布にくるまっているのがウサギです。
ホームページに載せる写真撮ってもいいですか?というと、みなさん「いいですよー。」と言ってくれるんですよね。子どもは写真撮られるのがうれしそう。
こちらのお母さんは、撮影前に子どもが寝てしまい、ずっと困っていました。順番待ちを3回くらいパスしてようやく起きてくれた様子。でもまだ眠そう・・・
この子のお母さんは「子どもが動いちゃって、自分ではいい写真が撮れないんですよ。」と言っていましたが、たしかにむずかしい・・・
わたしも写真を撮らせてもらいましたが、すぐ動いてしまうので、ぶれまくる。元気すぎるのも大変なんですね。
撮影中の中村愛さん。飛んだり跳ねたり吠えたり(?)、とにかく子どもを笑わせるためのパフォーマンスがすごい。
1組あたり平均10分の撮影時間ですが、本当にいい写真が撮れるまで撮影するので、子どもの状態によってはそれ以上かかったりもします。一瞬の表情をとらえるのはすごい。
お父さんに抱き上げてもらい、紅葉の中で撮影。
15:30で終了。合計27組の親子を撮影しました。
実は、キャンセルが多くて26組の予定だったのですが、通りすがりで飛び入り参加した親子が1組いました。
合計金額94,800円。
ここから、写真の補正を含め、1〜2週間で届く予定だそうです。
実際に中村愛さんの撮った写真はこんな感じ
© Ai Nakamura
© Ai Nakamura
© Ai Nakamura
こどもを撮るのは本当にむずかしいと思います。こんな風に、子どもの透き通るような肌とキラキラした目の輝きを撮れるのは、グラビアなどの撮影アシスタントの下積み時代がってこそだと言っていました。
撮影後は横浜ということで・・・
中華街でごはんをごちそうになりました。
今回の報酬は、6時間×時給800円ということで、4800円いただきました。ありがとうござおいます。
1日外にいましたが、前日の街頭募金で慣れたのか、この日はあまり寒く感じませんでした。何より子どもたちが元気で、見ていてたのしい。なんだか癒された1日でした。