| 八ツ場ダム建設中止を掲げた前原国交相に対する地元の抵抗を見ていると、つくづく、この国の再生は大変だ。地元民だって、もともと反対してきたダムだ。50年かかってもまだできない。工費も青天井で、誰が見ても、工事続行は疑問なのに、「ダムがなければ生きていけない」という地元民がいる。これぞ、積年の自民党の悪政のツケなのだ。自民党が私腹を肥やすために公共事業を麻薬のようにばらまき続けたせいで、日本中が公共事業なしではやっていけなくなってしまった。だから、無駄な公共事業を止められない。鳩山政権は、麻薬で廃人のようになったこの国を体質から変えなければならない。これは茨の道になる。 |