大阪府警捜査2課と平野署は25日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、衆院選大阪2区で当選した民主党の萩原仁氏の支援者で、大阪府豊中市曽根南町、不動産会社経営赤沢智容疑者(56)を再逮捕した。
逮捕容疑は公示前の6~8月にかけ、大阪市内で、40代の女性運動員4人に対し、萩原氏への投票を電話で呼び掛ける活動の報酬として現金計二十数万円を渡した疑い。
捜査2課は、運動員が電話をかける際に利用した名簿を萩原氏陣営が用意したとみており、陣営関係者の関与を調べる。
捜査2課などは5日、公示前の8月中旬、20代の女性運動員に、萩原氏の写真入りパンフレットを配布する報酬として現金25万円を渡した公選法違反容疑で赤沢容疑者を逮捕。大阪地検は25日に同罪で起訴した。
萩原氏の選挙運動については、別の支援者も公選法違反容疑で逮捕されている。