岩手のニュース

岩手・ドクターヘリ 「発進基地方式」導入ならば可能

 ドクターヘリ導入の可能性を検討する岩手県の有識者会議は28日、2回目の会合を県庁で開き、盛岡市中心部の岩手医大を基地病院とする場合、郊外のヘリポートを新設する方式なら導入可能であることを確認した。

 県の調査を受託した愛知県の航空会社が、導入可能な運航システムとして、郊外に医師らが詰める基地ヘリポートを設ける「発進基地方式」を報告。基地ヘリポートを出発したヘリが患者を収容後、医大近隣の既存のヘリポートなどで搬送車両に引き継ぐ。全国では沖縄県が導入している。

 基地へリポートの候補地として盛岡市箱清水1丁目の岩手医大グラウンドや矢巾町の医大矢巾キャンパスが挙がった。運航可能まで最低2年を要するという。

 岩手医大敷地内や近隣地域への基地へリポート設置は、騒音などから難しいと判断された。

 県は、10月26日の会議で運航システムなどの詳細や関係者の意見を取りまとめ、ドクターヘリ導入の判断材料にする。


2009年09月29日火曜日

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