沖縄に続き大阪でも「警報」―インフル保健所別定点
大阪府西保健所管内のインフルエンザ定点当たり報告数が、9月14−20日の週に「30.0」以上となり、警報レベルを超えたことが28日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。また、注意報レベルを超えた保健所は、大都市での増加が目立っている。沖縄県以外の保健所で警報レベルを超えたのは、患者数が増加し始めた7月6−12日の週以降で初めて。
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警報レベルを超えたのは、大阪の1保健所のほか沖縄の3保健所。全国では4保健所で、前週(9月7−13日)と同じだった。注意報レベルを超えたのは、大都市を中心に63保健所(東京15、大阪12、神奈川9、福岡5、愛知4、北海道、埼玉、千葉、兵庫、沖縄各2、岩手、宮城、群馬、滋賀、和歌山、広島、長崎、鹿児島各1)で、前週の13保健所から大きく増加した。
定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者数の推計は約27万人で、前週の約18万人の1.5倍になった。
この間の定点当たり報告数は「4.95」で、前週の「3.21」から大きく増加した。
更新:2009/09/28 19:52 キャリアブレイン
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