2009年 9月 28日
自民党総裁選 岡山・香川も谷垣氏が最多
自民党は総裁選挙で谷垣禎一さんに再生への道を託しました。岡山・香川の党員による投票でも谷垣さんが最多の票を集めました。岡山市の自民党岡山県連では、午前11時半から県内の党員約2万2000人を対象にした党員投票の開票が始まりました。その結果、谷垣さんが全体の半数以上の得票で岡山県連に割り当てられた6票のうち4票を獲得。河野太郎さんが2票を獲得しました。香川県連でも割り当てられた6票のうち谷垣さんが4票を獲得、河野さんが2票を獲得しました。一方、投票率は岡山県連が41%で麻生総裁が選ばれた前回を約5ポイント下回り、香川県連も45%で前回を14ポイント下回りました。党員の関心低下も懸念される中、野党・自民党は再生に向けたスタートを切ります。

津山ICでETC開かないトラブル
28日、中国自動車道、津山インターチェンジで、ETCレーンのゲートが開かないトラブルがありました。車の渋滞が一時、本線にまで及びましたが現在は復旧しています。西日本高速道路、中国支社によりますと、午後3時過ぎ、中国道、津山インターチェンジで2カ所あるETCレーンのゲートが開かなくなりました。このトラブルの影響で一般レーンに車が集中したため、一時、料金所から本線あたりまで通過待ちをする車の長い列ができました。ETCレーンは約1時間後に復旧しましたが、西日本高速道路中国支社では何らかの原因でシステムトラブルが起きたと見て原因を詳しく調べています。

岡山・香川で交通事故相次ぐ 2人死亡
秋の交通安全運動が行われていますが、27日から28日にかけ岡山・香川で交通事故が相次ぎ、2人が死亡しました。28日午前6時20分ごろ、観音寺市大野原町の県道で、バイクが乗用車と道路の中央付近で正面衝突しました。この事故で、バイクを運転していた近くに住む農業今井浅治さん(83)が死亡しました。現場は見通しの悪いやや急なカーブで、警察では、双方が安全をよく確かめなかったのが、事故の原因とみて調べています。一方、赤磐市光木の国道では27日午後4時ごろ、軽乗用車がセンターラインを越え、対向して来たワゴン車と衝突しました。この事故で軽乗用車の後部座席に乗っていた倉敷市老松町の無職、多田正行さん(72)が死亡したほか生後3カ月の男の子など6人が重軽傷を負いました。

逮捕の次男 警察に通報後に絞殺
倉敷市で認知症の母親が、首を絞められ殺害された事件で、逮捕された次男は自ら警察に通報した後に再び、母親の首を絞め殺害していたことが分かりました。殺人未遂の疑いで逮捕された倉敷市水江の無職、真田勝重容疑者(59)は殺人に容疑を切り替えられ岡山地検に身柄を送られました。警察の調べによりますと真田容疑者はおととい夜、自宅アパートで、母親のナツコさん(88)の首を両手で絞めて殺害した疑いです。真田容疑者は自ら警察に通報した後、ナツコさんがせき込み、生きていることが分かったためもう一度、首を絞めて殺害したということです。ナツコさんには認知症の症状があり、真田容疑者と2人で暮らしていました。警察の調べに対して真田容疑者は、「介護に疲れて母親の首を絞めた」と供述しているということです。

氾濫した山家川に監視カメラ設置
先月9日の集中豪雨で河川が氾濫し、多くの浸水被害に見舞われた美作市は、河川の状況をチェックする監視カメラを設置しました監視カメラが設置されたのは美作市柿ケ原の山家川上流です。カメラは月明かりほどの明るさでも映る高感度カメラで、遠隔操作によって上下左右にカメラを動かし河川の状況をリアルタイムで監視できます。28日、約25キロ離れた美作市役所に光ファイバーによって映像が送られ、画像などをチエックしました。先月9日の豪雨では山家川の氾濫によって約750棟の建物が浸水する被害に見舞われ、美作市は岡山県に対し、河川の改修を行うよう要望しています。