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原田泰治ふるさと心の風景展

2009-01-26 10:44:30 | Weblog
1月24日寒かったですね。風が吹いていたので体感温度がぐっと下がっていたのでしょうか。逓信総合博物館で開かれている原田泰治「ふるさと心の風景」展を見てきました。これは切手でシリーズ物として発表されている作品を展示しているものです。作品を見てとても暖かい気持ちになりました。原田さんの生い立ち、父ちゃん、母ちゃんと呼びかける姿、テレビでも取り上げられていましたが、地にはいつくばって観察していた幼児の頃の体験・自然の姿をそのまま画いていると感じました。いつまでも活躍して欲しいですね。さだまさしさんとの友人関係もそのままの人柄が滲み出していました。それにしても逓信とは古い言葉ですね。日本全国隅々まで郵便配達人の人柄がしのばれます。僻地ではいまもってお手紙配達は待ち遠しいものではないでしょうか?郵政民営化でこの暖かみが消えてしまわないことを祈ります。

この作品の題は「秋一色」茨城県行方市の風景だそうです。展覧会は2月1日までやっていますよ。
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続けて

2009-01-08 13:25:29 | Weblog
新年に富士山の姿を見るのは縁起がいいことだそうです。我が家の駒沢通り交差点からの富士も見事にその姿を見せてくれました。ついでに精進湖の富士を見ようと車を走らせました。

やや雲の多い日でしたが、精進湖からの絵葉書です。

富士山を松越しに。

氷穴はツララで覆われていました。当日は0度と出ていました。
日がくれるといやなので、行って来いの4時間弱の往復でした。
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明けましておめでとうございます

2009-01-08 13:05:36 | Weblog
2009年、平成21年を迎えました。皆様いかがな新年でしたか。世の中年明けは、景気不安から雇用不安に揺れ動いています。なにやら、不穏な発言も政務官からなされ、どうも近年の政治家は立場を考えないで本音を言い過ぎるのかもしれませんね。
さて小生宅では、4日に谷中7福神めぐりをしました。年末に急遽思い立って毎日新聞広告を見て参加を申し込みました。穏やかな天候に恵まれ、不忍池弁天様から田端東覚寺までぶらぶら歩きをしてきました。当日は日曜にもかかわらず意外とすいていました。若者は年末から年始にかけてカウントダウンとやらで渋谷など盛り場で集まって暴れた様子がテレビ放映されましたが、4日には疲れてしまったのかあまり見かけませんでした。上野公園で路上生活者見られる人がベンチを占領して一般の人はまったく座れない状態でしたが・・。道端に寝ている人もいました。

護国院の大黒様
大安寺で休む外人
夕焼けだんだん坂
着物姿はこの人だけ。
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年末を迎えて

2008-12-31 16:22:47 | Weblog
とうとう今年も終わり、後数時間すると紅白も終わって除夜の鐘を待つばかり。「変」の言葉に表されるように、大変変化にとんだ一年、特にアメリカ経済の破綻は全世界を震わせています。ブッシュからオバマへ選挙戦による政治の空白化からでしょうか?今年の出来事ベストテンなどはまあ新聞に任せるとして、円高でこれだけ損するからといった安易な表現での解雇に踏み切る業界はなんとも日本的な心情からするとなんとも残念です。蓄積した利益を取り崩してでも救ってみる企業家はいないのですかね。トヨタさん大政奉還なんて考えないで欲しいですね。ろくなことはないと思いますよ。
この4月からの小生のブログ、どうも文章が長くなってしまうとの事で不評のようです。どう改善するかとも思いましたが、老害的なことになりそうですので、新年からは少し立ち止まろうかと思っています。そんなわけで羅列的に写真をお送りします。

我が家の2台の自転車です。上のは旧来からあった長年乗っていなかったプロンプトン、したのはYS−11これがハイブリットでいとこの白井健一君から購入したものです。プロンプトンは納入と同時に引き取ってもらうようにしていましたが、長男の嫁が手入れして乗ってみるといっていますので使ってもらいます。試しに手入れして油もギアに入れるとこれがYS−11より乗り心地が良くなったのですね・・。

アクアラインからみた菱川早春の浮世絵の世界。

養老渓谷の紹介。秋も過ぎていましたが、紅葉の時期は素晴らしいと思います。ぜひ来年はトライしたいと思います。

長男家族と伊豆長岡の三養荘に。3時間弱の行程、デイコースでしたが、美味しい懐石料理とお庭、内風呂・大浴場温泉を堪能してきました。もと岩崎別邸を移築し村野藤吾設計の純日本風の美しい旅館でした。昭和32年に行幸された折に立てられた別邸(この建物)を使わせていただき幸運でした。
では皆様この一年間いろいろお世話になりました。世の荒波にも耐え無事乗り切ることが出来るでしょう。私たち世代にとっては「年金」はクレジットです。なにかとよろしく。来年も元気に過ごしたいものです。



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12月19日

2008-12-19 20:17:48 | Weblog
昨日福田前総理の後援会新政研21フォーラム講演に行ってきました。福田さんのお話の後
日本総合研究所会長寺島實郎氏による「2008年を総括する視座」世界潮流と日本の進路を考えるの講演がありました。
福田氏は当然のことながら、現下の状況を見るに総選挙による政局の混乱は世界の信頼を得るためにも避けなければならない、麻生政権の判断は正しい、そして円高という状況は日本が信頼されていることでもあり、むしろこれを前向きに考えて自信をもって世界をリードしてゆくべきだ。と共に日中の絆と信頼を深めて、米欧と手を携えて世界での責任体制を築いていきたい。と述べていました。
寺島氏は、冷静なる経済指標の分析の後、ここ7年間の世界経済平均成長率が3・2%となのに、金融経済が13.6%となっていたのが問題で、現状04年の水準に減退してしまったのが経済混乱を招いている。これは、マネーを重視した米国を初めとするマネーゲームの破綻であるが、経済の本来的な姿すなわち国際協力と物つくりをベースにした経済の再構築で一時的な混乱を克服できる。日本の針路としては、強靭な産業戦略に裏つけられたアジア・ユーラシア戦略の展開を、すなわちマネーゲーム経済への省察と自律型経済構造志向と親米入亜の実体化をと訴えていました。そういった観点から、日本のとるべき方向は、低炭素社会への戦略ー環境問題、国際連帯税・食料自給率の向上、宇宙航空産業の強化などを協力に薦めてゆきたい。勿論ソフト関連技術の向上は必須。
この講演を聴いて、私的には、現在問題とされている雇用について、一時的には混乱しているようだが、たとえば食料自給率向上のために、農業生産法人を積極的に推進し、この方面に今問題とされている雇用の場を提供できれば希望が持てるのではと思いました。
閑話休題、最近の写真レポートをお届けします。ばらばらですが現在の気持ちを現しました。

箱根石仏群の一場面、青空を見上げています。

箱根峠からの夕日を浴びる富士山と芦ノ湖

我が家の書斎から見た昇る太陽

報国寺の鐘
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あれあれ追加

2008-12-12 10:28:35 | Weblog
おっととっと、肝心の次回美術館展の紹介を忘れました。

これが次回開催の案内です。期間は来年2月11日から3月29日で「祝祭の衣装展」だそうです。近所の都庭園美術館で開催される「ポワレとフォルチュニ」展とのジョイントを企画しているそうです。フランス・ロココ調の雰囲気を、春の訪れを感じつつご覧になるのも一興かなと思います。パンフレット分かりつらいですがブログ写真の限界です。
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あれあれ

2008-12-12 10:21:54 | Weblog
いつの間にか12月も半ばを過ぎました。やはり年の瀬はあわただしいのですね。小生の勤める目黒美術館近辺の風景を紹介しましょう。そのついでに次回の案内も(2月11日から3月29日まで)

朝倉文夫作平和の女神像です。雨に濡れた水滴が朝日に照らされ美しく胸元に輝いているのですが、やや表現不足。

ひろしま展の一場面。残された衣装がアートとして表現されました。

近所の清掃工場の煙突が、青い空雲に映えていました。
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今年も12月を迎えました

2008-12-01 20:24:30 | Weblog
このところ出入りの激しい天候が続いています。そう思っているうちに12月、今年も終わりに近づきました。今日は良い天気、さる方のお誕生日のお茶会に招かれていましたが、お風邪のため急遽お取りやめになり、なんだか肩透かしを食らった感もしましたが、まあ仕方ない事でしょう。捕らえ方はいろいろありましょうが・・。ともかく御記帳に行ってきました。天候が良かったので気持ちは上々でした。
11月末には鳩ノ巣渓谷に行ってきましたのでお写真をお目にかけます。

青梅線白丸駅にて待ち合わせ、30分に一本の電車でしたので早く来た人は9時頃に遅く来た人は十時頃に落ち合いました。結構冷え込んでいました。駅から見た風景です。黄葉が朝日に照らされてスポットライトを浴びていました。

白丸湖ではカヌー練習の人が美しい緑色の湖面を進んでいました。なんで緑色の水なのでしょうか。疑問に答えられなかったです。

鳩ノ巣渓谷のビューポイント、やや天候が悪くなっていました。
風邪の季節、健康には気をつけてお過ごしください。
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連休はいかがお過ごしでしたか

2008-11-24 15:43:33 | Weblog
この一週間良い天気に恵まれました。今日は早朝気持ちのよい晴れ間でしたが、9時過ぎからはどんよりとした曇り空に変わり、午後3時現在雨が降ってきました。そろそろ冬の季節を迎える気候となってくるのでしょうか。
昨日23日は勤労感謝の日、宮中では新嘗祭が厳かに行われたはずです。一昨年までは私もお勤めをしていたのかと思うとなんとも複雑な気持ちがします。なんといっても、のんびりと休みを取っているのですから・・。新嘗祭は、今年取れた新穀を天皇がもろもろの神にささげて共にし、今年も無事に収穫を出来たことを感謝する日なのです。今は勤労感謝の日の名称で休日となっていますが、本来は無事に食物を収穫できたことを国民上げて神に感謝するとても重要な日なのですよ。戦後の教育行政のおかげで、休日だけが強調されて、本来的な意義の、目に見えぬ神による恵みによって生かされている労働するはかない人間の存在を認識し、感謝をささげることが忘れ去られているのではないでしょうか。
政界の混乱振り、アメリカ発の金融不安、年金問題、厚生省の高官夫妻殺傷事件、親子殺し、おれおれ詐欺、携帯電話の被害などなど、社会的に混乱している現状を見るにつけ、戦後教育制度での欠陥も露呈しているようにも思えます。
なになに、君だけが時流に乗り遅れているのでは・・、うーんそうかもとも思えますが・・。
月初めに、地区の町会の旅行で榛名山にバス旅行をしました。初めての参加でしたがそれなりに楽しんできました。そこでは、デジカメ撮影のパソコン取り入れに失敗し、結果としてIT社会のりおくれを露呈しました。

片倉製糸富岡工場の入り口です。明治5年竣工の工場がそのまま残っています。いま世界遺産に登録申請中だそうです。

整然と並んだ製糸工場です。操業じのまま残っているとか。

甘楽町の武家屋敷塀にそって美しい菊が植えられていました。信長の次男信勝が移されて城郭を造っていたそうです。現在復元中。江戸末期には松平系となり織田は天童に移りました。
そのあと町並みや、庭園、そして伊香保の紅葉、榛名湖などが紹介できたのですがパソコン取り入れ失敗でダメになりました。
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展覧会のご案内

2008-11-19 10:55:53 | Weblog
このところ、シルバーの勤めの関係からか展覧会に行く機会が増えました。11月に入って、上野都美術館でのフェルメール展、平成館での大琳派展と見ました。勿論目黒美術館の石内都展もです。フェルメールは断片的に何度も見る機会がありましたが、今回もうわさにたがわず素晴らしいデルフト展でした。琳派展は、俵屋宗達の天才的な(もっとも皆天才ですが)タッチに触れ、それが尾形光琳・酒井抱一・鈴木基一の風神雷神屏風絵・襖絵の同一絵柄で比較して見られるのですから溜まりません。宗達の白象・唐獅子図、関屋図もその自由な気風にふれ、日本の絵画のすばらしさに感心しました。後琳派風は形式美に流れて有名になっていますが、初期には気力あふれる斬新な画風だったのですね。
ところで石内都展(11月15日から1月11日まで開催、休館日あり)です。彼女は45年頃全共闘活動者ではありますが今では国内というよりは国外で評価を得ています。初期の写真のビンテージ写真(白黒で焼きこんで粒子が極端に粗い表現)はアメリカでは全紙で百万円の値段がついているそうです。それに反して、今回初めて取り組んだ「ヒロシマ」は、そういった反戦的な思想は抜きにして、残された引取り手のない遺品の数々を、丁寧に写しこむことによって、失われた生活環境を美しくよみがえらせたと感じました。
監視員(ちなみに私は今回は原則として水・土が勤務です)として毎回お目にかかれるのは楽しみですが、ビエンビナーレに参加した「マザーズ」は、肉親の生活環境を生に表現して、彼女の勇気に感心しました。


今は便利、音声ガイドもこのようにペンでパンフレットを指すだけで出来るのです。

これは尾形光琳の風神雷神図


現在にも通じそうな絵柄の洋服、石内都さんが多摩美デザイン出身を思い出させる作品の取り上げ方の数々

なんとも悲しい「女学院」のネームの入った制服。
いずれも引き取り手がなく記念館に残されている遺品だそうです。
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