岡山放送局

2009年9月28日 19時5分更新

自民党総裁選開票


28日行われた自民党総裁選挙で、麻生前総理大臣の後継となる新しい総裁に谷垣禎一元財務大臣が選出されました。

党員らによる投票の結果、岡山県に割り当てられた地方票6票のうち、
▼谷垣元財務大臣が4票を、
▼河野元法務副大臣が2票を
獲得しました。

今回の自民党総裁選挙は、199票の国会議員票と300票の党員票のあわせて499票の投票結果で決まり、このうち岡山県には6票の党員票が割り当てられました。

岡山市北区丸の内の自民党県連では、28日昼前から県内の党員らから郵送された党員票の開票作業が行われました。

開票の結果、投票率は41.66%で有効投票数は9207票でした。

各候補が獲得した党員票は
▼谷垣元財務大臣が5254票、▼河野元法務副大臣が2689票▼西村前外務政務官が1264票でした。

これをもとに岡山県連の地方票の6票は、ドント方式で各候補に割りふられ、
▼谷垣元財務大臣が4票、
▼河野元法務副大臣が2票を
獲得しました。

今回の結果について自民党岡山県連の天野学幹事長は「3人の候補のお考えをうかがってきたが、人柄、政策、経験をすべて兼ね備えた谷垣氏に票が集まったのではないか。谷垣氏は人柄がまじめなので国民の声を聞いた上で党の再生に向けて努力してもらいたい」と述べました。

一方、岡山県から選出されている自民党の国会議員では、岡山1区選出の逢沢一郎氏は谷垣氏に、岡山5区選出の加藤勝信氏は西村氏に投票したということです。