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2009年9月28日 (月)

夫婦別姓と戸籍制度

民主党がまたもや日本の根幹を揺るがす政策を持ち出してきました。

YOMIURI ONLINEより
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090927-OYT1T00001.htm
引用開始--------------------------
夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案

 政府は、夫婦が別々の姓を名乗ることを認める選択的夫婦別姓を導入する方針を固めた。

 早ければ来年の通常国会に、夫婦同姓を定めている民法の改正案を提出する方向で調整を進める。現行の夫婦同姓は1947年に民法に明記され、約60年ぶりの大幅改正となる。

 夫婦別姓の導入は、政権交代により、衆院選の政策集に「選択的夫婦別姓の早期実現」を明記した民主党を中心とした政権が誕生したことによるものだ。民主党は、1998年に民法改正案を共産、社民両党などと共同で国会に提出したが、自民党が「家族の一体感を損ない、家族崩壊につながる恐れがある」などと強く反対して廃案となった。その後も、毎年のように共同提出してきたが廃案となってきた。

 一方、法務省も、96年の法制審議会(法相の諮問機関)で選択的夫婦別姓の導入が答申されたことを受け、夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案をまとめた経緯がある。強い反発を示してきた自民党が野党に転じ、与党と法務省の考えが一致し、政府提案による法改正が可能となった格好だ。

 民主党などの民法改正案は、〈1〉結婚時に夫婦が同姓か別姓かを選択できる〈2〉結婚できる年齢を男女とも18歳にそろえる――ことが柱で、おおむね法制審答申に沿った内容だ。

 しかし、別姓を選んだ夫婦の子の姓に関しては、法務省案が「複数の子の姓は統一する」としているのに対し、民主党などの案は子の出生ごとに決めるとしており、今後調整する。千葉法相は17日の就任会見で、夫婦別姓導入に前向きな考えを示した。

(2009年9月27日03時01分  読売新聞)
引用終了--------------------------

夫婦別姓導入のための民法改正案は、これまで民主、社民、共産、公明などによって何度も提出されその都度自民党が反対しつぶしてきました。民主党が長期の政権を担い安定した政権運営をしているのであれば、俎上に乗せて議論すれば良いと思います。ですが自民にお灸を据えるべしの風に乗って、政権を奪取した直後に、このような法案を一気に通すことは、多くの国民は望んでいないでしょう。
衆議院選で、夫婦別姓の導入を念頭に入れて民主党に投票した有権者がいったいどれほどいるでしょうか。半分はおろか、ほとんどの方々は全く意識していなかったのではないでしょうか。長い選挙期間中にマスコミなどで夫婦別姓が話題になった事は私の知る限りなかったし、ぜひとも夫婦別姓を導入したいなどと訴えて当選した議員が居るとも思えない。

ただただ「政権交代」と騒がれた選挙で政権を取ったからと言って、国民のお墨付きを頂いたかのように、このような制度を安易に導入しようというのは、暴挙というしかない。

夫婦別姓を導入するには当然戸籍制度を変更することになります。

現在の婚姻制度は女性が男性の戸籍に入るという形が大多数なので女性差別だという主張もあるし、姓が変わることによる職場でのデメリット、あるいは旧姓を通称として使っても公的文書では本名を使わなければならないなどの煩わしさ、各種手続きの煩雑さ、など夫婦別姓導入を望む側の主張は色々あると思いますが、戸籍制度を根底からひっくり返してまで導入しなければならない制度ではないと、私は思います。

民主党がこの制度を急ぐのは、国民の声をじっくり聞き出したら到底実現できない制度であるとわかっているからなのでしょう。この話題、今のところ何故か読売ぐらいにしか乗っていません。毎日、朝日、産経あたりは読売に出し抜かれただけなのか、あるいは報道しないつもりなのか。

夫婦別姓とはどういうことなのか、それによって戸籍にどんな影響があるのか、誰が得する制度なのか、そのあたり国民がしっかり認識した上で議論され、その結果国民が支持するのならば、それでも結構ですが、深く議論していくほど国民の理解を得られない制度だと私は思います。

ところで、数日前に「ねずきちのひとりごと」というブログで「戸籍について考える」( http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-639.html )というエントリがありました。
このブログのサイドメニューからリンクしているので既にご覧になられた方もいるかと思います。

夫婦別姓を考えるにあたり、一度読まれることをお勧めします。

私は「なるほど」と感嘆しました。
日本人の精神を形作った重要な要素のひとつが「戸籍」と考えて良いのではないでしょうか。

戸籍制度を破壊する夫婦別姓の導入に私は反対です。

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2009年9月24日 (木)

タリバンに職業訓練という平和ボケ発言

最近ブログの更新が止まっています。
民主党政権についてあれこれネタはあるのですが、ここまで無茶な政権だともはや細かいことを一々指摘するのが馬鹿らしくなってきます。

とはいうものの相変わらず、マスコミ(特にテレビ)が鳩山政権のマイナスになることを報道しないので「やはり指摘していかなければ」と気を取り直して。

時事ドットコムより
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092300241
引用開始----------------------
鳩山首相、職業訓練でアフガン支援=英は給油継続を要請

 【ニューヨーク時事】鳩山由紀夫首相は22日夜(日本時間23日午前)、ブラウン英首相とニューヨーク市内で会談し、アフガニスタンへの復興支援に関し「(反政府武装勢力の)タリバン兵士の社会復帰のための職業訓練を行い、平和にする道もある」と述べ、民生分野で積極的に実施する意向を表明した。
 また、ブラウン首相がインド洋での海上自衛隊の給油活動について見解をただしたのに対し、鳩山首相は「日本が最良の貢献をするにはいかなる形がよいのか考えていく」と述べた。
 一方、ブラウン首相は、地球温暖化対策に関する鳩山首相の演説への賛意を表明。両首脳は途上国支援で協調していくことで一致した。
 これに先立ち、岡田克也、ミリバンドの両外相が会談。ミリバンド氏は、給油活動について「非常に重要であり、継続をお願いしたい」と要請したほか、両氏は北朝鮮問題での日英の連携を確認した。 (2009/09/23-14:57)
引用終了----------------------

世界の多くの国が日本の給油活動継続を望んでいます。

憲法で軍事力の行使を縛られた自衛隊が、その高い給油の技術力を評価され、感謝されている。

その給油活動を終了させて、変わりに、鳩山首相が提案したのが「職業訓練」ですか。

ブラウン英首相は、冗談だと思ったのでないのだろうか。

タリバンにどんな職業訓練を行うのか。

タリバンはどんな職業に就けるのか。

そもそもタリバンは武器を捨て職業に就くことを望んでいるのか。

ただ単に職がないからタリバンになったのか。

どう考えても悪い冗談にしか思えない。

そんな話を日本の首相が他国の首相にしたのだから、日本国民としてこれほど恥かしい事はない。

給油活動を評価したくないが為に、無理に的外れな支援策など打ち出すなんてことは、迷惑でしかない。

温室効果ガス25%削減の演説にも共通することですが、政治ごっこを国外まで広めるのは早急に止めていただきたい。

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2009年9月18日 (金)

長妻VS厚労省。徹底的に殴り合え

鳩山政権が誕生し、いろいろな事が起ころうとしています。

民主党がこれから行おうとする政策のほとんどに賛同できない私は、鳩山政権に期待していないどころか、法務省、文部科学省、防衛省など、心配で心配で。

そんな鳩山政権で唯一期待できるのは、官僚による政治支配の打破でしょうか。

といってもこの国は官僚がいなければ成り立たないことはわかっていますので、まじめに懸命に働く官僚が力を発揮し、自分や自省のためだけに働く官僚が減ってくれるだけでいいのですが。

自民党政権下で官僚は力を付けすぎましたので、暫く民主党には官僚支配の膿を出してもらい、その後自民党が政権を取り戻せばいいのではないかと思います。

注目するのはやはり厚労省でしょうか。

昨日から完全な戦闘状態のようです。

スポニチより
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/18/01.html
引用開始-----------------------------------
初登庁の長妻厚労省を無視!大人げない対応に終始

 「脱官僚支配」を掲げて船出した鳩山内閣は、発足から一夜明けた17日、本格始動した。新閣僚は次々と省庁に入り、自公政権の前任者から引き継ぎを行った。年金記録不備問題などを厳しく追及して「ミスター年金」として名を上げた長妻昭厚生労働相も初登庁。しかし、出迎えた職員の拍手はなし。政と官、本格的な攻防が幕を開けた。

 長妻氏は午前10時すぎに登庁。公用車を降りると、正面玄関前で立ち止まり、出迎えた同省の水田邦雄事務次官とあいさつ。やや硬い表情で「よろしくお願いします」と2、3度頭を下げると、足早にエレベーターに向かった。200人近い職員らが登庁の様子を見守ったが、拍手は起きず、自公政権時代は恒例だった花束贈呈のセレモニーもなかった。

 「消えた年金記録」問題などを鋭く追及し、官僚主導から政治主導への転換を掲げる鳩山内閣の象徴的存在として入閣。舛添要一前厚労相から引き継ぎを受け、「引き続きご指導を。今度は追及される方なので」と緊張した面持ち。職員らを前にしたあいさつでは「皆様方は私に対していろいろな思いを持っているかもしれないが、今後は一丸となって信頼を回復し、国民に奉仕する役所に変えていきたい」と協力を求めた。

 関係者によると、鳩山由紀夫首相は当初、長妻氏に行政刷新相を打診。しかし、長妻氏が「年金問題をやらせてほしい。厚生労働副大臣でもかまわない」と一歩も引かなかったため、ポストを変更したという。組閣後の17日未明に首相官邸で行った記者会見で、年金記録不備問題への対処を問われると「2年間で人、モノ、金を集中的に投下し、国家プロジェクトとして取り組む」と強い意欲を見せた。

 官僚への厳しい姿勢で知られる長妻氏の大臣就任に、厚労省内は戦々恐々。官邸での会見は多くの職員がくぎ付けになって見守り、ある幹部は「今後どのような指示が来るか分からないので、気を引き締めないと」と話した。

[ 2009年09月18日 ]
引用終了-----------------------------------

スポニチは毎日新聞系列なので、やはり民主贔屓なのでしょう。
それが記事のタイトルに現れています。

厚労省職員はちゃんと玄関で出迎えています。
ただ拍手しなかっただけ。

これまで徹底的に厚労省を攻撃してきた長妻氏が大臣になって乗り込んで来るのだから、恨みこそすれ歓迎しないのは当然でしょう。今までの大臣と同様に拍手で迎えられたならばそれこそ違和感があります。

ちなみに
×長妻厚労省
○長妻厚労相
ではないですか。スポニチさん。

あれだけ年金問題を追及している長妻氏に対しては、自民支持者の中には「お前がやって見ろ」と思っていた方も多いと思いますので、今回の閣僚の中では唯一、適切な任命だったのではないでしょうか。お手並み拝見です。

ところでこんな記事もあります。

CBニュースより
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24378.html
引用開始---------------------------------
「マニフェストの熟読を」―長妻厚労相が訓示

 鳩山新内閣の長妻昭厚生労働相は9月17日、厚労省に初登庁した。舛添要一前厚労相からの事務引き継ぎの際には、少し緊張した面持ちだったが、その後の訓示では、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)の冊子を手にしながら、「政権が交代した今、ある意味では、国民と新しい政府との契約書、あるいは命令書と考えてもよいと思う。厚労省所管の部分を熟読し、どうすれば実行できるか知恵を出してほしい」と、約1000人の職員を前に訴えた。

 午後1時半すぎ、大臣室のいすに腰を下ろした長妻厚労相は、報道陣を前に少しこわばった表情を見せた。その後、入室した舛添前厚労相は対照的に満面の笑み。引き継ぎ書に署名した後、「党派を超えて国民の命を守ることが大事なので、ぜひご健闘をお祈りいたします」とエールを送った舛添前厚労相に、長妻厚労相は「引き続きご指導をお願いします」と応じた。

■職員の意識改革促す

 約1時間後に行われた新厚労相の訓示に先立ち、職員の前であいさつした舛添前厚労相は、「先程、長妻さんと新型インフルエンザ対策について、細かく引き継ぎをやった」と強調し、「新大臣の下で、『国民の命を守る』という意識で頑張ってほしい」と述べた。

 舛添前厚労相と共に登壇した長妻厚労相は、「遅くとも年内には、これまでたまったあかというか、うみというか、そういうものを洗いざらい表に出してもらいたい」と訓示し、職員の意識改革を促した。その上で、「いろんな制度が厚労省にはあるが、『この制度はまずいな。でもあんまりまずいまずいと言うと、制度をつくった先輩に迷惑が掛かる』『自分たちの省の制度だから、あまり欠点を言うのはよくない』という考え方がある。アフターサービスの発想で、おかしい制度の問題点を是正するよう、声を出してほしい」と求めた。
 長妻厚労相はまた、幹部職員の国会答弁について、「政権交代を機に切り替えて、正しい方向に導き出すのがよいのではないか。きれいな形になって、厚労省を再建するというか、信頼を取り戻す。それが国民にとっても、皆さんにとってもよい」と述べた。

更新:2009/09/17 21:58   キャリアブレイン
引用終了---------------------------------

長妻厚労相が民主党のマニフェストを背広の内ポケットから取り出し、記事にあるような発言をしたのをテレビで見て、「この人はとんでもない思い違いをしている」と思いました。

確かにマニフェストには民主党がこれからしようとしている政策が書かれているでしょう。
マニフェストに賛同して民主党に投票した人も少なからずいるでしょう。
民主党政権で任命された長妻厚労相がそのマニフェストにそって政策を実行しようと思うことに異論は無いです。

ですが、大臣の訓示として職員に民主党のマニフェストを読めと伝えるのはおかしいでしょう。

厚労省職員は民主党の支持者でもなければ、民主党に雇われているのでもない。

あくまでも国に雇われた職員であって、政府の人間である厚労相の命令を受けるのであって、民主党の命令を受けるのではありません。

たとえ全く同じ事が書かれてあるのだとしても「民主党のマニフェストを読め」と言うべきではなく、厚労相自らあるいは厚労相の指示を受けたものが作成した厚労省としての文書を配布すべきだと思います。

麻生前首相がぶらさがり取材で、首相に対しての質問だけにし、総裁に対しての質問をしないでくれと言っていましたが、長妻厚労相も、厚労相としての長妻氏と民主党議員としての長妻氏を明確に分けるべきです。

自分の所属する政党の不利になるような政策も実行する必要が出てきた場合に、正しく判断できるかどうかはこのあたりの切り分けができているのかどうかによるのだと思います。

最近麻生首相が「昨秋選挙していれば・・・」と財界の方に漏らしたというニュースがありました。
政治家が公でタラレバを語るべきではないと思いますが、総裁としての麻生氏は解散に踏み切りたかったが、首相としての麻生氏は解散などできる状況ではなかったということだと思います。

国の舵取りを担うというのはそういう事だと思います。

長妻氏には民主党のためではなく国のために国民のために厚労省と熱い戦いをしてくださることを期待します。

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